タイトル 人道研究ジャーナルVol.5 
サブタイトル 特集:戦後70年
刊行日 2016年3月31日
著者 日本赤十字国際人道研究センター
定価 ¥2200(本体2000+税)
ISBN 978-4-7989-1357-5
Cコード C3031
ページ数 256
判型 A5
製本 並製

人道研究ジャーナル 2016 ― 第五号 目次 ―

【巻頭挨拶に代えて】
犠牲で生かされる者として―共同体の紐帯としてのシンパシー (井上忠男)

【特別寄稿】
サイバー戦争における法とタリンマニュアル (ビル・ブースビー)

【特集1:被爆七〇年】
◆大戦から七〇年。世界は転換の時を迎えたか。 (リン・シュレーダー)
◆核兵器の非人道性と戦争の非人道性 (水本和実) ―被爆七〇年のいま、広島が訴えるべきこと
◆被爆七〇年目の人道理念 ―核兵器廃絶を目指す人道的アプローチにみる (齊藤彰彦)

【特集2:戦後七〇年―元従軍看護婦たちの証言】
◆講 演 十六歳・新人看護婦が見たフィリピン (木村美喜)
◆インタビュー ◇使命感に燃え大陸を流転する (齋田トキ子)
          ◇ソ連軍の進駐―緊迫した満州の地で (阿部惠子)
          ◇友と生き抜いた敗戦後の中国 (武田金子/大野和枝)
          ◇引き揚げ支援でラバウルへ (佐藤トシ子)
◆手 記    ◇赤十字条約に守られてビルマからインドへ (平井越子)

【寄稿】
流動する二〇一〇年代の世界の構図―難民問題の政治的背景  (墓田 桂)
原発事故から五年―福島から見えること (小林洋子)
《ポエム・フクシマ》 嘆きの海(東日本大震災)から (藤田伸朔)
厳冬期!大規模災害にどう立ち向かう ―積雪寒冷地の冬期被災を想定した災害対策 (尾山とし子/根本昌宏)
価値観外交と人道支援の軋み ―日本の国際人道支援への貢献に関する一考察 (堀江正伸)
《ベトナム戦争終結四〇年》日本赤十字社の「ベトナム難民援護事業」をふり返る (田島 弘)
人生のやりがいと赤十字に身を置く誇り  〝社会に貢献するモラルの高い病院〟をめざして (石川 清)
《書評エッセイ》『大学の歴史』から考える〝大学とは何か〟 (河合利修)
《赤十字発見の旅》佐賀―赤十字ゆかりの地を歩く (大西智子)

【赤十字基本原則 採択五〇周年記念】
赤十字七原則エッセイコンテスト 入賞作品

英文原稿
編集後記

関連書籍
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