国立大学事務局では誰が出世するのか?
国立大学で教員と共に働く事務職員。その存在は目立たないが、最近その働きぶりに注目が集まり、さらなる活躍が期待されている。国立大学法人化以前、事務職員が国家公務員であった時、彼らが出世する仕組みは文部(科学)省の人事システムと相互に深く関連していた。しかし、法人化によりその仕組みにも変化が現れている。本書は、昭和30年頃から始まった国立大学事務職員の管理職への昇進構造と能力開発の在り方について、法人化を経た今に至るまでの50年以上に渡る通時的変化を明らかにした、類書のないユニークな挑戦的労作である。
| タイトル | 国立大学職員の人事システム |
|---|---|
| サブタイトル | 管理職への昇進と能力開発 |
| 刊行日 | 2018年2月28日 |
| 著者 | 渡辺恵子 |
| 定価 | ¥4620(本体¥4200+税) |
| ISBN | 978-4-798-1480-0 |
| Cコード | C3036 |
| ページ数 | 360 |
| 判型 | A5 |
| 製本 | 上製 |
はしがき
序 章 問題関心と本書の構成
第一章 国立大学と文部省の組織
第二章 国立大学事務局幹部職員の昇進構造
第三章 国立大学事務局幹部職員の職務遂行能力とその開発
第四章 国立大学事務局幹部職員の昇進構造と能力開発の法人化による変容
終 章 結論と合意
あとがき
関連書籍




