【書評】多田孝志著『グローバル時代の対話型授業の研究』

多田孝志著『グローバル時代の対話型授業の研究』

全私学新聞 平成30年2月3日 第4面より…O…“†[…o…‰”ž‚ãC‹Ä

 

「学ぶことの根本を問いなおし、学習者の一人ひとりが自己成長を確認し、他者と共創する喜びを感得できる学びを探求したいとの思い」が本書執筆の動機だ。

公立小学校、私立中・高校での教育実践体験、中近東・中南米・北米における海外滞在体験、大学教員としての研究・実践活動の集大成として、国際理解教育、対話型授業に関する理論と実践研究の成果をまとめたもの。

著者は特色として、①「グローバル時代の人間形成」等の概念を考察する理論研究であること、②長期にわたる「対話型授業」の実践研究の取り組みンお現状と課題を調査・分析すること、③理論研究と実践研究の成果を融合させ、「グローバル時代の対話型授業」の授業理論を提示すること——を挙げる。

なお、本書は、著者が兵庫教育大学大学院連合学校教育研究科に提出した博士論文「グローバル時代の対話型授業の研究」(2016年3月に「博士≪学校教育学≫取得」)に加筆・修正したもの。

著者は金沢学院大学文学部教授。専門は国際理解教育、対話論。

グローバル時代の対話型授業の研究

【東信堂 本体価格2,800円】

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