タイトル トランスナショナル高等教育の国際比較―留学概念の転換
刊行日 2014年07月31日
著者 杉本均編著 
定価 3600+税)
ISBN 978-4-7989-1240-0
Cコード 3037
ページ数 352
判型 A5
製本 上製

大学の「輸出入」・連携の世界的展開の全容と問題点
自国の大学が他国内の分校や提携機関により他国内学生を教育し学位を授与する―自国大学は教育・学位の「輸出」、他国内学生は「留学していない留学」としての費用を軽減する等、トランスナショナル高等教育は両者共に利益が期待できる新留学形態として、今や劇的な世界を遂げている。本書は留学概念のパラダイム転換として提供国、受容国双方の展開の全容を全世界的に明らかにし、効用・課題と問題点を考察した労作、近未来の日本の高等教育政策の世界展開を考える上で必読の文献である。

第1章 トランスナショナル高等教育の展開と課題
第2章 イギリスにおけるトランスナショナル高等教育
第3章 アメリカのトランスナショナル高等教育と国際比較
第4章 オーストラリアにおけるトランスナショナル高等教育
第5章 国際化を巡るトランスナショナル高等教育の機能と新たな高等教育像
第6章 オーストラリアにおけるトランスナショナル高等教育
第7章 国際化に向けた留学生政策
第8章 アジアにおける高等教育の国際連携と日本
第9章 中国におけるトランスナショナル高等教育
第10章 香港におけるトランスナショナル高等教育
第11章 韓国におけるトランスナショナル高等教育
第12章 タイおよびラオスにおけるトランスナショナル高等教育
第13章 マレーシアにおけるトランスナショナル高等教育
第14章 インドネシアとトランスナショナル高等教育
第15章 南太平洋におけるトランスナショナル高等教育
第16章 インドにおけるトランスナショナル高等教育
第17章 ドバイにおけるトランスナショナル高等教育
第18章 エジプトにおけるトランスナショナル高等教育

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