タイトル 空間と時間の教育史
サブタイトル アメリカの学校建築と授業時間割からみる
刊行日 2018年4月1日
著者 宮本健市郎
定価 3900+税
ISBN 978-4-7989-1487-9
Cコード C3037
ページ数 328
判型 A5
製本 上製

校舎と時間割の変遷から新教育の受容を解くユニークな研究!
19世紀後半、それまでは神の代理である教師の権威によって管理されていたアメリカ学校教育が、子どもの自主性を尊重する世界的な新教育運動と邂逅した。本書は、アメリカが新教育の理念を実現させようとした試みについて、19世紀から20世紀にわたる学校建築構造【空間】と授業時間割編成【時間】の変遷から捉えることで、教師の権威が徐々に解体され、子ども中心の教育思想が学校教育に浸透していくプロセスを明らかにする。また、日本における授業時間割編成原理の展開が論じられる付章により、同じく新教育運動の影響を受けたわが国との対比としても示唆的な一冊である。

はしがき
序 章 空間と時間の教育史へ

第一部:アメリカにおける学校空間の構成原理
第1章 進歩主義教育運動における学校建築思想の転換―教師中心の教場から子ども中心の学習環境へ
第2章 学校建築における講堂の出現と変貌
第3章 教育環境としての校舎の発見―アリス・バロウズの学校建築思想
第4章 工場モデルから家庭モデルへ―エンゲルハートの学校建築思想

第二部:アメリカにおける授業時間割の編成原理
第5章 コモン・スクール成立期の時間割―神の代理としての教師
第6章 工業化時代の時間割―管理の対象としての教師
第7章 新教育運動期における時間割の弾力化―教師の権威と専門性
終 章 新教育運動期における空間構成論と時間編成論の転換―子ども中心と教師の権威と専門性

付章 日本における授業時間割編成原理の展開
主要参考文献/英文 アブストラクト/あとがき/索引

関連書籍
ページ上部へ戻る