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新刊案内
書籍一覧

自然再生と社会的合意形成 <田知紀著 >

イギリスの大学――対位線の転位による質的転換 <秦由美子著 >

書に想い時代を讀む <河田悌一著 >

社会形成力育成カリキュラムの研究 <西村公孝著 >

比較教育学研究48 <日本比較教育学会編 >

生命科学とバイオセキュリティ――デュアルユース・ジレンマとその対応 <四ノ宮成祥・河原直人編著 >

新版 オーストラリア・ニュージーランドの教育――グローバル社会を生き抜く力の育成に向けて <青木麻衣子・佐藤博志編著 >

日本コミュニティ政策の検証――自治体内分権と地域自治へ向けて <山崎仁朗編著 >

日本現代初等教育思想の群像 <乙訓稔著 >

大学史研究25 <大学史研究会編 >

日本労働社会学会年報24――特集 「格差社会」のなかの労働運動 <日本労働社会学会編 >

居住福祉研究16――東日本大震災と居住福祉 <日本居住福祉学会編 >

コリアンコミュニティ研究4 <コリアンコミュニティ研究編集委員会編 >

現代教育制度改革への提言 上 <日本教育制度学会編 >

現代教育制度改革への提言 下 <日本教育制度学会編 >

現代に甦る大杉榮――自由の覚醒から生の拡充へ <飛矢崎雅也著 >

オーストラリアの教員養成とグローバリズム――多様性と公平性の保証に向けて
<本柳とみ子 >

学生支援に求められる条件――学生支援GPの実践と新しい学びのかたち <大島勇人・浜島幸司・清野雄多 >

フランスの政治制度〔改訂版〕 <大山礼子 >

根証文から根抵当へ <幡新大実 >

死の質――エンドオブ・ライフ・ケア世界ランキング <Economist Intelligence Unit著 丸祐一・小野谷加奈恵・飯田亘之訳 >

吉野川住民投票――市民参加のレシピ <武田真一郎 >

キリスト教美術・建築事典 <P.マレイ/L.マレイ著 中森義宗監訳 >

大学再生への具体像〔第二版〕――大学とは何か <潮木守一 >

園田保健社会学の形成と展開 <山手茂・米林喜男・須田木綿子 >

傲れる野獣の追放 <G・ブルーノ著 加藤守通訳 >

美を究め美に遊ぶ――芸術と社会のあわい <江藤光紀・荻野厚志・田中佳 編著 >

現代日本の教育課題――21世紀の方向性を探る <村田翼夫・上田学 編著 >

新興国家の世界水準大学戦略――世界水準をめざすアジア・中南米と日本 <P・G・アルトバック/J・バラン 編著 米澤彰純 監訳 >

国際ジョイントベンチャー契約――国際ジョイントベンチャーのリスクとリーガルプランニング <井原宏 著 >

比較教育学研究47 <日本比較教育学会 編 >

福祉社会学研究10 <福祉社会学会 編 >

コミュニティ政策11 <コミュニティ政策学会 >

労働社会学研究14 <日本労働社会学会 編 >

国際法 〔第2版〕 <浅田正彦 編著 >

イギリス憲法I 憲政 <幡新大実 著 >

主体的学びにつなげる評価と学習方法――カナダで実施されるICEモデル <Sue Fostaty Young・Robert J.Wilson 原著者 土持ゲーリー法一 監訳 小野恵子 訳 >

観察の政治思想――アーレントと判断力 <小山花子 著 >

コミュニティワークの教育的実践――教育と福祉とを結ぶ <高橋満 著 >

研究道 学的探求の道案内研究道 学的探求の道案内 <平岡・武川・山田・黒田 監修 須田・鎮目・西野・樫田 編集 >

居住福祉産業への挑戦――居住福祉叢書1 <鈴木静雄・神野武美 編著 >

フクシマとチェルノブイリにおける国家責任――原発事故の国際法的分析 <繁田泰宏 著 >

居住福祉研究15――障がいと認知症の人々の居住問題 <日本居住福祉学会 編 >

ベーシック条約集〔2013年版〕 <田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹 編集代表 >

「むつ小川原開発・核燃料サイクル施設問題」研究資料集 <舩橋晴俊・金山行孝・茅野恒秀 編著 >

福島原発の真実 このままでは永遠に収束しない――まだ遅くない─原子炉を「冷温密封」する! <村上誠一郎+原発対策国民会議 >

比較教育学の地平を拓く――多様な学問観と知の共働 <山田肖子・森下稔 編著 >

アジアの中等教育改革――グローバル化への対応 <馬越徹・大塚豊 編 >

教育哲学問題集――教育問題の事例分析 <宇佐美寛 著 >

「深い学び」につながるアクティブラーニング――全国大学の学科調査報告とカリキュラム設計の課題 <河合塾編 著 >

グローバル・ニッチトップ企業の経営戦略 <難波正憲・福谷正信・鈴木勘一郎 編著 >

現代的教養I――生活者生涯学習の地域的展開 <小林甫 著 >

現代的教養II――技術者生涯学習の生成と展望 <小林甫 著 >

北極海のガバナンス <奥脇直也・城山英明 編著 >

日本人画工 牧野義雄――平治ロンドン日記 <ますこひろしげ 著 >

宰相の羅針盤─総理がなすべき政策――〔改訂〕日本よ、浮上せよ! <村上誠一郎+21世紀戦略研究室 著 >

日本型移民国家への道〔増補版〕 <坂中英徳 著 >

原理原則を踏まえた大学を――場当たり策からの脱却こそグローバル化の条件 <舘昭 著 >

関係性の教育倫理――教育哲学的考察 <川久保学 著 >

コリアンコミュニティ研究Vol3. <こりあんコミュニティ研究会 編 >

労働規制緩和の転換と非正規労働――日本労働社会学会年報23号 <日本労働社会学会 編 >

比較教育学研究46号 <日本比較教育学会 編 >

ドイツ統一・EU統合とグローバリズム――教育の視点からみたその軌跡と課題 <木戸裕 著 >

大学教育改革と授業研究――大学教育実践の「現場」から <須藤敏昭 著>

教育マーケティング理論の新展開 <佐野享子 著>

震災・避難所生活と地域防災力――北茨城市大津町の記録 <松村直道 編著>

居住福祉研究14 <日本居住福祉学会 編>

教育機会均等への挑戦――授業料と奨学金の8カ国比較 <小林雅之 編著>

防災の社会学 第二版――防災コミュニティの社会設計へ向けて <吉原直樹 編著>

大学の発想転換 <坂本和一 著>

原子力と倫理――原子力時代の自己理解 <Th.リット 著 小笠原道雄 編訳>

君は自分と通話できるケータイを持っているか――「現代の諸課題と学校教育」講義 <小西正雄 著>

赤十字標章の歴史――“人道のシンボル”をめぐる国家の興亡 <フランソワ・ブニョン 著、井上忠男 訳>

感性のフィールド――ユーザーサイエンスを超えて <桑子敏雄、千代章一郎 編著>

現代日本の地域分化――センサス等の市町村別集計に見る地域変動のダイナミックス <蓮見音彦 著>

涙と眼の文化史――中世ヨーロッパの標章と恋愛思想 <徳井淑子 著>

大学のカリキュラムマネジメント――理論と実際 <中留武昭 著>

比較教育学事典 <日本比較教育学会 編>

比較教育学研究45号 <日本比較教育学会 編>

3.11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発――科学の最前線を教材にした暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」の教育実践 <丸山茂徳 監修>

福祉社会学研究9号 <福祉社会学研究編集委員会 編>

居住福祉研究13号 <日本居住福祉学会 編>

現代国際法の思想と構造I――歴史、国家、機構、条約、人権 <松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表>

現代国際法の思想と構造供宗輯超、海洋、刑事、紛争、展望 <松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表>

小田滋・回想の海洋法 <小田滋 著、佐俣紀仁 編集協力>

教育における国家原理と市場原理――チリ現代教育政策史に関する研究 <斉藤泰雄 著>

臨床的人間形成論の構築(臨床的人間形成論〈第2部〉) <田中毎実 著>

[新訂版]大学の授業 <宇佐美寛 著>

[新版]大学事務職員のための高等教育システム論――より良い大学経営専門職となるために <山本眞一 著>

韓国・居住貧困とのたたかい――居住福祉の実践を歩く(日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット22) <全泓奎 著>

オバマ政権と過渡期のアメリカ社会――選挙、政党、制度、メディア、対外援助 <吉野孝、前嶋和弘 編著>

国連行政とアカウンタビリティーの概念――国連再生への道標 <蓮生郁代 著>

英語の一貫教育へ向けて <立教学院英語教育研究会 編、鳥飼玖美子、寺zア昌男 監修>

学校・教員と地域社会 <大坪正一、平田淳、福島裕敏 編著>

学士課程教育の質保証へむけて――学生調査と初年次教育からみえてきたもの <山田礼子 著>

アメリカにおける多文化的歴史カリキュラム <桐谷正信 著>

スタンフォード 21世紀を創る大学 <ホーン川嶋瑤子 著>

未曾有の「国難」に教育は応えられるか――「じひょう」と教育研究60年 <新堀通也 著>

中央アジアの教育とグローバリズム <嶺井明子、川野辺敏 編著>

発展途上国の保育と国際協力 <浜野隆、三輪千明 著>

移動の時代を生きる――人、権力、コミュニティ <大西仁、吉原直樹 監修、李善姫、中村文子、菱山宏輔 編>

スウェーデン北部の住民組織と地域再生 <中道仁美、小内純子、大野晃 編著>

概念と個別性――スピノザ哲学研究 <朝倉友海 著>

バリ島に生きる古文書――ロンタール文書のすがた <吉原直樹、中村潔、長谷部弘 編訳>

労働社会学研究13号 <日本労働社会学会 編>

ベーシック条約集[2012年版] <田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表>

最高責任論――最高責任者の仕事の仕方 <大内一寛、樋尾起年 著>

比較教育学研究44号 <日本比較教育学会 編>

「新しい公共における」労働とサービス(日本労働社会学会年報22号) <日本労働社会学会 編>

大学教育の臨床的研究(臨床的人間形成論〈第1部〉) <田中毎実 著>

アメリカ大学管理運営職の養成 <高野篤子 著>

社会的自我論の現代的展開 <船津衛 著>

NPO実践マネジメント入門[第2版] <パブリックリソースセンター 編>

日本よ、浮上せよ!――21世紀を生き抜くための具体的戦略 <村上誠一郎+21世紀戦略研究室 著>

視写の教育――〈からだ〉に読み書きさせる(シリーズ『大学の授業実践』3) <池田久美子 著>

アメリカの介入政策と米州秩序――複雑システムとしての国際政治 <草野大希 著>

地域社会研究と社会学者群像――社会学としての闘争論の伝統 <橋本和孝 著>

ミシェル・フーコー――批判的実証主義と主体性の哲学 <手塚博 著>

国際民事訴訟法・国際私法論集 <高桑昭 著>

国立大学法人の形成 <大崎仁 著>

ドラッカーの警鐘を超えて <坂本和一 著>

ティーパーティー運動――現代米国政治分析(現在臨床政治学シリーズ7) <藤本一美、末次俊之 著>

フリードリヒ・フレーベル――その生涯と業績 <ヨハネス・プリューファー 著、乙訓稔、廣嶋龍太郎 訳>

居住福祉研究12 <日本居住福祉学会 編>

国際法から世界を見る[第3版]――市民のための国際法入門 <松井芳郎 著>

教育哲学 <宇佐美寛 著>

あなたの未来を拓く通信制大学院――日本大学大学院・宮本ゼミの12年のドキュメント <宮本晃 著>

ケースで学ぶ国際開発 <山口しのぶ、毛利勝彦、国際開発高等教育機構 編>

グローバル企業法 <井原宏 著>

権威の社会現象学――人はなぜ、権威を求めるのか <藤田哲司 著>

関係性をめぐって(臨床教育人間学4) <臨床教育人間学会 編>

子ども・若者の自己形成空間――教育人間学の視線から <高橋勝 編著>

教育による社会的正義の実現――アメリカの挑戦(1945-1980) <ダイアン・ラヴィッチ 著、末藤美津子 訳>

ポートフォリオが日本の大学を変える――ティーチング/ラーニング/アカデミックポートフォリオの活用 <土持ゲーリー法一 著>

アクティブラーニングでなぜ学生が成長するのか――経済系・工学系の全国大学調査からみえてきたこと <河合塾 編著>

日本型移民国家への道 <坂中英徳 著>

モダニティと空間の物語――社会学のフロンティア(シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造 第4巻) <吉原直樹、斉藤日出治 編>

21世紀の国際法秩序――ポスト・ウェストファリアへの展望 <リチャード・フォーク 原著者、川崎孝子 訳者>

国際関係入門――共生の観点から(国際共生研究所叢書2―大阪女学院大学―) <黒澤満 編著>

対人サービスの民営化――行政―営利―非営利の境界線 <須田木綿子 著>

シックハウス病への挑戦――その予防・治療・撲滅のために(日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット21) <後藤三郎、迎田允武 著>

幼稚園と小学校の教育――初等教育の原理 <乙訓稔 編著>

医師・看護師の有事行動マニュアル[第2版]――医療関係者の役割と権利義務 <井上忠男 著>

新・台所からみた政治――父義広・たつの、時代と生 <船木たつの 著>

比較教育学研究43号 <日本比較教育学会 編>

居住福祉研究11号 <日本居住福祉学会 編>

福祉社会学研究8号 <福祉社会学研究編集委員会 編>

コミュニティ政策9号 <コミュニティ政策学会 編>

書籍詳細
自然再生と社会的合意形成

田知紀著

2014.2刊 264頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-1213-4 C3036

自然再生と社会的合意形成
  
田知紀著

実践経験にもとづく合意形成マネジメントの理論的考察 社会的合意形成―それは様々な国土整備事業、とりわけ広い地域に不特定多数の関係者を持つ自然再生事業には不可欠だ。行政の一方的主導、安易な多数決方式等、従来型の事業推進を超え、多様な対立をどう克服し、適切な協働をもたらすか? 本書は、トキ野生復帰事業と密接な関連を持つ佐渡島の天王川・加茂湖再生事業の実践経験をベースに、合意形成プロセスの全局面にわたる普遍的な理論と技術を導き出した労作であり、まさに今日必読の書である。

序 章 第吃堯々膂娵狙マネジメントの課題  第1章 自然再生事業への市民参加  第2章 自然再生事業の創造的展開に向けた課題 第局堯々埓主体の自然再生における合意形成マネジメント  第3章 トキ野生復帰のための佐渡島・天王川自然再生事業  第4章 地域社会におけるインタレスト形成の構造分析  第5章 「局所的風土性」の概念 第敬堯〇毀閏臑里亮然再生における合意形成マネジメント  第6章 佐渡島・加茂湖の包括的再生に向けた活動  第7章 コモンズとしての加茂湖  第8章 市民工事 第孤堯々膂娵狙の評価  第9章 自然再生事業における合意形成プロセスの評価

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イギリスの大学

秦由美子著

2014.2刊 424頁 A5判
上製 5,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1215-8 C3037

イギリスの大学
  ――対位線の転位による質的転換
秦由美子著

英国高等教育の一元化と現代大学の普遍的問題の露呈 英国におけるポリテクニクの大学昇格は、大学=純粋学問、ポリテクニク=応用学問という二元構造の法的解消であると共に、エリートと非エリートを厳然と分かつ「対位線(分割線)」の「転位(移動)」、即ち強固な英国的伝統の超克に繋がるものだった。本書は、社会的公正、財務政策、グローバル化等多様な要因に基づくこの高等教育一元化の全てを詳細に考察しつつ、同時に大学の多様化と質の問題はじめ現代大学の普遍的問題群を活写した、今日第一級の教育政策史研究である。

序 章 第吃堯[鮖謀、政策的考察  第1章 一元化以前の高等教育機関の類別的考察  第2章 高等教育の一元化に至る政策の変遷 第局堯ー他敕考察  第3章 一元化以降の大学進学者の質の変化  第4章 一元化以降の学位の質と制度の変化  第5章 一元化以前の補助金配分機関の役割と政策  第6章 一元化以降の大学における財務と財務政策  第7章 大学の管理運営と組織文化  第8章 対位線の転位による質的転換 終 章 引用・参考文献/資 料/索 引

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書に想い時代を讀む

河田悌一著

2014.1刊 336頁 A5判
上製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1212-7 C3000

書に想い時代を讀む
  
河田悌一著

「書物」と「人」、そして「書」と「中国」 ―渾然とみなぎる教養が、 明解かつ鮮烈に現代を貫く。 時代に注がれた幅広い視野から溢れ出る豊かな随想・書評……。 瀬戸内寂聴氏も絶賛!

第1部 「書」に想う  1 書道  2 随想  3 現代のことば 第2部 「中国」との縁 第3部 「人」との交わり 第4部 「書物」への誘い  中国図書 読書アンケート 二〇〇一〜二〇一二年  織田作之助賞 選評 あとがき 人名索引

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社会形成力育成カリキュラムの研究

西村公孝著

2014.1刊 520頁 A5判
上製 6,500円(本体)
ISBN978-4-7989-1207-3 C3037

社会形成力育成カリキュラムの研究
  
西村公孝著

民主主義社会の明日へ向けた主権者教育の理論と実践 政治無関心層の拡大、既成政党支持率の低落、若者の参政権行使放棄等、民主社会の前途を危うくする状況を前に、いま社会科・公民科における主権者教育、すなわち主権者としての社会形成力を育成する政治教育の革新は必須の課題だ。小中高一貫のカリキュラム開発と、その授業実践を展開した本書は、高大連携が叫ばれる今、きわめて重要な労作である。

序 章 研究の目的、意義、方法 第吃堯ー匆餡福Ω民科における社会形成力育成の基礎研究  第1章 社会科・公民科における社会形成力育成理論の分析  第2章 小中高一貫のカリキュラム開発に関する先行研究  第3章 政治カリキュラムにおける社会形成力育成の課題 第局堯‐中高一貫の政治領域カリキュラムの開発研究  第4章 社会科・公民科における公民形成カリキュラム開発の理論  第5章 小中高一貫の政治領域カリキュラム開発 第敬堯‐中高一貫の政治領域カリキュラムの実践研究  第6章 社会形成力を育成する単元開発と授業構想  第7章 社会形成力を育成する授業実践と検証  第8章 社会形成力を育成する社会科・公民科教師の教育実践力 終 章 研究の成果と課題

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比較教育学研究48

日本比較教育学会編

2014.1刊 176頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-7989-1214-1 C3037

比較教育学研究48
  
日本比較教育学会編

現在注目を集めている大学の国際連携を特集。

論  文  スウェーデンの脱集権化改革がもたらした授業形態の変容(林 寛平)   ─1960 年から80 年の「活動チーム」の形成と普及に着目して─ 韓国・京畿道児童生徒人権条例の成立過程に関する一考察(出羽孝行) シンガポールの中学校における宗教理解学習の実態(金井里弥)   ─「宗教理解」の解釈に着目して─ 大会報告 特集 大学と域内連携 (公開シンポジウム:アジアの大学と国際連携) アジアにおける地域的国際高等教育連携の比較教育学的探求(黒田一雄) 東南アジア地域における高等教育の質保証と国際連携(梅宮直樹) 透過性のある単位互換枠組みと国際連携(堀田泰司)   ─ Asian Academic Credits (AACs)の可能性─ アジアにおけるキリスト教系大学の国際連携(音 好宏・杉村美紀) ヨーロッパ統合をめざした高等教育の国際的連携(木戸 裕)   ─ボローニャ・プロセスを中心にして─ ラテンアメリカ地域における大学の国際連携(斉藤泰雄) 課題研究機〇続可能な社会と若者の参加(丸山英樹) 課題研究供\亀・非正規教育の接点(グレイゾーン)に関する国際動向(杉本 均) 書評 関啓子著『コーカサスと中央アジアの人間形成』(河野明日香) 文献紹介 馬越徹・大塚豊編著『アジアの中等教育改革―グローバル化への対応―』(大塚 豊) フィリップ・G・アルトバック/ホルヘ・バラン編著 米澤彰純監訳『新興国家の世界水準大学戦略―世界水準をめざすアジア・中南米と日本―』(米澤彰純)

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生命科学とバイオセキュリティ

四ノ宮成祥・河原直人編著

2013.12刊 392頁 A5判
並製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-1204-2 C3047

生命科学とバイオセキュリティ
  ――デュアルユース・ジレンマとその対応
四ノ宮成祥・河原直人編著

科学・技術の発送とともに広がるその誤用・悪用の恐怖―デュアルユースはまさに人類の業だ。各分野最先端の執筆者が、我々に最も身近な生命科学領域からこの問題に多角的に切り込んだ必読の研究。

序 章 生命科学とバイオセキュリティ四ノ宮成祥/河原直人
第1部 デュアルユース・ジレンマの概念、歴史と現在の動向
第1章 デュアルユース・ジレンマの拡大と課題山田憲彦
第2章 バイオセーフティ、バイオセキュリティとデュアルユース小林 靖
第3章 生命科学領域におけるデュアルユース問題四ノ宮成祥
第4章 先端脳科学とデュアルユース福士珠美
第2部 生命科学研究における倫理とバイオセキュリティ
第5章 生命倫理・研究倫理とバイオセキュリティ河原直人
第6章 生命科学技術のバイオセキュリティとガバナンス吉澤 剛
コラム:バイオセキュリティへの取り組み加藤和人
第7章  安全保障政策とバイオセキュリティ古川勝久
第8章 バイオプリペアドネスとバイオセキュリティの向上齋藤智也
第9章 バイオセキュリティ教育の現状と将来峯畑昌道
終 章 生命科学研究に求められる今後の生命倫理四ノ宮成祥/河原直人
付 録/索 引

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新版 オーストラリア・ニュージーランドの教育

青木麻衣子・佐藤博志編著

2013.12刊 200頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-1203-5 C3037

新版 オーストラリア・ニュージーランドの教育
  ――グローバル社会を生き抜く力の育成に向けて
青木麻衣子・佐藤博志編著

両国教育の全体像に迫る最新の包括的研究
共に先住民・移民を交えた多文化国家である両国の教育は、国民の多様性に促された大規模改革と、グローバル化を見据えた改革の迅速さで近年とみに注目を集めている。2001年小社刊行書の新版である本書は、以後の諸改革で相貌を一変している両国教育の現在を活写・考察した最新の包括的研究であり、わが国今後の教育展開にも大きく示唆する労作である。

第1部 オーストラリアの教育
 第1章 社会と学校教育(青木麻衣子)
 第2章 カリキュラムと教育評価(竹川慎哉・木村裕)
 第3章 学校における多文化・多言語教育とマイノリティ(伊井義人)
 第4章 労働市場と第三段階教育(杉本和弘・竹腰千絵・我妻鉄也)
 教育現場の日常(馬渕仁)
第2部 ニュージーランドの教育
 第1章 社会と学校教育(福本みちよ)
 第2章 カリキュラムと学力(高橋望)
 第3章 マイノリティと教育(松本晃徳・中村浩子)
 第4章 教育と労働の接続と教育の質保証(福本みちよ)
試 論 オーストラリアとニュージーランドの教育の比較(佐藤博志)

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日本コミュニティ政策の検証

山崎仁朗編著

2013.12刊 432頁 A5判
上製 4,600円(本体)
ISBN978-4-7989-1208-0 C3036

日本コミュニティ政策の検証
  ――自治体内分権と地域自治へ向けて
山崎仁朗編著

「無縁社会」を超えて自治体内分権と地域自治へ 1970年代初頭からの国によるコミュニティ政策とは何だったのか。そして、いまなお「無縁社会」化が語られるのはなぜか。コミュニティの自主性が強調されるあまり、その制度的な支援のあり方が、十分に検討されてこなかったのではないか。本書は、コミュニティ政策学会が総力をあげて、従来の地域自治の蓄積をふまえた「施策」の展開過程を検証し、自治体内分権と地域自治へ向けてのコミュニティ政策のあり方を追求した、今日まさに必須の研究である。

序章 なぜ、いま、自治省コミュニティ施策を問い直すのか 吃堯〇訶世畔法の再定立  1章 コミュニティ政策の概要と展開  2章 モデル地区の予備的研究  3章 地方公共団体におけるコミュニティ施策の展開析 局堯仝‐據集鎚婿例と全体分析  4章 宮城県の事例  5章 愛知県の事例  6章 広島県の事例  7章 自治省コミュニティ地区の量的分析 敬堯‥庫勝 自治体内分権と地域自治へ向けて  8章  福祉国家・地方自治・コミュニティ  9章 自治省コミュニティ施策の到達点と新たな課題 付録/索引

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日本現代初等教育思想の群像

乙訓稔著

2013.12刊 264頁 A5判
上製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-1198-9 C3037

日本現代初等教育思想の群像
  
乙訓稔著

初等教育の向上・革新に努めた理論家・実践家の群像

第一章 沢柳政太郎─小学校教育の理念 1 生 涯/2 教育の意義と目的/3 教育方法論と教科教材論/4 小学校論/5 教師論/6 評 価 第二章 倉橋惣三―幼稚園教育の理念 1 生 涯/2 児童臨床心理論/3 幼稚園教育の理念と本質/4 誘導保育案とその保育過程/5 幼児教育者論/6 評 価 第三章 国分一太郎―綴方・国語教育の理念 1 生 涯/2 児童観/3 綴方教育論/4 国語教育論/5 教師論/6 評 価 第四章 遠山 啓―算数教育の理念 1 生 涯/2 算数教育論/3 水道方式論/4 学校教育論/5 教師論/6 評 価 第五章 上田 薫―社会科教育の理念 1 生 涯/2 社会科教育の理念と目的/3 社会科の教育方法と指導/4 社会科と道徳教育/5 教育理念の論理/6 評 価 事項索引/人名索引

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大学史研究25

大学史研究会編

2013.12刊 208頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-1206-6 C3037

大学史研究25
  
大学史研究会編

歴史的観点から教養教育の在り方を国際比較。

特集 教養教育の国際比較 大学と“ 教養”(古屋野素材) 19世紀イングランドにおける大学改革と教養教育をめぐる論争(中村勝美) 20 世紀前半のアメリカ合衆国における教養教育(立川 明) 1930 年代の日本の教養論と「教養教育」(渡辺かよ子) タイの大学における教養教育(平田利文) 論文 オスマン帝国の「大学」―イスタンブル大学前史―長谷部圭彦 研究ノート 文部省「八年計画」構想とその後の展開(大西 巧)  ―明治後期における高等教育機関の増設をめぐって― マッカーサーと新制大学再編動向(岡崎匡史)   ―神道指令とキリスト教― アメリカ連邦政府における教育統計部局の発展と全米規模の大学情報収集システムの開発過程(山崎慎一) 駒込武・川村肇・奈須恵子編『戦時下学問の統制と動員―日本諸学振興委員会の研究』に学ぶ教育史研究の方法(谷脇由希子) 書評 五島敦子『アメリカの大学開放―ウィスコンシン大学拡張部の生成と展開』(赤羽良一)

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日本労働社会学会年報24

日本労働社会学会編

2013.12刊 136頁 A5判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1209-7 C3036

日本労働社会学会年報24
  ――特集 「格差社会」のなかの労働運動
日本労働社会学会編

格差に立ち向かうユニオニズム伸長を中心に。

特集 「格差社会」のなかの労働運動 1 日本の社会運動ユニオニズムの現状と課題(鈴木玲) ―コミュニティ・ユニオン運動を中心として― 2 格差社会に立ち向かう地域労働運動(呉 学殊) ―個人加盟ユニオンの取り組みを中心に― 投稿論文 1 労働のフレキシブル化に関する一考察(田中慶子) ―日雇い派遣イベントコンパニオンの労働現場を事例として― 書 評 1 小谷幸著『個人加盟ユニオンの社会学』(福井祐介) 2 遠藤公嗣編著『個人加盟ユニオンと労働NPO―排除された労働者の権利擁護―』(伊藤大一) 3 伊藤大一著『非正規雇用と労働運動―若年労働者の主体と抵抗―』(石井まこと) 4 今野晴貴著『日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか』(平川 茂) 5 今野晴貴著『ブラック企業―日本を食いつぶす妖怪―』(仁井田典子) 6 横田伸子著『韓国の都市下層と労働者―労働の非正規化を中心に―』(森田園子) 7 遠藤公嗣・筒井美紀・山崎憲著『仕事と暮らしを取りもどす―社会正義のアメリカ―』(山田信行) 8 熊沢誠著『労働組合運動とはなにか―絆のある働き方をもとめて―』(櫻井純理) 9 鈴木和雄著『接客サービスの労働過程論』(居郷至伸) 10 松尾孝一著『ホワイトカラー労働市場と学歴』(平尾智隆)

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居住福祉研究16

日本居住福祉学会編

2013.12刊 112頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-1205-9 C3036

居住福祉研究16
  ――東日本大震災と居住福祉
日本居住福祉学会編

居住の視点から東日本大震災後の対応を批判。

巻頭言 深沢晟雄 語録集 ■特集:東日本大震災と居住福祉  東日本大震災の被災避難者の状況について(古部真由美)  東日本大震災からの復興―女川町からのレポート(黄川田喜蔵)  被災三県における外国籍等市民当事者による支援システム構築(山口幸夫)  「強制立退き・強制移住と居住福祉研究」の提言(早川和男)  第11 回日中韓居住問題国際会議「防災と居住の安全」報告(野村恭代)   1.防災と居住福祉資源の意義(早川和男)   2.減災のための居住福祉環境整備と安全技術(山口幸夫)   3.居住福祉のための防災施策(中山 徹) ■論 文  本人を主体とした新たな居住支援の展開(野村恭代) ■居住福祉評論  ソーシャルワーカーにとっての居住支援(貴島日出見)  居住福祉社会論の焦点と構想(野口定久)  自然治癒力を高める居住福祉の課題(大本圭野) ■ 2013 年度「日本居住福祉賞」の贈呈  社会的入院の精神障碍者を地域社会へ―宇和島地域の取り組み  高齢者福祉施設を真の地域の居住福祉資源に ■居住福祉の本棚  『居住福祉産業への挑戦』について(神野武美)  鈴木静雄・神野武美編著『居住福祉産業への挑戦』(平井 勉)  新建築技術者集団編著『社会派建築宣言』(千代崎一夫)  通上真有著『住宅貧乏都市モスクワ』(早川和男)

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コリアンコミュニティ研究4

コリアンコミュニティ研究編集委員会編

2013.12刊 128頁 A5判
並製 1,600円(本体)
ISBN978-4-7989-1210-3 C3036

コリアンコミュニティ研究4
  
コリアンコミュニティ研究編集委員会編

多文化コミュニティ形成への取り組みを特集。

研究会の案内 特集 多民族・多文化コミュニティへの道程〜多文化ソーシャルワークを基点に  多民族・多文化コミュニティへの道程(石川久仁子)  多文化コミュニティ形成におけるソーシャルワーカーの可能性(石川久仁子)    ──多文化ソーシャルワークを基点に  当事者性の形成(飯田奈美子) ──中国帰国者介護予防教室『夕陽紅の会』の取り組みから  地方自治体における多文化共生事業のポリティクス(山本崇記)    ──京都市を事例に 投稿論文  民族の教会としての教会形成(中西尋子)   ──在日大韓基督教会を事例として コミュニティスタディーズ  京都の伝統産業、西陣織に従事した朝鮮人労働者(2)(高野昭雄)  浜松市におけるベトナム系住民の定住化(白波瀬達也)  在日コリアン高齢者を対象とするコミュニティ・ケアの研究(魁生由美子)    ―阪神間の集住地域における実践事例 ローカル・フィールドから  飯田市の多文化共生施策と公民館(氏原理恵子)  2013 山清世界伝統医薬EXPO大会(中澤俊子)  愛知県における母語教育支援への取組について(愛知県地域振興部国際課多文化共生推進室)  愛知朝鮮高校無償化裁判の経緯とその支援活動(山本かほり)  コリアンネットあいちの10年をふりかえる(金順愛) 論文抄録  在日コリアンの定着―宝塚地域を中心に(渡辺正恵)  在日朝鮮人運動の言説と「民族」アイデンティティ(鄭栄鎭)  「文化プラットホーム」としての東京・大阪コリアタウンの研究(孫ミギョン) 書 評  塩原良和著『共に生きる 多民族・多文化社会における対話』(柴田 剛)  玄武岩著『コリアン・ネットワーク―メディア・移動の歴史と空間』(福本 拓) 文 化   民族まつり/マダン開始年表(藤井幸之助) 定例研究会・フィールドワーク記録(黒木宏一)

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現代教育制度改革への提言 上

日本教育制度学会編

2013.11刊 288頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1199-1 C3037

現代教育制度改革への提言 上
  
日本教育制度学会編

学会の総力を挙げた今日に最適の改革提言
グローバル化を背景とした様々な社会的亀裂・矛盾――今日の教育制度の最重要課題は、これら社会的問題群を視野に、現代に対応しうる人間形成に向け、最適の制度を設計・構築することだ。創立後20年の研究と体験を踏まえて、教育制度の歴史と現状の総括の下、学会の総力を挙げてこの課題に取り組んだ本書は、今日ベストの改革提言であり、まず上巻では、教育制度の原理に始まり、初期教育から後期中等教育まで考察・展望をすすめる。

序 章 教育制度学のすゝめ
第1章 教育制度の諸原理
第2章 初期教育制度
第3章 義務教育制度
第4章 後期中等教育制度
〔付録〕日本教育制度学会20 年の歩み

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現代教育制度改革への提言 下

日本教育制度学会編

2013.11刊 288頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1200-4 C3037

現代教育制度改革への提言 下
  
日本教育制度学会編

制度の硬直化を揺さぶる強力な包括的研究
制度は一旦形成されると固定化され、次第に硬直化し改革を阻む。社会変化を視野に、これに抗して制度の弾力化と有効化を図るのは研究者の使命の一つだ。学会の総力を挙げ、初期教育から高等教育、さらに経営・行政制度に至るまで、9分野にわたり、今日を生きる人材育成のため最適の制度の設計・改革を追求した本書は、制度の硬直化に対する強力な「揺さぶり」となるだろう。下巻は高等教育以下5章にわたる包括的考察・展望である。

第5章 高等教育の革新と質保証
第6章 教員制度
第7章 専門教育・生涯教育制度
第8章 看護教育・福祉教育制度
第9章 教育経営・行政制度

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現代に甦る大杉榮

飛矢崎雅也著

2013.11刊 416頁 四六判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1191-5 C3031

現代に甦る大杉榮
  ――自由の覚醒から生の拡充へ
飛矢崎雅也著

「生の拡充」と「相互扶助」との不離一体性をめざして
いま社会を覆う「現代的不幸」の根底に、若者を中心とした自己肯定感の低下がある。20世紀初頭、閉塞と強圧の状況下、「生の拡充」すなわち自己肯定感の拡充をめざした大杉の全生涯が、現代に示唆するものは何か―その強烈な個性の底に潜む繊細な魂の軌跡を辿り、個人における「生の拡充」と社会における「相互扶助」の一体性を明示した本書は、まさに今日における大杉の思想の現代的甦りをめざした一里塚である。

はしがき
序論
第一部 大杉の思想的原点―「自叙伝」の世界―
 第一章 「自由」の原点
 第二章 「社会」の原点
 第三章 大杉の思想的原点
第二部 「自由」と「社会」―大杉のアナーキズム―
 第一章 大杉と同時代
 第二章 〈生の拡充〉―「反逆」の原理
 第三章 〈征服の事実〉と〈相互扶助〉
 第四章 自由連合論
 第五章 「乱調」のアナーキズム
あとがき/事項索引/人名索引

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オーストラリアの教員養成とグローバリズム

本柳とみ子

2013.11刊 352頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-1197-7 C3037

オーストラリアの教員養成とグローバリズム
  ――多様性と公平性の保証に向けて
本柳とみ子

新たなインクルーシブ教育推進のため必読の研究
グローバル化に対応した教育としてまず挙げられるのは多文化教育である。だが今日多様性は、階層、ジェンダー、地域、障害者等、さらに様々に広 がっており、これらの差異を超克した社会的公正をめざす教育がわが国でも強く求められる。その点において、多文化主義を国是に、この種のインク ルーシブ教育を推進しているオーストラリアは注目に値する。中でも本書は、現代的多様性に対応しうる教員養成のあり方を具体的に紹介し、考察した 数少ない研究として、必読の文献と言えよう。

はじめに
序章 研究の目的と方法
第1章 社会の多様性と教員の資質・能力
第2章 クイーンズランド州の教員養成
第3章 教員養成プログラムの構造
第4章 教員養成プログラムと多様性
終章 オーストラリアの教員養成とグローバリズム
資料/索引

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学生支援に求められる条件

大島勇人・浜島幸司・清野雄多

2013.10刊 272頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1193-9 C3037

学生支援に求められる条件
  ――学生支援GPの実践と新しい学びのかたち
大島勇人・浜島幸司・清野雄多

大学教育で乱発される「企画」・「改革」への貴重な教訓
期待が大きいほど挫折の際の失望は深い。地方国立大学における課外活動から大学を挙げて学生を育てる「学生支援GP」を総括した本書には、総じて苦渋の色が濃い。大学教員の非協力、予算・組織の不備、そして学生の人間的な成長に関わるカリキュラム確立の困難等々、著者らは随所に現れた企画の軋みに率直に言及している。本書終章では企画成功のための条件を挙げているが、それを満たすには全学を挙げての刷新的取組が不可欠だ。その点で本書は、大学教育で乱発される「企画」や「改革」に対しての経験に基づいた貴重な警鐘あるいは教訓と言えよう。

はしがき:大学の大衆化と学生支援GP
第1部:企画者から見た学生支援(大島勇人)
1 学生支援GPが学生の人間的成長にいかに寄与できるのか/2 学生支援GPの実践を通して得られた成果/3 学生支援GPの実践を通して見えてきた問題点
第2部:管理運営・現場監督者から見た学生支援(浜島幸司)
4 私が学生支援GP管理運営者になるまで/5 学生支援GP管理運営者の混乱/6 学生支援GP実践の成果/7 学生支援GPを経て残された課題
第3部:参加者から見た学生支援(清野雄多)
8 全力疾走の期間/9 学生支援GPの現実/10 チーム解体/11 振り返って思うこと
終章:学生支援に必要な条件(浜島幸司・大島勇人・清野雄多)
活動年表・あとがき・索引

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フランスの政治制度〔改訂版〕

大山礼子

2013.10刊 240頁 四六判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-1194-6 C3031

シリーズ制度のメカニズム4
フランスの政治制度〔改訂版〕
  
大山礼子

独自の存在感を放つ「憲法改正の先達」 初版から7年余、すでにその間5回の憲法改正を行ったフランスは、いわば「憲法改正の先達」だ。米中等に比べ報道・紹介は依然少ないが、国際政治 における独自の存在感と相まって、その経験に裏打ちされた「制度改革の作法」等、日本に示唆するものは大きい。近年の動きを加え、フランス政治制 度の全体像を簡潔的確に論述した改訂新版。

改訂版まえがき
初版まえがき
第1章 政治制度史概観
第2章 第五共和制の枠組み
第3章 大統領と首相
第4章 議 会
第5章 憲法院
第6章 選挙と政党
第7章 地方自治
索 引

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根証文から根抵当へ

幡新大実

2013.10刊 152頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1190-8 C3032

根証文から根抵当へ
  
幡新大実

「日本という西洋とは異質な独自の高度な文明が元来持っていた法制度とはどういうものだったのか?」そうした外国人の素朴な疑問に答え、同時に自らを振り返るための、日本人必携の一冊。 イギリス法をドイツ法学の眼鏡で見ると大切なことを見落とす。同様に、近代以前の日本法もドイツ法学の眼鏡で見ずに、まず、その時代のその国の法律としてありのままの姿をみる。それが比較法の第一歩だ。本書は、そういう比較法の手法を江戸時代〜明治初期の日本に応用した実証的な労作である。

はじめに
序 論
第一章 江戸時代の長崎貿易における家 質根証文
第二章 江戸時代の長崎貿易におけるそ の他の根証文
第三章 江戸時代のその他の根証文と全 体の総括
第四章 江戸時代の「根担保取引」と呼 びうる金融取引
第五章 江戸時代の根目録
第六章 明治初期における根抵当
第七章 近代法上の根抵当
第八章 根目録と根抵当
結論 根証文は根抵当の起源か?
文献目録/おわりに

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死の質

Economist Intelligence Unit著 丸祐一・小野谷加奈恵・飯田亘之訳

2013.10刊 88頁 A5判
並製 1,200円(本体)
ISBN978-4-7989-1196-0 C3047

死の質
  ――エンドオブ・ライフ・ケア世界ランキング
Economist Intelligence Unit著 丸祐一・小野谷加奈恵・飯田亘之訳

「死の質」の考察なくして「生の質(QOL)」向上はあり得ない
緩和ケアの専門家・医師・医療経済学者・医療社会学者といった多くの専門家へのインタビューを踏まえ、各国の終末期ケアの内容を、その費用・質・利用可能性等のカテゴリーから点数化し順位付けした本書は、特に高齢者人口が増加している我が国におけるこの問題の重要性を浮彫りにするとともに、従来の治療中心の医学ではなおざりにされてきた、終末期を迎えた患者の苦しみを軽減することの意義を明示する。

本報告書の概要
序説:エンド・オブ・ライフに対処する新たな挑戦
1.死の質指数
2.エンド・オブ・ライフケアの文化的な課題
 死と死んでゆくことへの様々な態度
 各国の議論の水準
3.エンド・オブ・ライフケアの経済
 資金援助の様々なモデル
 長期入院患者がバランスを変える
4.エンド・オブ・ライフケアにおける政策上の問題
 政府の認識
 主流のヘルスケアサービスへエンド・オブ・ライフケア を組み入れること
 在宅ケアの能力を高める
5.結 論
 付録:指数の算出方法

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吉野川住民投票

武田真一郎

2013.10刊 136ページ頁 判
並製 1,800円(本体)
ISBNISBN 978-4-7989-1 C C30

吉野川住民投票
  ――市民参加のレシピ
武田真一郎

吉野川の空は広い人々が感嘆する大河の「正史」 国と県が強力に推進した吉野川可動堰建設を中止に追い込んだのは、徳島市民の力だった。2000年1月、実現をみた住民投票は、圧倒的多数で同計画を拒否したのである。この成果をもたらした「徳島方式」と呼ばれる新しい運動のスタイルは どのように形成・展開されたのか、そして住民の意思を 政治に反映させることに 成功した秘訣は何か――本書は、徳島市民の17年にわたる活動の記録であると同時に、代表民主制の機能不全を補完し、豊か な地域社会を築くための手がかりを示した具体的テキストである。  

はじめに 第一章 吉野川第十堰 第二章 可動堰計画と吉野川シンポジウム 第三章 審議委員会とダム堰の会 第四章 住民投票の会と直接請求 第五章 条例案の否決と市議会選挙 第六章 住民投票の実現 第七章 吉野川流域ビジョン21委員会 第八章 可動堰完全中止へ 第九章 吉野川から未来の川へ おわりに 索引

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キリスト教美術・建築事典

P.マレイ/L.マレイ著 中森義宗監訳

2013.9刊 808頁 B5判
上製 30,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0149-7 C3570

キリスト教美術・建築事典
  
P.マレイ/L.マレイ著 中森義宗監訳

◇ロンドン大学を中心に長年にわたり美術史の教鞭をとり、多くの著・訳書を持つ教授夫妻が情熱を結集し執筆、編集した大著。多数研究者の分担執筆という総合事典編纂の定型を破った貴重な達成。
◇わが国にこれまで類書のない画期的大事典。顕著に見られる内容の首尾一貫性と周到で徹底した情報追求に基づき、キリスト教関連の美術・建築両分野の知見を集大成し、初めて一冊に凝集。
◇世紀を重ねて世界に深甚な影響を及ぼし続ける、汎ヨーロッパ圏の文化・思想理解に不可欠な知見を満載した、定評あるオックスフォード出版局版の完訳。

監訳者まえがき
原著者まえがき
項目目次(副項目含む)
分類別項目一覧
凡 例
聖書略号
訳者他一覧
項 目
建築用語グロッサリー
監訳者あとがき
参考文献
キリスト教美術に関する邦語文献
図版一覧
欧和項目対照表
図版出典

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大学再生への具体像〔第二版〕

潮木守一

2013.9刊 336頁 四六判
並製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-1189-2 C3037

大学再生への具体像〔第二版〕
  ――大学とは何か
潮木守一

○初版後の展開を、改訂を機に60頁増補
 増 補機仝Φ羲圓魯妊献織觧代にどう対応すべきか?
 増 補供,修慮紊旅餾櫂椒薀鵐謄アが辿った運命 
 増 補掘‖荵絢垉ヾ悗砲茲覲慘聾…
○実体験に基づく実現可能な具体的提言
 ―19項目の画期的改革提言―

第二版はしがき
初版はしがき
機々駑大学はどう変わろうとしたのか
供〇篶大学はどう変わろうとしたのか
掘‖膤悗鯤僂┐襪砲呂匹Δ靴燭蕕茲い里
検ゞ饌療な改革項目――提言19
索 引 

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園田保健社会学の形成と展開

山手茂・米林喜男・須田木綿子

2013.9刊 316頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-1187-8 C3036

園田保健社会学の形成と展開
  
山手茂・米林喜男・須田木綿子

園田先生の研究・教育業績の概観
第一部 研究・教育活動の回想
 一 地域社会学から保健社会学へ
 二 保健社会学から社会福祉学へ
 三 出版関係
第二部 園田先生の指導と共同研究
 論 文
 エッセイ
園田先生の研究・教育業績年表

研究者の新たなモチベーションを喚起する貴重な論集
故園田恭一氏の半世紀を超える研究は本書の示す通り、地域社会学・保健社会学・地域福祉学など多岐にわたるが、目指すところは常に関連分野の総合化と体系化にあり、『社会的健康論』はその志向の集大成と言えよう。同氏はこの間多くの研究者と共同研究し後進研究者を育成されたが、2010年、急逝された。同氏の生前を偲び、先輩・同輩・後輩の研究者が全国から寄せたエッセイ・論文を編纂した本書は、園田氏の研究の軌跡と全体像を浮き彫りにするとともに、研究を志す者の新たなモチベーションを喚起する貴重な論集である。

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傲れる野獣の追放

G・ブルーノ著 加藤守通訳

2013.9刊 316頁 A5判
上製 4,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1188-5 C3310

ジョルダーノ・ブルーノ著作集5
傲れる野獣の追放
  
G・ブルーノ著 加藤守通訳

訳者解説
説明の書簡 フィリップ・シドニーへの献辞と本書の概略
第一対話 天の浄化の始まり
第一部 老ユピテルの改悛とモムスの召喚
第二部 悪徳のホロスコープ
第三部 ?熊?の追放
第二対話 天の浄化の中心思想
第一部 真理・賢慮・知恵・法・審判
第二部 ヘラクレスの座を巡る論争
第三部 剛毅と勤勉
第三対話 天の浄化の完成
第一部 閑暇を巡る論争
第二部 古代エジプト人の英知
第三部 アンリ三世への期待
訳注

闊達・躍動的に描き出す人間精神浄化の物語
本著作集中三編の「形而上学的対話」に対比される三つの「道徳的対話」の最初の書。ギリシア神話を題材に、ユピテルの道徳的改悛と悪徳を象徴する諸星座追放の物語を通じ、人間の自己改革と新たな自己形成の相をカラフルに描き出した雄編。本著作集第4弾!

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美を究め美に遊ぶ

江藤光紀・荻野厚志・田中佳 編著

2013.7刊 296頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1184-7 C3070

美を究め美に遊ぶ
  ――芸術と社会のあわい
江藤光紀・荻野厚志・田中佳 編著

河村錠一郎と門弟たちのコンチェルト
―マニエリスムから3.11へ―
河村錠一郎と門弟たちのコンチェルト
―マニエリスムから3.11へ―
3・11の衝撃は広くかつ深い。この事態に際し、「美に一体何の意味があるのか?」この問いをめぐって、美の世界の「達人」河村錠一郎と、一橋大学を中心とする門弟たちが展開する多彩なコラボレーションが本書だ。芸術の本質的な力を日常性の「破壊と解放」ととらえる河村氏の精神は、時代やジャンルを超えた自由な芸術研究を産んだばかりではない。それは震災に直面した現場にも受け継がれ、直接の癒やしを超えた「芸術の力」を引き出すこと、すなわち「3・11から芸術へ」というベクトルも、本書の随所に窺えよう。我々は今、フランス革命の激動の中でルーヴル美術館が開館した事実を、改めて考えてみるべきかもしれない。

第1部 美を究め美に遊ぶ
これまでの歩みを振り返って(インタビュアー 中澤幸夫)/明治時代のワッツ熱愛(河村錠一郎)/付録:年譜・主要著作目録
第2部 芸術の越境
晶子、藤村、キューピッド―『みだれ髪』管見(加藤光也)/南アフリカの画家ジェラード・セコト(福島富士男)/私を見て! 詩と絵画の競合/闘争(三宅昭良)/G・バタイユとA・ブルトンにおける「魔術的芸術」について(荻野厚志)/松方コレクションのモネ(陳岡めぐみ)/1793年8月10日、ルーヴル美術館の開館(田中 佳)/大阪万博と東京ビエンナーレ(石橋 宏)/フィリップス館からポリトープ・シリーズへ(江藤光紀) 
第3部 芸術と社会
機^豢饗膤悄峽歃僂伴匆顱弩Φ羃颯檗璽肇譟璽
供3・11 震災後の芸術を考える 報告とディスカッション
福島県立美術館から(荒木康子)/ いわきで働いて感じたこと(今尾博之)/3・11を巡って(小池博史)/震災と文化事業の今(陶山伊知郎)/被災建物が示す安全性と芸術性融合のヒント(松宮綾子)/「いま、ここで」奏でられる音楽の力(江藤光紀) 

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現代日本の教育課題

村田翼夫・上田学 編著

2013.7刊 344頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1183-0 C3037

現代日本の教育課題
  ――21世紀の方向性を探る
村田翼夫・上田学 編著

今後における日本の教育の方向性を追求した力作
人口減少下の日本は、教育システムのグローバル化、急速な教育の情報化などに加えて、3.11の東日本大震災に遭遇する中で、「教育はこれで良いか」と問われている。教育研究に長年携わってきた執筆者の、各教育分野を広い視野からまとめた最先端の現代日本における教育の現状と課題。日本の教育をトータルに深く知りたい全ての人に贈る。

第1章 教育制度の現状と課題(上田 学)
第2章 特別支援教育制度(井坂行男・中田英雄)
第3章 教育行政の課題と展望(上田 学)
第4章 社会教育分野の現状と課題(岩槻知也)
第5章 ボランティアの意味と教育課題(内海成治)
第6章 多様な個性を育てる教育の社会的課題(森 繁男)
第7章 教育の国際化の現状と課題 (村田翼夫)
第8章 カリキュラム改革の現状と課題(山口 満)
第9章 道徳教育の現状と課題(堤 正史)
第10章 災害と理科教育(内海博司)
第11章 教育の情報化(久保田賢一)

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新興国家の世界水準大学戦略

P・G・アルトバック/J・バラン 編著 米澤彰純 監訳

2013.7刊 416頁 A5判
上製 4,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0134-3 C3037

新興国家の世界水準大学戦略
  ――世界水準をめざすアジア・中南米と日本
P・G・アルトバック/J・バラン 編著 米澤彰純 監訳

その活力と構想力は我々日本を超えている!
グローバル化の只中、知の創造・伝達の中核をなす研究大学の質は今や国家の存亡さえ左右する。資金・人材・伝統の制約等、多くの障害に抗して世界水準の研究大学構築に挑むアジア・中南米諸国の姿は、21世紀初頭の世界的状況を顕著に反映している。新興国中で研究大学創設に先行している日本だが、果たして革新する力を持続できるか。すでに眼前の挑戦者である諸国の実態を活写した本書は、我々を驚愕させる必見の書。原著に加え、特に日本に関する一章を増補。

第1部 新興国家の大学戦略と日本
 第1章 知識と開発の帝国
 第2章 アジアとラテン・アメリカにおける高等教育政策と研究大学
 第3章 日本の「世界水準大学」政策の行方
第2部 世界水準をめざすアジア・中南米のトップ大学
 第4章 中国における旗艦大学と経済改革
 第5章 中国の研究大学:多様化、分類、世界水準の地位へ
 第6章 知識の受け売りを超えて:インドにおける研究重点大学の展望
 第7章 世界水準のインド研究大学への展望
 第8章 周縁国家における世界水準大学の創出:ソウル大学
 第9章 ブラジルの一流大学:当初理念と現行目標
 第10章 ブラジルの研究型大学
 第11章 学問の最高峰機関:国家建設大学としてのメキシコ国立自治大学
 第12章 メキシコにおける研究大学の役割:パラダイムの変化?
 第13章 チリに研究大学はあるか
 第14章 中所得国における研究大学構築への挑戦:ブエノスアイレス大学のケース
監訳者あとがき
索 引

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国際ジョイントベンチャー契約

井原宏 著

2013.7刊 416頁 A5判
並製 5,800円(本体)
ISBN978-4-7989-1181-6 C3032

国際ジョイントベンチャー契約
  ――国際ジョイントベンチャーのリスクとリーガルプランニング
井原宏 著

企業のグローバル化の下、国際ジョイントベンチャー契約に必須な実務満載の書
国際ジョイントベンチャーによる海外事業展開は、少子高齢化の下、国内市場の急速な縮小に直面しているわが国企業にとって今や必須の課題だ。だがそれは本来、利害対立の可能性を持つ企業間の共同事業であり、潜在的リスク予防のため独自の工夫が欠かせない。共同事業の全体構造分析、契約の法的性格検討等――本書は、著者の国際事業研究に関する豊富な知見の下、モデル契約例示を含め、共同事業に適切な契約の組立てと内容を具体的に提示・分析・考察した、経営者・実務家・研究者必読・必携の書。

第吃堯々餾櫂献腑ぅ鵐肇戰鵐船磧爾了業戦略
 第1章 国際ジョイントベンチャーのフレームワーク
 第2章 国際ジョイントベンチャー契約の基本的構造
 第3章 共同事業体の設立におけるリスクとリーガルプランニング
 第4章 ジョイントベンチャーの経営におけるリスクとリーガルプランニング
 第5章 ジョイントベンチャーの解消・撤退のリスクとリーガルプランニング
 第6章 競争法による規制のリスクとリーガルプランニング
第局堯.皀妊觜餾櫂魁璽櫂譟璽函Ε献腑ぅ鵐肇戰鵐船磧七戚
 第1章 はじめに
 第2章 合弁会社の設立
 第3章 合弁会社の構造および経営
 第4章 株式譲渡
 第5章 資金調達および経理
 第6章 製造活動および販売活動
 第7章 従業員
 第8章 補償
 第9章 秘密保持および公表
 第10章 契約の譲渡および契約関係の解消
 第11章 準拠法および紛争解決
 第12章 一般条項
第敬堯.皀妊觜餾櫂僉璽肇福璽轡奪廖Ε献腑ぅ鵐肇戰鵐船磧七戚
 第1章 はじめに
 第2章  有限責任パートナーシップまたは有限責任会社の設立
 第3章 ジョイントベンチャーの構造および経営
 第4章 資金借入および経理
 第5章 製造活動および販売活動
 第6章 人員
 第7章 メンバーの責任および権限
 第8章 補償
 第9章 秘密保持および公表
 第10 章 契約の譲渡および契約関係の解消
 第11章 準拠法および紛争の解決
 第12 章 一般条項
法令等索引・判例索引・事項索引

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比較教育学研究47

日本比較教育学会 編

2013.7刊 208頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-7989-1186-1 C3037

比較教育学研究47
日本比較教育学会 編

特集・各国におけるいじめと体罰等論考充実

特集 各国におけるいじめと体罰
〈特集の趣旨〉(竹熊尚夫)
いじめ総論(原清治・山内乾史)
「体罰」総論 (添田晴雄)
アメリカの学校で許容されてきた体罰の行方(片山紀子)
イギリスにおけるいじめと体罰(植田みどり)
韓国におけるいじめ対策(松本麻人)
ケニアの学校におけるいじめと体罰 (澤村信英)

論  文 
カンボジアの「子ども中心」の教授法改革に対する教師の反応(荻巣崇世)
中国における常住外国人の子どもの受け入れ原則「随班就読」に関する一考察(馬璨婧)
International Branch Campuses in the United Arab Emirates and Qatar(Shingo HANADA)
Socioeconomic Inequality between Schools and Junior SchoolStudents’ Non-academic Behavior(Ryoji MATSUOKA)
ドイツにおける学校の役割変容(布川あゆみ)

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福祉社会学研究10

福祉社会学会 編

2013.7刊 296頁 A5判
並製 1,905円(本体)
ISBN978-4-7989-1182-3 C3036

福祉社会学研究10
福祉社会学会 編

ポスト3.11における社会理論と実践を特集

■特集:ポスト3.11における社会理論と実践
 特集「ポスト3.11における社会理論と実践」に寄せて(天田城介)
 災害ボランティア活動から見えること(村井雅清)
 ボランティアの制度化は〈支援〉の有り様に何をもたらしたか(新 雅史)
 震災復興支援と「支え合い」(佐藤 恵)
 「3.11」と「3.12」(矢部史郎)
 社会(科)学の啓蒙的な論調について(小泉義之)
 特集について(三井さよ)
■自由論文
 利用主体−提供主体間の相互規定を通した社会福祉の成立(寺田貴美代)
 児童養護施設の職員が抱える向精神薬投与への揺らぎとジレンマ(吉田耕平)
 ダルクにおける薬物依存からの回復に関する社会学的考察(相良 翔)
 分断される養育者たち(和泉広恵)
 高齢者地域包括ケアにおけるネットワーク構築とその効果(宮垣 元)

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コミュニティ政策11

コミュニティ政策学会

2013.7刊 200頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-1185-4 C3036

コミュニティ政策11
コミュニティ政策学会

特集は震災によるコミュニティの分断と再生

巻頭言 理論と実践をつなぐ機関誌へ(中川 幾郎)
第11回大会 コミュニティ政策を改めて問い直すシンポジウム
『地域自治を促すコミュニティ政策とは何か』
特集論文 コミュニティの分断と再生―東日本大震災の経験から
(1) 引き裂かれた福島― 分断の諸相―(牧田 実)
(2) 地域と暮らしの復興をめぐって(佐藤 彰彦)
(3) 地域コミュニティの再生に向けた復興まちづくり推進員の取り組み(鈴木 孝男)
自由投稿論文
(1) 地域づくりプラットフォームの現状と課題(工藤 順) ?
(2) 地域協議会が「協働活動の要」として機能する要因は何か?(三浦 哲司)
研究ノート
大学と地方自治体の連携研究による地域コミュニティの活性化(渡辺孝司、藤本穣彦、島谷幸宏)
第11回大会 プログラム 報告
・上越市関連分科会報告(宗野隆俊)
・震災関連分科会報告(鈴木 誠)
・豊田市関連分科会報告(谷口 功)
・自治体職員交流分科会報告(鈴木貴雄)

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労働社会学研究14

日本労働社会学会 編

2013.7刊 168頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0180-0 C3036

労働社会学研究14
日本労働社会学会 編

組合組織化、過剰労働等充実の論考5編ほか

何が個人加盟ユニオンの組織存続を可能にするのか(中根多惠)
働きすぎる建築士とその労働世界(松村 淳)
現場協議制における組合職場組織の交渉力(飯嶋和紀)
若手医師の年次有給休暇取得を困難にしている要因について(井草 剛)
製造業派遣・請負労働市場の「制度化」に関する研究(今野晴貴)
海外就業経験は非エリート層にとってどのような意味を持つのか?(藤岡伸明)
労働・生活分析方法論再考(江頭説子)
外国人語学講師の組織化と職場ネットワーク(中根多惠)

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国際法 〔第2版〕

浅田正彦 編著

2013.4刊 536頁 A5判
並製 2,900円(本体)
ISBN978-4-7989-0171-8 C3032

国際法 〔第2版〕
浅田正彦 編著

最先端かつスタンダードな最新第2版
大好評の初版から2年、その間に生起した日中間尖閣問題、パレスチナへの国家資格付与はじめ重要事例・文書を取り入れるなど約40頁を増補し、さらに充実。各章冒頭で章の全体構造を俯瞰できる「詳細目次」、章末の過去の国家試験問題を中心とした「設問」等も新たに設けた基本テキストとして、展開著しい国際法各分野の学習、期末試験、各種国家試験への対応にも最適の国際法学徒必携の一冊。

第1章 国際法の基本構造(浅田 正彦)
第2章 法源・慣習法(柴田 明穂)
第3章 条約法(中野 徹也)
第4章 国家(王  志安)
第5章 国家の主権と管轄権(水島 朋則)
第6章 国家機関(村上 正直)
第7章 国際機構(黒神 直純)
第8章 国家領域(桐山 孝信)
第9章 国際化地域・空域・宇宙空間(柴田 明穂)
第10章 海洋法(田中 則夫)
第11章 外国人の法的地位(村上 正直)
第12章 人権の国際的保障(村上 正直)
第13章 国際経済法(平  覚)
第14章 国家責任法(兼原 敦子)
第15章 国際環境法(高村 ゆかり)
第16章 紛争解決(山形 英郎)
第17章 国際安全保障(浅田 正彦)
第18章 武力紛争法(新井  京)

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イギリス憲法I 憲政

幡新大実 著

2013.4刊 376頁 A5判
上製 4,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0174-9 C3032

イギリス憲法I 憲政
幡新大実 著

憲法精神の具現としてのイギリス憲政
「憲法典」と名のつく単一の最高法規を持たぬイギリスが、憲政すなわち憲法に基づく政治運営において顕著な成功を収めているのはなぜか? 憲法を構成する諸法源を流れる自由と民主主義の精神に立脚し、多様な経験に鍛えられたイギリス憲政の歴史と実際の全てを、精細に紹介・考察した本書は、同時にわが国今日の姑息な政治を痛烈に批判し、肝心なのは「憲法典」の条文いじりではなく、その精神の具現であることをまざまざと実感させる。

第一編 歴史
 序 章 イギリスの暦
 第一章 連合王国成立史
 第二章 平和的生存権の歴史
第二編 総論
 第三章 法源
 第四章 議会内王冠主権
 第五章 選挙法改正
第三編 統治機構
 第六章 議会
 第七章 行政府
補章 イギリスの王立委員会および調査委員会等について
第吃瑤里わりに 余談と雑感
索引・引用参考文献・資料

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主体的学びにつなげる評価と学習方法

Sue Fostaty Young・Robert J.Wilson 原著者
土持ゲーリー法一 監訳
小野恵子 訳

2013.4刊 128頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0175-6 C3037

主体的学びにつなげる評価と学習方法
  ――カナダで実施されるICEモデル
Sue Fostaty Young・Robert J.Wilson 原著者 土持ゲーリー法一 監訳 小野恵子 訳

「浅い学び」から「深い学び」へ
今日わが国の教育は、教師の教えを自動的に受け入れ模倣する「浅い学び(真似び)」が中心である。「深い学び」に導くために、本書は、学校で教える基礎知識(Ideas)の間のつながり(Connections)を適切な質問と指導を通じて理解させ、さらに自らの体験に結びつけた知の応用(Extensions)へ発展させる、「主体的学び」のための絶好の指導・実例集である。

主体的学びシリーズ発刊にあたって
監訳者まえがき
第1章 アイデア(Ideas)、つながり(Connections)、応用(Extensions)
第2章 ICEを教育と学びに応用するには
第3章 ICEの汎用性
付録/参考文献

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観察の政治思想

小山花子 著

2013.4刊 192頁 A5判
上製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0166-4 C3036

観察の政治思想
  ――アーレントと判断力
小山花子 著

その重層的な思想に見る「観察者精神の評価」
政治不信と無関心の増大に対し、通常期待される市民の政治参加と共に、「非行動」即ち「観客」として政治の「劇場」を観察し、思考力と判断力を鍛える営みを高く評価したように、アーレントの政治思想は重層的なのだ。我々が現在陥っているのが、直線的な行動を無効にする不気味で朦朧としたシステムだとすれば、それは極めて貴重である。観察の思想を基点に、革命と自由、罪と許し、公共性、自然と科学等、アーレントの思想の本質を多角的に追求した力作。

まえがき
序 章―聴衆民主主義を超えて
第1章 観察者としてのアーレント
第2章 徹底的な民主主義の種火―建国と自由の狭間で
第3章 死と昏睡の後に―古代・中世・近世を貫く公共性の変容
第4章 劇場の政治とその含意
第5章 許し
第6章 人と自然―アーレントの科学技術批判
参考文献
初出一覧
索 引

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コミュニティワークの教育的実践

高橋満 著

2013.4刊 216頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0161-9 C3037

コミュニティワークの教育的実践
  ――教育と福祉とを結ぶ
高橋満 著

教育から福祉へ、高められた「地域力」の展開を!
差別、環境、貧困等、様々な社会的不平等に苦しむ人びとへの共感──それは社会教育の重要な第一歩だ。だが教育はこれまでこうした住民の共感を、問題解決を目指した実践へと導く点で、極めて不十分だった。従来の方法の限界を顧み、学習と実践を統合した住民主体の地域づくりのあり方を、具体的・多角的に考察した本書は、いま制度の枠の中に縮減しつつある社会福祉に向け新たな活性化を促す、教育からの強力な架け橋となるだろう。

はしがき
序 章 包摂的な地域社会をつくる社会教育実践
第1章 学びの場としての地域活動
第2章 対話と参加でつくる〈福祉のまち〉
第3章 ソーシャルキャピタルと教育的実践
第4章 地域の力を高める戦略をどうつくるのか
第5章 参加型まちづくりの計画と評価―ロジック・モデルの技法
第6章 コミュニティワーカーとしての公民館職員―その専門性と力量形成
終 章 社会教育の社会的価値―震災の経験を通して

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研究道 学的探求の道案内

平岡・武川・山田・黒田監修
須田・鎮目・西野・樫田編集

2013.4刊 352頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0172-5 C3036

研究道 学的探求の道案内
平岡・武川・山田・黒田監修 須田・鎮目・西野・樫田編集

福祉社会学会、家族社会学会、社会政策学会、保健医療社会学会の研究者支援の取り組みを横断的にまとめた、研究者をめざす者および現役研究者のメンテナンス!

本書のねらい
 序章 研究者のあり方(山田昌弘)
第吃堯|里慮取り図を描く
 第1章 先行研究に取り組む(西野理子)
 第2章 論文の完成度を高める文献レビュー(吉田 崇)
 第3章 先行研究の収集と整理:仮説検証型計量研究のケース(坂本有芳)
 第4章 先行研究の「少ない」テーマが生みだす新しい発見と洞察(吉原千賀)
 第5章 事例研究・古典研究への取り組み(米村千代)
 第6章 英語文献の活用法(黒田浩一郎)
 第7章 先行研究を構造化する:社会政策・福祉政策研究を題材に(平岡公一)
第局堯]席犬鮟颪
 第8章 インスピレーションから論文執筆まで(後藤広史)
 第9章 論文の着想(野田博也)
 第10章 フィールドからの発想:調査すること/されること(小磯 明)
 第11章 量的・質的研究の知のマッピング(筒井淳也)
 第12章 量的研究の論文構成(中田知生)
 第13章 質的研究の論文構成と研究戦略(井口高志)
 第14章 論文執筆の舞台裏:質的研究の場合(石川良子)
 第15章 問いを限定することの大切さ(亀山俊朗)
 第16章 論文投稿から掲載決定まで:査読過程を中心に(河野真)
 第17章 量的研究の方法と投稿論文の修正過程(鎮目真人) 
 第18章 論文投稿のケーススタディ(木下衆)
 第19章 海外英文誌への投稿というチャレンジ(須田木綿子)
第敬堯ヽ慍颪噺Φ羈萋
 第20章 学会とは何か(武川正吾)
 第21章 学会における査読システムの合理性(天田城介)
 第22章 論文査読の現実(樫田美雄)
 第23章 学会発表の仕方(金子雅彦)
 第24章 「知的共同作業者」として発表を聴く(河西正博)

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居住福祉産業への挑戦

鈴木静雄・神野武美 編著

2013.4刊 152頁 A5判
並製 1,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0178-7 C1336

居住福祉産業への挑戦
  ――居住福祉叢書1
鈴木静雄・神野武美 編著

バブルと崩壊の連鎖からの脱却!
景気便乗・牽引産業としての思想なき不動産・住宅産業の時代は終わった。今こそ社会的企業・社会運動体として居住福祉産業へ転換の時だ。本書14件の事例は業界再生への格好の具体的示唆!

居住福祉叢書の刊行に当たっての提言(早川和男)
序章 新しい日本国土再生にむけ、居住福祉産業へ転換せよ(鈴木静雄)
第1章 女性が創る居住福祉
 1 社員は会社でなく「地域」に出勤せよ(野老真理子)
 2 シェアハウスで未来の「強いママ」を育てる(水谷紀枝)
 3 安心・安全のためのコミュニティ形成(石井裕子)
第2章 医療が身近にある住生活
 1 “快復に必要なのは環境である”(戸倉蓉子)
 2 マンションを「終の住まい」とするために(佐々木道法)
第3章 コミュニティと子どもを育むマンション・ライフ
 1 噴出する社会問題は住宅産業が犯した犯罪(鈴木雄二)
 2 喪失した感性を回復させる都心住空間づくり(加賀谷慎二)
 3 持続可能な、人間的生活支援賃貸経営(山本仁二)
第4章 地域産業としての住宅づくり
 1 居住福祉型住宅地の実験(中内啓夫)
 2 家族を幸せにする住宅づくりこそ社会を支える基盤となる(川野悠一)
第5章 居住福祉の支援システム
 1 生活保護受給者に向けた食事付きアパート経営(南高夫)
 2 高齢者・障害者・被災者向け住宅情報ネットワーク(中村勝次)
 3 復興は500万円からの「本住まい」で(鯨井 勇)
 4 不動産信託の活用による古民家再生(米田 淳)
終章 時代が変わった、と認識しよう(神野武美)

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フクシマとチェルノブイリにおける国家責任

繁田泰宏 著

2013.4刊 104頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0168-8 C1032

フクシマとチェルノブイリにおける国家責任
  ――原発事故の国際法的分析
繁田泰宏 著

アルメニアが、原子炉格納容器のない「世界で最も危険な原発」と言われるメツァモール原発を、地震多発地帯の活断層直近において未だに稼動させているように、我が国が脱原発政策を進めて行くか否かにかかわらず、多くの国で原発は稼働し、原発建設も増大し続けている。そのような状況の中、原発事故が発生した国の国際法上の国家責任という観点から、福島原発事故とチェルノブイリ原発事故を検討し、原発事故の防止義務、損害の救済といった、原発との「共存の国際法」を探る必読の書。

はじめに―原発との「共存の国際法」の必要性
第一章 自国領域内で原発事故が発生した国の国家責任に関する規則
第二章 チェルノブイリ原発事故の国際法的評価
第三章 福島原発事故の国際法的評価
おわりに―「原発安全神話」を超えて
参考文献

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居住福祉研究15

日本居住福祉学会 編

2013.4刊 104頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0177-0 C3036

居住福祉研究15
  ――障がいと認知症の人々の居住問題
日本居住福祉学会 編

特集:障がいと認知症の人々の居住問題

巻頭言 居住福祉社会の実現−「三方よし」(野口定久)
■特集:障がいと認知症の人々の居住問題
 障がいのある人の居住分野の関連動向と課題(藤井克徳)
 重度の重複障がいをもつ人びとが地域で住まう形(田坂さつき・生田目昭彦)
 精神障がいのある人の居住・居住環境の課題(大澤美紀)
 認知症と住まいについて(松本一生)
■居住福祉評論
 地域福祉から『居住福祉』を考える(右田紀久恵)
 ドイツの公的住宅供給はどこへ行くのか?(水原渉)
 ホームレスコミュニティによる共同自立に関する研究(矢野淳士)
 欧州諸国での「社会住宅の民営・資本化」の影響(高島一夫)
■国際学会・シンポウジウム
 アジアの町並み保存ネットワークとその未来(黒田睦子)
 居住貧困を断ち切る:居住福祉政策と居住支援型社会的企業の実践
■居住福祉ブックレットを読む
■「臨床の知」を目指す「居住福祉叢書」発刊(神野武美)

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ベーシック条約集〔2013年版〕

田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹 編集代表

2013.3刊 1280頁 四六判
並製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0165-7 C3032

ベーシック条約集〔2013年版〕
編集代表:田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹

最新かつスタンダードな国際法テキスト
各分野一線・気鋭の研究者を結集し、スタンダードかつ最先端の内容を具えると共に、国際法がどのように日本とかかわっているかにも力点を置いた最新テキスト。豊富な具体的事例と脚注による敷衍的解説等、学習者の理解・関心に留意し、各種国家試験等の基本書としても使用できる、国際法学徒必携の一冊。

【新規収録文書】
「9.11テロに関する安全保障理事会決議1368」(13章)

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「むつ小川原開発・核燃料サイクル施設問題」研究資料集

舩橋晴俊・金山行孝・茅野恒秀 編著

2013.3刊 1520頁 B5判
上製18,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0163-3 C3036

「むつ小川原開発・核燃料サイクル施設問題」研究資料集
編著:舩橋晴俊・金山行孝・茅野恒秀

開発・原子力・政策──日本の未来選択に不可欠の文献
青森県下北半島の、とりわけ六ヶ所村再処理工場を焦点にした核燃料サイクル問題は、日本の原子力政策の将来にとって死活的重要性を孕む。これらむつ小川原開発と核燃料サイクル施設に関する40年間の調査で得られた膨大な資料群から、280に及ぶ重要基礎資料を体系的に収録し、問題の歴史的経緯を解明すると共に地域格差、地域開発、原子力政策、政策決定過程、倫理的政策分析等の問題文脈の下、直面する政策的課題と社会科学的問題点を摘出する。とくに3.11の東日本大震災により福島原発事故を惹起した現在、中央・地方政策担当者、住民運動リーダー、実務家、研究者等、また公共・大学図書館必備の、日本の未来選択のための不可欠の文献。

まえがき 
総 説  
第吃堯,爐直川原開発期
 解題
第1章 行政資料(政府・県・六ヶ所村)
第2章 企業財界資料
第3章 住民資料
第4章 論文等
第5章 裁判関係資料
第局堯ヽ貿確船汽ぅル施設問題前期(1984-1995)
 解題
第1章 行政資料(政府・県・六ヶ所村)
第2章 企業財界資料
第3章 住民資料
第4章 論文等
第5章 裁判関係資料
第敬堯ヽ貿確船汽ぅル施設問題後期(1995-2010)
 解題
第1章 行政資料(政府・県・六ヶ所村)
第2章 企業財界資料
第3章 住民資料
第4章 論文等
第孤堯‖消楼茵Г爐鳥圈東通村、大間町の動向
第1章 むつ市中間貯蔵施設問題
第2章 東通村原発問題
第3章 大間町原発問題
第V部 その他(年表・意識調査など)
 解題
第1章 むつ小川原開発・核燃料サイクル施設問題関連の諸年表
第2章 統計資料
第3章 意識調査結果
第4章 重要新聞記事

参考文献
むつ小川等開発関連写真

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福島原発の真実 このままでは永遠に収束しない。

村上誠一郎+原発対策国民会議 著

2013.3刊 384頁 四六判
並製2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0115-2 C0031

福島原発の真実 このままでは永遠に収束しない。
  ――まだ遅くない─原子炉を「冷温密封」する!
著:村上誠一郎+原発対策国民会議

事故現場の恐るべき現状と収束への緊急提案
●溶融した核燃料の行方は未だ確認されていない。●続行されている循環冷却はそのため的確な効果がなく、大量の高濃度汚染水を増やし続けている。 ●破損の可能性が強い格納容器からは当然汚染水が漏出し続ける。●政府発表の工程表は作文にすぎず、このままでは事故は永遠に収束しない!──専 門研究者を講師に、5回にわたって開かれた原発対策国民会議が示した戦慄の現場状況と、著者らが議員立法をめざす収束のための具体的提案。

はじめに
序 章 このままではダメだ―危険な現状の認識と新しい方策の提案
第一章 後手後手に回った対応と汚染水のジレンマ―衆議院決算行政監視委員会(四月二七日)
第二章 成功率は〇・一%以下。対策の切り替えが必要―第一回原発対策国民会議(四月二〇日)
第三章 循環冷却への危惧と放射線の認識―第二回原発対策国民会議(二〇一一年五月一八日)
第四章 「事故対応の早期収束のための具体案」―政治の決断を!この悲劇を未来が見えるプラスの方向に変える戦略が必要 第三回原発対策国民会議(二〇一一年六月八日)
第五章 事故収束の終着点と被災地の放射能汚染の現実―第四回原発対策国民会議(二〇一一年七月六日)
第六章 内部被曝および「測定」「除染」について―第五回原発対策国民会議(二〇一二年一月二五日)
第七章 なぜ、収束に向かわないのか! 冷温停止はまやかしである―第一七九回国会 衆議院予算委員会(平成二三年一一月八日)
第八章 原発事故と危機管理―政治は誰がやっても同じだと言うのはウソである
あとがき/【原発参考文献】

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比較教育学の地平を拓く

山田肖子・森下稔 編著

2013.3刊 456頁 A5判
上製4,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0126-8 C3037

比較教育学の地平を拓く
  ――多様な学問観と知の共働
編著:山田肖子・森下稔

今日の比較教育学・その学問観・研究視角・研究対象
グローバル化に伴う学問空間の拡大と様々な出自の新研究者の参入──これらの変動は比較教育学界に、活況とともに研究領域と学問観の拡散・動揺を もたらしている。先進国教育の移植から途上国開発援助への力点移動をはじめ、研究ベクトルが多様化するなか、今や「比較教育学とは何か」は必須の 問いとなった。学会会員アンケートや紀要掲載論文の分析を交え、26名の研究者を結集してこの問いに応えた本書は、まさに今日関係者必読の書である。

 序 章 多面的な比較教育学の認識と実像をとらえる試み(山田肖子)
第吃堯“羈啅軌薐悗砲かる学問観と学会の変遷
 第1章 世界の中の日本比較教育学(森下稔・黒田一雄・北村友人)
 第2章 日本の比較教育学における伝統と多様化(山田肖子・西村幹子)
 第3章 学会紀要に見る研究実践の傾向(山田肖子)
 第4 章 比較教育を比較する…(マリア・マンゾン、マーク・ブレイ) 
 第5章 比較・国際・開発教育(ジョン・C・ウェイドマン、W・ジェイムズ・ジェイコブ)
 第6 章 大中華圏における比較教育学学会の変遷、研究課題と近年の発展(莫 家豪)
 ●コラム「比較国際教育学」(馬越徹)
第局堯“羈啅軌薐悗慮Φ羯覲
 第7章 教育学における比較教育学の位置づけ(杉村美紀)
 第8章 社会理論と比較教育学(浜野隆)
 第9章 定性的手法を用いた比較教育学研究(森下稔・服部美奈・鴨川明子)
 第10章 定量的手法を用いた比較教育学研究(山内乾史・小川啓一)
 ●コラム「比較教育断簡」(鈴木慎一)
第敬堯“羈啅軌薐悗慮Φ翅仂
 第11章 比較教育学における教育内容・政策研究(近藤孝弘)
 第12章 課題型教育研究と比較教育学 癖鈍珪棺磧
 第13章 課題型教育研究と比較教育学◆聞田一雄・北村友人)
 第14章 比較教育学とジェンダー(犬塚典子)
 ●コラム 「私にとっての比較教育学―東南アジア教育を中心として」(村田翼夫)
第孤堯|楼茲箸隆悗錣蠅魎霹廚箸垢詒羈啅軌薐
 第15 章 比較教育学とその周辺領域における南アジア教育研究(日下部達哉)
 第16章 欧州・中東をみる比較教育学(丸山英樹)
 第17章 東アジアをみる比較教育学(小川佳万)
 第18章 アフリカをみる比較教育学(山田肖子)
 ●コラム「私の比較教育学の途」(望田研吾)

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アジアの中等教育改革

馬越徹・大塚豊 編

2013.3刊 288頁 A5判
上製2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0173-2 C3037

アジアの中等教育改革
  ――グローバル化への対応
編:馬越徹・大塚豊

世界を牽引するアジア諸国中等教育のダイナミクス
発展著しいアジア諸国において、グローバル化に対応して教育構造が変容する中、わが国のアジア教育研究、とくに中等教育研究は遅れている。とりわ け多様化が顕著な留学生交流において、相互接続の基点をなす後期中等教育研究の今日化は不可欠だ。本書は、アジア9か国の、(1)全体像俯瞰、(2)入学者選抜と卒業認定、(3)近年の改革動向、(4)中等・高等教育の接続の4点を柱として分析・考察した本格的研究であり、この分野の研究を穴うめする貴重な労作である。

序 アジア中等教育改革の新動向(大塚 豊)
第1章 韓 国―多様化と自律性の拡大を目指して(馬越徹・韓龍震)
第2章 中 国―多様化の模索(大塚豊・小川佳万)
第3章 台 湾―6-3-3-4制上の独自モデルの追求(所澤 潤)
第4章 フィリピン―中等教育拡大に伴う質的課題(中井俊樹・北村友人)
第5章 ベトナム―新カリキュラムの導入で国際水準を目指す(近田政博)
第6章 タ イ―急増と変革の中等教育(野津隆志)
第7章 マレーシア―国民統合とグローバル化・イスラーム化の課題(西野節男)
第8章 シンガポール―中等教育の多様化と能力主義教育の行方(池田充裕)
第9章 インドネシア―グローバル時代を生き抜く国民教育の見取図(服部美奈)

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教育哲学問題集

宇佐美寛 著

2013.3刊 336頁 四六判
上製2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0159-6 C3037

教育哲学問題集
  ――教育問題の事例分析
著:宇佐美寛

学会の現状を根底から批判し、教育の現実に正面から対処したものである。
教育に関する問題意識をどう作るべきか。問題をどう発想すべきか。具体例によって論じる。

はじめに
序 論 「研究者人格」
本 論 ―問題をどう発想するか―
第1章 〈ディベート〉の場合―概念の内容を疑う―
第2章 「出口」論争の場合―研究における〈人間〉―
第3章 「正義」と「ケア」―区別・対比の論理―
第4章 ディレンマ―二元論の狭さ―
第5章 言葉と経験―「地図」と「現地」―
第6章 作文の授業―教育哲学の実践構想力―
第7章 「子どもと哲学対話を」を批判する
第8章 小笠原氏の宇佐美理論批判に対応して―記号論的覚書
あとがき

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「深い学び」につながるアクティブラーニング

河合塾 編著

2013.3刊 352頁 A5判
並製2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0169-5 C3037

「深い学び」につながるアクティブラーニング
  ――全国大学の学科調査報告とカリキュラム設計の課題
編著:河合塾

一方通行型の講義のみによる大学教育の限界が指摘され、すでに多くの大学でアクティブラーニングの導入が進む。そして今や、単にアクティブラーニングを導入することだけが目的ではなく、いかに学生を「深い学び」に導くのかが問われる段階へと到達してきている。本書は、資格系を除く全国の国公私大の952学科を対象に詳細な調査結果および、先進事例の実地調査の報告を掲載。加えて、「深い学び」につながるアクティブラーニングを探るシンポジウムの全記録を収録。今後のアクティブラーニングと、「専門ゼミ」「専門研究」のあり方を提言する、大学関係者・高校進路担当者必読の書。

第1部 河合塾からの2011年度大学のアクティブラーニング調査報告
第2部 大学からの事例報告
第3部 「深い学び」につながる工夫とは─アクティブラーニングの理論的課題と実践的課題―何をもってディープラーニングとなるのか?〜アクティブラーニングと評価〜 京都大学高等教育研究開発推進センター准教授 溝上慎一
第4部 課題抽出と解決策のワークショップ
解 説

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グローバル・ニッチトップ企業の経営戦略

難波正憲・福谷正信・鈴木勘一郎 編著

2013.3刊 280頁 A5判
並製2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0162-6 C3034

グローバル・ニッチトップ企業の経営戦略
編著:難波正憲・福谷正信・鈴木勘一郎

日本産業界「隠れたチャンピオン」の全容解明
先進国、途上国相撃つ国際市場競争の中、近年の円高の下苦闘するわが国産業界で、今「ものづくりの原点」として注目を集める「GNT企業」──特定の技術や製品にフォーカスした「ニッチ(隙間)」市場において、トップレベルのグローバルシェアを譲らぬこれら中堅企業は、いかなる経営戦略により今日の地位を築いたか。九つの企業の事例分析と三つの視点からの理論的フレームワークを通じ、わが国製造業の未来に展望を開く。

第吃堯〕論編
 第1 章 GNT企業の成長戦略(福谷正信)
 第2 章 GNT企業のリーダーシップ戦略(鈴木勘一郎)
 第3 章 GNT企業のイノベーション戦略(難波正憲)
第局堯.院璽絞
 第4 章 本多機工(藤本武士)
 第5 章 JDC (大竹敏次)
 第6 章 ミクロエース(難波正憲)
 第7 章 森鐵工所(難波正憲)
 第8 章 中島田鉄工所(藤本武士)
 第9 章 西村鐵工所(中山晴生)
 第10 章 ピーエムティー(三宅賢治)
 第11 章 西部技研(平田 実)
 第12 章 東亜工機
第敬堯仝‐敲圈蔑詭擺一郎)
 第13 章 GNT 経営への展開(福谷正信・鈴木勘一郎・難波正憲)

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現代的教養I

小林甫 著

2013.3刊 464頁 A5判
上製6,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0130-5 C3336

現代的教養I
  ――生活者生涯学習の地域的展開
  ――大転換期と教育社会構造 第2巻
著:小林甫

社会教育は終焉か 新しい「公共」とは何か
3.11で露呈された深刻な現実を前に、いま我々は否応なしに、わが国風土の刷新につながる“学び”を求めている。リーダーシップを欠き、事実糊塗が日常化した日本中枢を的確に批判し、真の変革をもたらすためには、何をいかに学び、どう有効な活動を展開すべきか。諸地域の生涯学習を実例として、生活者生涯学習を構想する実証的研究。

序文1 社会教育の終焉と、新しい「公共」の視点と、地域社会
第3章 分析3:「生涯学習」の重層構造と地域社会の諸類型

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現代的教養II

小林甫 著

2013.3刊 480頁 A5判
上製6,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0131-2 C3336

現代的教養II
  ――技術者生涯学習の生成と展望
  ――大転換期と教育社会構造 第2巻
著:小林甫

現場技術者の体験と意見:2000人調査から
3.11の惨害に多くの科学技術界者、教育者は心を痛め、原子力ムラの体質、自然への無力さも見た。限定的な専門知では近未来に備えられない。統合的知性=知識人としての教養、事実直視・関係益排除の技術論理、換言すれば技術者の生涯学習が不可欠。2000人に及ぶ大卒・院修技術者の意見から、新たな技術教育と教養警世を方向づける実証的研究。

序文供々眦抃从兩長期以降における大学工学教育の改革:その大要
第4章 分析4:大卒技術者の「学び」の構造と大学への要求―A大学工学系卒業生への追跡調査結果の分析
あとがきに代えて:東日本大震災と地域教育社会学・生涯学習研究の課題―寒冷化と地震・津波の時代、原発震災と政治人災の転換

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北極海のガバナンス

奥脇直也・城山英明 編著

2013.3刊 224頁 A5判
上製3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0167-1 C3031

北極海のガバナンス
編著:奥脇直也・城山英明

紛争の海と化すか、協調の海へと導くか
資源、交通、物流、環境──地球温暖化の兆しをきっかけに、いま北極海では様々な焦点的課題が噴出しつつある。各国の利害が錯綜する中、明日繰り広げられるのは紛争の激化か協調の進展か?歴史、国際法、地政学、航行・開発に伴う技術課題等、北極海の過去・現在・未来を多角的に展望し、日本の北極政策とともに、多様な国際機関の活動はじめ北極海ガバナンス強化の動態を詳細に考察した本書は、まさに時宜を得た貴重な研究。

はしがき 奥脇直也
第1部 北極海ガバナンスの視点
 第1章 変革の時代における北極海のガバナンス オラン R. ヤング(佐藤俊輔訳)
 第2章 北極海をめぐる国際法上の諸問題 西元宏治
第2部 北極海の現状
 第3章 変わりゆく北極:紛争の地域か、協力の地域か ロブ・ヒューバート(田中佐代子訳)
 第4章 北極海航路:商業利用のための技術課題・技術開発 末岡英利
 第5章 北極海航路:商業性の観点から 合田浩之
 第6章 日本の北極問題への取り組みの現状と展望 加藤喜久子
 第7章 北極地域における機会と責任:欧州連合の視点 ジョー・ボージ(西本健太郎訳)
 第8章 北極海における大陸棚の延伸 谷 伸
 第9章 スヴァールバル諸島周辺海域の国際法上の地位  西本健太郎
 (補論)スヴァールバル諸島(スピッツベルゲン)をめぐる領有紛争の歴史的経緯 奥脇直也
第3部 北極海ガバナンスの未来
 第10 章 これからの北極海ガバナンス 城山英明

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日本人画工 牧野義雄

ますこひろしげ 著

2013.3刊 560頁 A5判
上製5,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0164-0 C3070

日本人画工 牧野義雄
  ――平治ロンドン日記
著:ますこひろしげ

日本人芸術家のもう一つの生き方
天皇陛下、東郷元帥、大隈前首相、珍田大使(駐英)、そして牧野義雄──世界の名士として選んだ日本人五人中の一人という、新聞年鑑(1919 年)の評価が示す英国での名声と、今彼の名を知る人さえ稀な日本の現状──この極端な落差が語るものは何か?留学そして帰国後の声価というわが国 画壇の定型を破り、英国の庶民に支えられ、さらに上流社交界でも愛され、半世紀にわたり現地で活躍し続けた水彩画家の生涯が、風景画を中心とした 画業とともに蘇る。

口 絵
プロローグ 「神々の愛でし人」
第一章 天国の入口
第二章 霧中彷徨
第三章 霧中の灯
第四章 夜明けの歌
第五章 カラー・オブ・ロンドン
第六章 広がる世界
第七章 日本の五人の名士
第八章 交際社会の寵児
第九章 社交と隠遁
第十章 戦間期
エピローグ 懐かしき父母の膝下に
あとがき

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宰相の羅針盤─総理がなすべき政策――〔改訂〕日本よ、浮上せよ!

村上誠一郎+21世紀戦略研究室 著

2013.1刊 256頁 四六判
並製 1,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0138-1 C0031

宰相の羅針盤─総理がなすべき政策
  ――〔改訂〕日本よ、浮上せよ!
著:村上誠一郎+21世紀戦略研究室

日本のリーダーは全分野総合政策を持っているか?
3.11は「失われた20年」に続き、今や日本が存亡の危機に立っていることを明らかにした。国内外の難局に当たり、現在の政界リーダーは、難局に処する力と意思、そして全分野に渡る総合的戦略を持たねばならない。本書は、現状に強い危惧を抱く衆議院議員勤続25年の著者が、「21世紀戦略研究室」に結集した各界有識者とともに立ち上げた、政治、外交、国防、財政、産業、教育等全分野にわたる、かつて見ない日本再生のための包括的政策提言である。

改訂版発刊にあたって
序 誰も本当のことを言わなくなった
第一編 日本再興へ向けて
第二編 「成長の限界」と日本経済を崩壊に導く温暖化政策
第三編 保守政治の目指すところ
おわりに

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日本型移民国家への道〔増補版〕

坂中英徳 著

2013.1刊 152頁 A5判
並製 1,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0158-9 C1031

日本型移民国家への道〔増補版〕
著:坂中英徳

起死回生の積極的国家改革提言
50年間、1000万人受け入れの移民政策を!
未曾有の人口減、特に農水産業等の絶対的後継者難──この絶望的局面打破のため全世界から移民の大規模受入れを!単なる下位労働者獲得を排し、移民の経済的・社会的定着に不可欠な諸法規・諸組織の改革・整備を具体的に論考するとともに、将来わが国の多民族・多文化共同体化を視野に、「日本型移民国家」創成をめざす、移民問題を熟知した元東京入国管理局長による、積極的国家改革提言。
最近の状況に鑑み新たに2章を増補。

1 序 文
2 移民国家の創建は究極の日本改革である
3 日本型移民政策
4 五万人の農業移民が耕作放棄地を耕地に変える
5 移民法・社会統合法・民族差別禁止法・移民庁・移民銀行
6 純種系民族から雑種系民族へ
7 三カ国語を話す国民
8 民族の心と寛容の心
9 日本の移民政策は革命的
10 移民国家日本の未来像
11 移民国家の構想の新たな展開
12 革命家の顔
資料 日本型移民政策の形成過程

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原理原則を踏まえた大学を――場当たり策からの脱却こそグローバル化の条件

舘昭 著

2013.1刊 224頁 四六判
上製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0154-1 C3037

原理原則を踏まえた大学改革
  ――場当たり策からの脱却こそグローバル化の条件
著:舘昭

場当たり的改革から原理原則を踏まえた改革へ
1993年、大学設置基準の大綱化を柱とする改革以来、毎年のように提唱・実行され今日に至っている大学改革──それは浮動的な世論と財政優先の国家政策に追われ大学存立の基底条件をなす原理原則を顧みることなく実施されているだけで、そのような場当たり的施策が、真の改革を推進しないのは言うまでもない。グローバル化の中、いま求められる改革とは何か。本書が説く、大学の本質に根ざし原理原則に立つ改革こそ、まさに今日必須の課題だ。

第一章 岐路に立つ大学改革の課題
第二章 「研究」を組み込んでこそ大学での学び
第三章 「国際標準教育分類」の対象と構成について
第四章 クオリフィケーションズ・フレームワーク(QF)の世界的な展開と質保証
第五章 入試からアドミッションへ
第六章 教養からリベラル・アーツへ
第七章 短大からコニュニティ・カレッジへ
第八章 「大学職員論」
第九章 法科大学院認証評価制度の意義と課題
第十章 プロフェッショナル・スクールの創造としての法科大学院
第十一章 学年制と秋季入学を考える
第十二章 大学関係語彙を吟味する

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関係性の教育倫理――教育哲学的考察

川久保学 著

2013.1刊 232頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0155-8 C3037

関係性の教育倫理
  ――教育哲学的考察
著:川久保学

パターナリズムからケアへ
教育は目的論の王国であり、陶冶と能力開発を至上目的とする近現代教育は、生徒という「存在」のためというよりも、生徒を「目的」へ向け牽引するパターナリスティックな行為となる。不登校、高校中退、校内暴力といった目的に逆らう行動は、「病的」な非倫理と刻印され、教育からの追放・離脱に帰結するほかはない。だがく医師にとって病(ルビ:やまい)は何ら「病的」ではないのだ。ケアの場で見るような関係性のあり方を、教育現場において追求・考察した、優れて今日的な実践的理論の展開。

教育のアンチノミー─まえがきに代えて
第1章 問題の所在
第2章 なぜ彼らは離脱するのか─関係性の論理
第3章 述語論理とケア─「かけがえのなさ」の考察
第4章 「気がかり」と「待ち望むこと」─ケアの現象学
第5章 招かれざる者の歓待─「教育関係の原風景」
第6章 結論
走路なき走路へ─あとがきに代えて

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コリアンコミュニティ研究Vol3.

こりあんコミュニティ研究会 編

2013.1刊 112頁 A5判
並製 1,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0156-5 C3036

コリアンコミュニティ研究Vol3.
編:こりあんコミュニティ研究会

本3号より、小社から市販開始。
特集I 東日本大震災と定住外国人支援の課題
特集供\樟エスニックミュージアムを展望する

「コリアンコミュニティ研究」の東信堂からの発刊によせて(中山徹・水内俊雄)
学術委員長就任の辞(谷富夫)
研究会の案内
特集I 東日本大震災と定住外国人支援の課題
 東日本大震災と定住外国人支援の課題(全泓奎)
 『伝える・支える・立ち上がる』(大村昌枝)
 阪神・淡路大震災から東日本大震災へ(吉富志津代)
 「災害弱者」の人権を考える──差別と排除をなくすために(藤本伸樹)
特集供\樟エスニックミュージアムを展望する
 西成エスニックミュージアムを展望する(全泓奎)
 西成の在日コリアンと産業(川本綾)
 大阪市西成地区における沖縄出身者の定着過程と県人会活動(中西雄二)
 西成の在日コリアンにおける信仰と教育(川本綾)
 民族学級の歴史と課題(岩山春夫)
コミュニティスタディーズ
 地域コミュニティの観点からみた外国籍住民をめぐる防災の課題(福本拓)
 戦後、消滅した在日朝鮮人の集住地区(本岡拓哉)
 京都の伝統産業、西陣織に従事した朝鮮人労働者(1)(高野昭雄)
ローカル・フィールドから
 東京大空襲の被災者──東京で焼肉店を営む朴善三郎さん(羅基台)
 広島の朝鮮人集落の形成(伊東雅之)
 筑豊のアリラン峠(林えいだい)
 「大地は揺れても笑って行こう!」はこうして生まれました。(尹鐘哲)
 四日市市笹川地区での多文化共生モデル事業について(浅野幹夫)
 高齢者通所介護施設を利用しての地域活性化活動の試み(岩山春夫・金春子)
論文抄録
 日本で生活する国際結婚男性の社会的ネットワーク(堀久仁子)
 在日朝鮮人集落の「戦後処理」(松下佑樹)
書 評
 駒井洋監修 鈴木江理子編著『移民・ディアスポラ研究2』(二階堂裕子)
 朴三石著『知っていますか、朝鮮学校』(柴田剛)
文 化
 映像の中のエスニシティ(藤井幸之助)

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労働規制緩和の転換と非正規労働――日本労働社会学会年報23号

日本労働社会学会 編

2013.1刊 208頁 A5判
並製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0157-2 C3036

労働規制緩和の転換と非正規労働
  ――日本労働社会学会年報23号
編:日本労働社会学会

特集 労働規制緩和の転換と非正規労働

1 労働規制緩和の「転換」と「不安定就業」としての派遣・請負労働者(白井 邦彦)
2 パートタイム労働をめぐる政策動向と課題(田中裕美子)
3 若年不安定就業者の経済的移行と家族形成の実態(宮本みち子)
投稿論文
1 非正規労働者の組織化に重要な三つの要素(李珍)
2 若年ホームレスの析出メカニズム(飯島 裕子)
書 評 129
1 阿部真大著『居場所の社会学』(橋口 昌治)
2 呉学殊著『労使関係のフロンティア』(河西 宏祐)
3 鎌田とし子著『「貧困」の社会学』(藤井 史朗)
4 河西宏祐著『全契約社員の正社員化』(嵯峨 一郎)
5 木村敦著『社会政策と「社会保障・社会福祉」』(水野 博達)
6 鈴木富久著『グラムシ「獄中ノート」研究』(京谷 栄二)
7 辻勝次著『トヨタ人事方式の戦後史』(吉田  誠)
8 荒木康代著『大阪船場おかみの才覚』(宮下さおり) 9 飯島裕子・ビッグイシュー基金著『ルポ 若者ホームレス』(山根 清彦)
10 猿田正機編『トヨタ企業集団と格差社会』(小松 史朗)
11 藤原千紗・山田和代編『労働再審 女性と労働』(萩原久美子)

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比較教育学研究46号

日本比較教育学会 編

2013.1刊 248頁 A5判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0160-2 C3037

比較教育学研究46号
編:日本比較教育学会

ASEAN諸国の市民性教育を特集。書評も充実。

論 文
Comparative Analysis of Institutional Arrangements between the United States and Japan: Effects of Socioeconomic Disparity on Students’ Learning Habits (Ryoji MATSUOKA)
ベトナム高等教育における私塾大学の特質に関する研究(関口 洋平)
ベトナム、ホーチミン市における「慈善学級」(勢村かおり)
国際的教育政策アジェンダの現地適合性について(川口 純・黒田 一雄)
セネガルにおける住民参加型学校運営に関する研究(齋藤 健介)
大会報告
特集(課題研究機法|楼菘合をめざすASEAN諸国における市民性教育
地域統合をめざすASEAN 諸国における市民性教育(平田 利文)
ASEAN 諸国における市民性に関する児童生徒へのアンケート調査(森下 稔)
地域統合をめざすASEAN 諸国における市民性教育(手嶋 將博)
ブルネイ初等学校の社会科とMIB に見る市民性教育(鴨川 明子)
カンボジア前期中等教育における市民性を育む教育(羽谷 沙織)
ラオスの初等教育における市民性教育の変容(乾 美紀)
課題研究供―学前教育政策の世界的潮流(一見真理子)
公開シンポジウム アジアにおけるグローバル人材育成に関する大学の役割(白土悟)
〈書評〉
斉藤泰雄著『教育における国家原理と市場原理』(江原 裕美)
高野篤子著『アメリカ大学管理運営職の養成』(深堀 聰子)
牧 貴愛著『タイの教師教育改革』(野津 隆志)
松久玲子著『メキシコ近代公教育におけるジェンダー・ポリティクス』(米村 明夫)
山田礼子著『学士課程教育の質保証へむけて』(中井 俊樹)
〈文献紹介〉
小川佳万・服部美奈編著『アジアの教員』(小川 佳万)
菅野琴・西村幹子・長岡智寿子編著『ジェンダーと国際教育開発』(長岡智寿子)
ジャック・メジロー著 金澤睦・三輪建二監訳『おとなの学びと変容』(三輪 建二)
辻本雅史・袁振国監修、南部広孝・高峡編著『東アジア新時代の日本の教育』(南部広孝)
浜野隆・三輪千明著『発展途上国の保育と国際協力』(浜野 隆)
フリア・ゴンサレス/ローベルト・ワーヘナール編著 深堀聰子・竹中亨訳『欧州教育制度のチューニング―ボローニャ・プロセスへの大学の貢献―』(深堀 聰子)
嶺井明子・川野辺敏編著『中央アジアの教育とグローバリズム』(岩zア 正吾)
Akito Okada“ Education and Equal Opportunity in Japan”(岡田 昭人)
David N. Aspin, Judith Chapman, Karen Evans & Richard Bagnall “Second International Handbook of Lifelong Learning”(澤野由紀子)

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ドイツ統一・EU統合とグローバリズム――教育の視点からみたその軌跡と課題

木戸裕 著

2012.11刊 624頁 A5判
上製 6,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0145-9 C3037

ドイツ統一・EU統合とグローバリズム
  ――教育の視点からみたその軌跡と課題
著:木戸裕

「異質なものの統合」を目指すドイツの先駆的挑戦
「統一」後の東西ドイツ統合、超国家EUへのドイツの統合、激増する外国人移民とドイツ人の統合──これら喫緊の社会統合に関わる教育課題をドイツはどう克服しようとしてきたか?複雑に錯綜する問題構造に対峙し、変転する世界状況下、つねに相克と緊張を孕みつつ展開するドイツの先駆的挑戦に予定調和的な終幕はない。20数年にわたるその軌跡の全貌を実証的に活写した本書が、急速なグローバリゼーションのただなかで模索する日本の教育のあり方に大きな示唆を与える理由も、その取組み方の未来志向性にあるだろう。231の豊富な図表からドイツの、さらには広くヨーロッパレベルの軌跡を包括的に知ることもできる著者会心の労作である。

はじめに
序論 ドイツの教育制度概観
第吃堯.疋ぅ津一と旧東ドイツ教育の再編
 第1 章 旧東ドイツ教育の終焉
 第2 章 新しい学校制度の構築と各州の動向
 第3 章 学校現場の反応と教員解雇をめぐる諸問題
 第4 章 旧東ドイツの大学の再編と大学ランキング
 第5 章 統一をどう評価するか
第局堯.茵璽蹈奪囘合とドイツの教育
 第1 章 教育政策― ECからEU へ
 第2 章 ヨーロッパの高等教育改革(その1)―1990年代の動向と課題
 第3 章 ヨーロッパの高等教育改革(その2)―ボローニャ・プロセスを中心にして
 第4 章 ドイツの高等教育改革―1990 年代の動向と課題
 第5 章 2000年代ドイツの大学改革―新たな動向と今後の方向性
 第6 章 教員養成制度
 第7 章 ヨーロッパ学校とドイツの海外子女教育
第敬堯.疋ぅ弔粒姐饋楊簑蠅閥軌薐丙
 第1 章 ドイツの外国人問題
 第2 章 外国人問題と教育の課題
終章 今後の展望―持続可能な社会の構築に向けて
あとがき
索引

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大学教育改革と授業研究――大学教育実践の「現場」から

須藤敏昭 著

2012.11刊 168頁 A5判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0153-4 C3037

大学教育改革と授業研究
  ――大学教育実践の「現場」から
著:須藤敏昭

授業改革こそ現代大学の究極的課題だ
大学授業の改革は今や不可欠の実践課題だ。大学大衆化そして評価とアカウンタビリティを基軸とした改革の趨勢は全大学教師に対し、学生の質向上を保証する授業方法の具体的改善を求めている。今日の大学における授業改革の目的と、近年の大学授業研究の展開を踏まえて、前大東文化大学学長としての活動経験および自らの多彩な授業実践事例を通じ、まさに「現場」からこの重要課題に答えた本書は、関係者必読の時宜を得た研究である。

第吃堯‖膤悗砲ける教育改革と授業研究
 1章 大学における授業研究の背景
 2章 授業評価とFD活動
 3章 大学における授業研究の展開
 4章 大学における授業研究の課題
第局堯‖膤悗砲ける私の授業改善の試み
 1章 大規模講義・「教育方法論」における改善の試み
 2章 中規模講義・「生活(科)」における改善の試み
 3章 ゼミ(専門演習)における実践と私の授業指導

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教育マーケティング理論の新展開

佐野享子 著

2012.11刊 320頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0147-3 C3037

教育マーケティング理論の新展開
著:佐野享子

今日の教育刷新へマーケティングがもたらす意義
教育へのマーケティング理論と方法の適用は可能か、そしてそれは企業の場合とどう異なり、どのような特質が求められるのか――現代の根源的課題・知識基盤社会構築へ向け、教育の使命の刷新的拡大が不可欠の今、企業が消費者のニーズに応え上昇するのと同様に、教育を社会のニーズへの具体的対応へと導く、全ての教育活動に対するマーケティング戦略の役割を、学説史的分析に基づき精細に考察した、本書が持つ意義は極めて大きい。

はしがき
序 章 基本視角
第犠蓮Kotler理論との接点
第蕎蓮Kotler理論の適用可能性
第珪蓮ゞ軌薺ヾ悗悗離沺璽吋謄ング概念の導入
第絃蓮ゞ軌薀廛蹈哀薀牾発におけるマーケティング
第江蓮ゞ軌薀沺璽吋謄ング固有の特質に関する論議
第詐蓮ゞ軌薀沺璽吋謄ング固有の特質と新たなパースペクティブ
結 章 まとめと展望
参考文献一覧/事項索引/人名索引

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震災・避難所生活と地域防災力――北茨城市大津町の記録

松村直道 編著

2012.11刊 104頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0151-0 C3036

震災・避難所生活と地域防災力
  ――北茨城市大津町の記録
編著:松村直道

地域防災力を具体的に示す震災現地調査記録
東日本大震災に襲われた北茨城市大津町では、被災後すぐに行政・地域事業者との協働の下、地域住民主導による避難所の立ち上げ・被災者の誘導・運営が行われていた。震災1ヶ月後から行われた聴き取り調査により被災状況・避難所運営を緻密に記録し、そこから地域住民と行政・事業者との協働を可能にした背景を探り出し、地域住民による防災・被災支援活動の展望を拓いた、行政職員、地域防災に関心のある方必読の書。

はしがき
第1章 北茨城市大津町の震災被害
第2章 被災住民の証言
第3章 避難誘導と避難所生活
第4章 災害を最小限に抑えた地域防災力
終 章 復興に向けて、防災力をいかに高めるか
市長メッセージ“明日を信じて”──北茨城市長 豊田 稔
あとがき

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居住福祉研究14

日本居住福祉学会 編

2012.11刊 96頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0152-7 C3036

居住福祉研究14
編著:日本居住福祉学会 編

大震災と復興支援を居住福祉の視点から特集

巻頭言 原発不要・居住福祉の国土に!(早川和男)
 2013年度日本居住福祉学会大会予告
■シンポジウム 東日本大震災と復興支援
 東日本大震災と復興支援(岡本祥浩)
 コミュニティを核とする復興(山口幸夫)
 岩手大槌健康サポートセンター事業にみる被災者の参画プロセスに関する研究(寺川政司)
 東日本大震災におけるパーソナルサポートセンターの取り組みについて(立岡 学)
 岩手県大船渡市での大船渡応援団の活動(高橋英與)
■シンポジウム供ゝ鐔算抉膩深匆馘企業の挑戦と展望
 居住支援型社会的企業の挑戦と展望(水内俊雄)
 「のわみ」の居住支援、中間ハウジング(シェルター運営事業)の取り組みと提言(三輪憲功)
 NPO法人大東ネットワーク事業團が第二種社会福祉事業を始めて10年目を迎えて(小林 真)
 地域支え合いの場つくりを通じた居住福祉へ(西口宗宏)
 民間の居宅サービス事業(南 高夫)
 居宅サービス産業としての考察(齋藤宏直)
■居住福祉評論
 基本的人権としての「居住の権利」(早川和男)
 震災と憲法闘争(村山正晃)
■翻訳・解説
 国連人権理事会決議「災害状況における居住の権利」(解説・翻訳:穂坂光彦)
 若年成人の住まいへの権利(解説・翻訳:高島一夫)
■学会賞・認定証
 2012年度「日本居住福祉学会賞」の贈呈
 2012年度「居住福祉資源認定証」の贈呈
■居住福祉の本棚
 井上英夫著『住み続ける権利』(大本圭野)
 家正治編集代表『「居住の権利」とくらし』(大庭宣尊)
 家正治編集代表『「居住の権利」とくらし』(鎌田 慧)
 島本慈子著『大震災で住宅ローンはどうなるのか』(神野武美)
 倉田 剛著『居住福祉をデザインする』(大山 博)
 (財)正光会編『精神障碍者の居住福祉』(内山治夫)
 大本圭野著『わが町はいかにして先進自治体となったか』(金持伸子)
■資料 東アジア居住福祉宣言

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教育機会均等への挑戦――授業料と奨学金の8カ国比較

小林雅之 編著

2012.10刊 496頁 A5判
上製 6,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0144-2 C3037

教育機会均等への挑戦
  ――授業料と奨学金の8カ国比較
編著:小林雅之

わが国初の奨学制度に関する本格的比較研究
詳細な各国調査から浮かび上がるわが国の大学生支援制度の特質──比較的高額な授業料と給付奨学金の欠如、授業料の在学中払いと例外的な減免措置、有利子貸与奨学金の拡大等、日本の学生支援には、未だ恩恵の形を残し、教育機会均等がもたらす社会的経済的効果への認識不足を疑わせてはいないか? 公財政ひっ迫の中、絶えず制度の向上を図る各国の取組みを調査・分析し、わが国にも大きな示唆をもたらす本格的研究。

はしがき
序 章 高等教育の機会と学生に対する経済的支援
第1章 各国における学生支援制度と学生支援政策
第2 章 日 本
第3 章 アメリカ
第4 章 イギリス
第5 章 スウェーデン
第6 章 ドイツ
第7 章 オーストラリア
第8 章 中 国
第9章 韓 国
第10 章 奨学金の社会・経済効果
第11 章  教育費の社会学
終 章 待ったなしの奨学制度改革
あとがき
索  引

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防災の社会学 第二版――防災コミュニティの社会設計へ向けて

吉原直樹 編著

2012.10刊 352頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0148-0 C3336

防災の社会学 第二版
  ――防災コミュニティの社会設計へ向けて
        シリーズ・防災を考える
編著:吉原直樹

3.11の衝撃から新たな防災知/枠組みの構築へ
3.11の大災害は、技術主導の下醸成されてきた安全神話、さらに戦後日本を根底で支えてきた専門知/技術知への信頼を崩壊に導いた。本第二版は、この衝撃的事態の進展を見詰めつつ、災害現場調査等、その後3.11に関してもたらされた知見をベースとした約100頁を初版に加え、これまで看過されてきたローカル・ナレッジの掘り起こしはじめ、新たな地域住民の実践やセーフティーネットの再構築を展望する。

第二版はしがき 吉原直樹
はじめに 吉原直樹
序   東日本大震災と「防災の社会学」 吉原直樹
第1章 防災の思想 似田貝香門
第2章 防災をめぐるローカル・ノレッジ 後藤一蔵
第3章 防災コミュニティと町内会 松井克浩
第4章 都市部町内会における東日本大震災への対応 庄司知恵子・伊藤嘉高
第5章 災害ボランティアと支えあいのしくみづくり 西山志保
第6章 被災者の生活再建の社会過程 今野裕昭
第7章 災害弱者の支援と自立 永井 彰
第8章  災害支援・防災と情報メディア 柴田邦臣
第9章 防災ガバナンスの可能性と課題 吉原直樹
第10章 防災と地域セキュリティの論理 菱山宏輔
補論1:地域資源と防災力──いわき市を事例に 松本行真
補論2:災害と文化芸術 笹島秀晃
補論3:〈災害の社会学〉関連文献解題 板倉有紀
むすびにかえて 吉原直樹

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大学の発想転換

坂本和一 著

2012.10刊 216頁 四六判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0124-4 C1034

大学の発想転換
著:坂本和一

現代大学のイノベーションの核心
社会と知の大きな変動の中、いま大学はどう改革を進めるべきか?「予期しないこと」の出現こそ改革の好機(ドラッカー)との言葉を胸に、立命館アジア太平洋大学の開設・運営はじめ、画期的改革を推進してきた著者が、25年の体験を踏まえて語る、現代大学のイノベーション。

1 大学組織のイノベーションのために
2 変貌する社会と大学の自己革新
3 京都における大学のネットワーク化
4 産官学連携による地域振興
5 大学創造と社会的ネットワーク
6 国際スタンダードの大学づくりをめざして
7 公的サービス機関の改革をいかに進めるか

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原子力と倫理――原子力時代の自己理解

Th.リット 著
小笠原道雄 編訳

2012.10刊 128頁 四六判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0143-5 C1030

原子力と倫理
  ――原子力時代の自己理解
著:Th.リット 著  編訳:小笠原道雄

ドイツの脱原発思想の源流となった、リットの提言!──核エネルギー問題は経済的問題、政治的問題として解決出来るものではなく、位相の異なる倫理的問題として、“人類に対する責任”という視点から考察・対応しなくてはならない。

編者 まえがき
凡 例
機.謄ドール・リット 第一論文 私たち自身、今の時代をどのように理解するか?
供.謄ドール・リット 第二論文 原子力と倫理―原子力の経済的、政治的、倫理的諸問題
Th・リットの二つの「時局論文」(一九五七年)に関する解題
編者 あとがき

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君は自分と通話できるケータイを持っているか――「現代の諸課題と学校教育」講義

小西正雄 著

2012.9刊 196頁 A5判
並装 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0141-1 C3037

君は自分と通話できるケータイを持っているか
  ――「現代の諸課題と学校教育」講義
著:小西正雄

真の現実へ向け「当惑の海」を泳ぎ切れ!
美しい言葉は乱舞するが真の刷新力は皆無――こうした教育言説の多くは意識せぬままに、ある許容された語りの質の裡に滑落している。その結果生じる危機をヴェールで覆う耳触りのいい語りの連続こそ、今日の危機の一面なのだ。目次に見るとおり、一見真意が見えず、どこか奇妙で挑戦的な本書14の講義名は、この種の許容された語りを突き破るべく選ばれたツールに他ならない。読者・聴者の「当惑」を通じ定型的言説の打破をめざす、ユニークな刺激的講義。

一 いのちと環境の教育学
 1 君は大根の壮絶な死を見たことがあるか――いのちについて考える
 2 保護されてオットセイは増えたのか、それとも減ったのか――均衡について考える
 3 ミルクコーヒーを注文できる喫茶店があるか――循環について考える
二 国際化とグローバル化の教育学
 4 地球市民は泥棒に入られたらどこに電話するのか――帰属について考える
 5 子供が母親に母国語を教える国があるのか――同化について考える
 6 食堂の主人はなぜ行きずりの客にスープをふるまったのか――愛について考える
三 いきがいとアイデンティティの教育学
 7 一匹狼のあなた、「一匹狼の会」にはいりませんか?――承認について考える
 8 AKBはなぜ「どん兵衛」に勝てないのか――理性について考える
 9 君は自分と通話できるケータイを持っているか――存在について考える
四 戦争と平和の教育学
 10 4月28日、今日は何の日――断絶について考える
 11 どうすればディズニーランドに住むことができるか――幻想について考える
 12 平和憲法は世界にいくつぐらいあるのか――命名について考える
五 学びと生成の教育学
 13 ケーキを二人で仲よく等分してどこが悪いのか――理論について考える
 14 セーラー服の時代はもう終わったのか――教育について考える

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赤十字標章の歴史――“人道のシンボル”をめぐる国家の興亡

フランソワ・ブニョン 著
井上忠男 訳

2012.9刊 124頁 A5判
並装 1,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0140-4 C3031

赤十字標章の歴史
  ――“人道のシンボル”をめぐる国家の興亡
著:フランソワ・ブニョン、訳:井上忠男

歴史的源流から読み解く赤十字標章の意義と価値
赤十字標章、赤新月標章、赤の水晶標章……。統一標章であることが望ましい国際的保護標章は、なぜ三つの標章が並存するようになったのか?その経緯を国際会議の議事録などから解き明かす、「人道のシンボル」を巡る国家の攻防の歴史。

訳者はしがき
はしがき
第一章 標章の統一
 1 起源
 2 ロシア・トルコ戦争(一八七六年〜一八七八年)
 3 平和会議と改定会議(一八九九年、一九〇七年のハーグ会議、一九〇六年のジュネーブ会議)
 4 一九二九年の会議
 5 一九四九年の会議
 6 近年の動向(一九四九年〜一九七六年)
第二章 赤十字社の標章
 1 各社の承認
 2 未承認標章
むすび
 1 現状(一九七〇年代後半)
 2 結語
〈訳者による補記〉
 赤十字標章を巡る現在の状況と赤のクリスタル標章の採用
原著者による文献目録

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感性のフィールド――ユーザーサイエンスを超えて

桑子敏雄、千代章一郎 編著

2012.9刊 200頁 A5判
並製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0142-8 C3010

感性のフィールド
  ――ユーザーサイエンスを超えて
編著:桑子敏雄、千代章一郎

感性による多彩なフィールドの体系的思考力
3.11を経て、いま私たちにつきつけられているもの――自ら身を置く場を、新たなフィールドとして、既定概念でなく、思考の総合性を取り戻すことだ。本書は、多様なテーマ、農村、都市、河川、出産、教室、建築、古墳、お遍路などを、思考の体系性から導き出した新たな総体的意味づけ。

第1章 生活価値の哲学(清水正之)
第2章 風景の〈物語り〉(長谷部正)
第3章 都市をめぐるこどもの歴史的感性(千代章一郎)
第4章 流域の「自治」をデザインする(関礼子)
第5章 川づくりの感性・制度・技術(桑子敏雄)
第6章 「いいお産」をめぐる考察(谷津裕子)
第7章 教室の感性(根津知佳子)
第8章 建築家のサイト(小野育雄)
第9章 古墳と宗教的感性(岡田真美子)
第10章 旅の知(佐々木能章)

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現代日本の地域分化――センサス等の市町村別集計に見る地域変動のダイナミックス

蓮見音彦 著

2012.8刊 275頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0133-6 C3036

現代日本の地域分化
  ――センサス等の市町村別集計に見る地域変動のダイナミックス
著:蓮見音彦

3.11以降、激動のさなかにあるわが国社会の再生に向けて実態把握のための必読書。国の統計資料を全面活用し、きめ細かに地域変動・格差問題を検証した重厚な研究。

はしがき
序章 地域変動への視角
第1章 日本社会の地域的構成と変動
第2章 地域変動の諸相
附論1 地方自治体とその農業施策
附論2  農村集落の社会組織
附表 市町村分類表
あとがき
索引

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涙と眼の文化史――中世ヨーロッパの標章と恋愛思想

徳井淑子 著

2012.8刊 279頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0137-4 C3070

涙と眼の文化史
  ――中世ヨーロッパの標章と恋愛思想
著:徳井淑子

中世ヨーロッパがつくりあげた〈愛と悲しみ〉の豊かな形象世界。涙と眼のモチーフをめぐり、紋章、絵画、抒情詩、物語等、多彩に織りなされる形象とその含意を通じ、免れることのできぬ人生の有為転変のなか、ひとが「泣くこと」の意味を問う。

口絵
序章
第犠蓮[泙離疋ゥ凜ーズ
第蕎蓮”襍飮邱腓販淌文
第珪蓮^Δ諒戸
第絃蓮』馨雹蹐販泙離譽肇螢奪
第江蓮/瓦抜磴侶曽櫺
終章 文様のその後
フランス王家関係系図
関係書誌・図版一覧・索引

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大学のカリキュラムマネジメント――理論と実際

中留武昭 著

2012.8刊 278頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0139-8 C3037

大学のカリキュラムマネジメント
  ――理論と実際
著:中留武昭

現下最重要課題は大学カリキュラムの新編成だ――進展するユニバーサル化とグローバル化の中、急速に多様化した学生の実態とニーズに対峙し、専門断片化した知を新たな連関のもと統合し、カリキュラムをいかに新編成するか? 著者の体験を交え、国の教育政策また高大連携も視野に入れた、時宜に適った具体的研究。

序説――カリキュラムマネジメントの基本的思惟
第1章 大綱化以降の学士課程カリキュラムマネジメント
第2章 認証評価機関の基準にみるカリキュラムマネジメントの検討
第3章 高等教育政策にみるカリキュラムマネジメント
第4章 初等・中等学校と大学の、カリキュラムマネジメントの態様と課題
第5章 教職大学院におけるカリキュラムマネジメントの検討
第6章 カリキュラム国際化のストラテジーの実際
第7章 体験的カリキュラムマネジメント論
索引

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比較教育学事典

日本比較教育学会 編

2012.6刊 424頁 B5判
並製 12,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0127-5 C3537

比較教育学事典
編:日本比較教育学会

グローバル化世界を展望する強力な礎石
急速に激烈に、人、モノ、情報が移動し交錯し影響し合う世界――いま全学問はこのグローバリゼーションに関し、その実態分析を通じ将来への展望を拓く使命を担っている。全世界を対象とし、開発援助、国際教育はじめ研究領域を拡大し続ける比較教育学は、そのための強力な窓口と言えよう。学会の総力を挙げ、さらに外部専門研究者の協力も得て、現在・将来の教育研究の礎石となる項目1036を網羅した本格的事典誕生。諸外国と日本の教育を比較で知る最新の総合的事典。

『比較教育学事典』の刊行に際して
凡例
分類目次(地域別・問題別見出し項目一覧)
 機 地域別分類
 供 問題別分類
編集委員一覧
執筆者一覧
略語一覧
比較教育学事典
事項索引
人名索引

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比較教育学研究45号

日本比較教育学会 編

2012.6刊 180頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-7989-0132-9 C3037

比較教育学研究45号
編:日本比較教育学会

世界の才能教育を特集。日本にも大きく示唆。

特集 各国の才能教育事情
 才能教育について(概説)――日本における状況(山内乾史)
 シンガポールの才能教育――Ability Driven Education(杉本均)
 韓国の才能教育事情(石川裕之)
 文革後中国における才能教育の展開――教育普及政策下での取り組みを中心として(南部広孝)
 イギリスにおける才能児教育(植田みどり)
 アメリカの才能児・生徒教育――伝統的平等主義の今日的理解と今後の課題(田中義郎)
 南アフリカ共和国における才能教育にみる効率性と公正性の課題(西村幹子)
論文
 米国における補習政策の背景と展開――学校外部に目を向けた格差縮小の試み(森いづみ)
 カリキュラム評価におけるCIPP モデルの意義に関する研究――意思決定に情報を提供する視点を中心に(野澤有希)
〈書評〉
 白土悟著『現代中国の留学政策――国家発展戦略モデルの分析』(黒田千晴)
 武寛子著『中学校教師のグローバル・シティズンシップ教育観に関する研究――日本とスウェーデンの比較分析』(北村友人)
 金龍哲著『東方女人国の教育――モソ人の母系社会における伝統文化の行方』 (小川佳万)
〈文献紹介〉
 小林哲也・森聖雨・太田洋子編著『異文化間協働――国際文化学の展開』(田中圭治郎)
 リチャード・オルドリッチ編著、山内乾史・原清治監訳『教育の世紀』(原清治)
 斉藤泰雄著『わが国の国際教育協力の理念及び政策の歴史的系譜に関する研究』(斉藤泰雄)

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3.11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発――科学の最前線を教材にした暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」の教育実践

丸山茂徳 監修

2012.5刊 204頁 B6判
並製 1,714円(本体)
ISBN978-4-7989-0129-9 C3037

3.11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発
  ――科学の最前線を教材にした暁星国際学園「ヨハネ研究の森コース」の教育実践
監修:丸山茂徳

2012年3月11日の巨大地震・津波と福島第一原発事故の真相の究明と未曾有の大事故を素材とした教育実践。生徒とのやりとりと生徒の論文を掲載。

監修者のことば(丸山茂徳)
第1章 3・11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発(丸山茂徳)
第2章 白熱!止まらない質疑応答
第3章 生徒たちが考える「東日本大震災」2篇
第4章 なぜ自ら学ぼうとする子どもが育つのか(横瀬和治)
あとがき1(丸山茂徳)
あとがき2〔第1章の追記として〕(丸山茂徳)

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福祉社会学研究9号

福祉社会学研究編集委員会 編

2012.5刊 226頁 A5判
並製 1,905円(本体)
ISBN978-4-7989-0128-2 C3036

福祉社会学研究9号
編:福祉社会学研究編集委員会

特集 東日本大震災と福祉社会の課題――〈交響〉と〈公共〉の臨界

特集のねらい:〈交響〉と〈公共〉の臨界(岡部耕典)
〈災害時経済〉とモラル・エコノミー試論(似田貝香門)
セーフティネット構造と震災対策の課題――制度の隙間に焦点をあてて(鎮目真人)
キャッシュ・フォー・ワークとワークフェア(小林勇人)
東日本大震災と男女共同参画――「人間の復興」に向けて(下夷美幸)
後ろに付いて拾っていくこと+すこし――震災と障害者病者関連・中間報告(立岩真也)
二つの震災と市民セクターの再編――3.11被災者支援に刻まれた「統治の転換」の影をめぐって(仁平典宏)
◆自由論文
医療の論理が認知症ケアにもたらすもの――あるデイサービスの試みを事例にした探索的研究(井口高志)
ひろば型子育て支援における「当事者性」と「専門性」――対称性を確保するための非対称な工夫(松木洋人)
◆書 評
中嶋和夫監修、尹靖水、近藤理恵編著『多様な家族時代における新しい福祉モデルの国際比較研究』(和泉広恵)
佐藤恵『自立と支援の社会学』(土屋葉)
「支援」編集委員会編『支援』Vol.1(天田城介)
白波瀬佐和子『生き方の不平等』(熊本理抄)
須田木綿子『対人サービスの民営化』(山下順子)
仁平典宏『「ボランティア」の誕生と終焉』(平野寛弥)
松繁卓哉『「患者中心の医療」という言説』(金子雅彦)
松村直道『介護予防支援と福祉コミュニティ』(金貞任)
山田昌弘編著『「婚活」現象の社会学』(益田仁)

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居住福祉研究13号

日本居住福祉学会 編

2012.5刊 99頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0122-0 C3036

居住福祉研究13号
  特集:韓国の居住福祉実践
編:日本居住福祉学会

第10回日中韓会議を中心に居住問題の国際的検討を行う。

巻頭言 家族・コミュニティの視点から震災復興を考える(長島忠美)
■第10回 日中韓国際居住問題研究会議報告
 解説(内山治夫)
 1.高層高密住宅と居住環境(角田勝司)
 2.韓国の高層マンション居住環境の基礎的考察(キム・ドンヨン)
 3.中国における高層高密度居住の子どもの居住環境に関する研究(王宝剛)
 4.中国の旧住宅地区の改善模索(趙文凱)
 5.社会的不利地域のインクルーシブな再生に向けて(全泓奎)
 6.ソウル市都市再整備事業の実態研究(オ・ジョンソク、キム・ヘンジョン)
 7.旧市街再開発の発想転換と変革(楊静徴、李南)
 8.エネルギー節約型住宅の開発(イ・テグ)
 9.北京オリンピック村における緑のエネルギー節約技術の応用について(劉松涛)
 10.リブランの住まいづくり(渡邊一弘)
 ソウル市居住福祉実践事例視察会(黒木宏一)
■特集 韓国の居住福祉実践
 1.韓国の住宅政策と居住福祉政策(金秀顯)
 2.韓国の民間団体による居住福祉実践の現状と課題(南z布ェ)
 3.韓国における居住福祉制度の紹介(李浪)
■論文
 香港のインナーシティにおける民間低家賃住宅のマージナル化と住宅困窮問題(コルナトウスキ・ヒェラルド)
■居住福祉評論
 居住福祉資源としての地域内空き物件を活用した交流の場の創出(倉持香苗)
 居住福祉学は「やっちまえ民主主義」と対峙する(神野武美)
■居住福祉の本棚
 早川和男著『災害に負けない「居住福祉」』(井上吉郎)
 野口定久・外山義・武川正吾編『居住福祉学』(三浦研)

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現代国際法の思想と構造I――歴史、国家、機構、条約、人権

松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表

2012.4刊 384頁 A5判
上製 6,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0117-6

現代国際法の思想と構造I
  ――歴史、国家、機構、条約、人権
編集代表:松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹

現実と規範――現代国際法の葛藤と動態
国際法の「思想」も「構造」も常に動態の中にある。生起する新たな現実と、形成されてきた伝統的規範との葛藤の下、変動・発展を続ける国際法――眼前の今日的課題を見据えつつ、国際法の生成、自決権、国際機構、国際人権等、国際法の基底的諸問題を分析・考察した本書は、そうした変動する国際法の動態へ読者を導く。原則と現実双方への的確な目配りの下、優れた理論研究を切り抜いてきた松井教授の古稀記念にふさわしい力作論集である。

第1部 国際法の生成と領域
 フランス革命の国際法原則(藤田久一)
 幕末期・明治初期の「領域」概念に関する一考察(柳原正治)
 国際義務の履行基盤としての領域(兼原敦子)
第2部 自決権と国家の形成
 コソボ共和国における国家形成および国家承認の検討(松浦陽子)
 残された非自治地域と自決権:再論(五十嵐正博)
 未承認国への主権免除の付与について(水島朋則)
第3部 国際機構と条約をめぐる課題
 国際機関の利用に供された国家機関の行為の帰属問題と派遣国の責任(薬師寺公夫)
 国際機構の裁判権免除(比屋定泰治)
 条約解釈の補助的手段たる準備作業の意義(山形英郎)
第4部 国際人権法の地平
 欧州評議会閣僚委員会による判決執行監視手続き(zコ川信治)
 欧州人権条約における「民主主義」に関する一考察(西片聡哉)
 経済統合と人の自由移動(中坂恵美子)

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現代国際法の思想と構造供宗輯超、海洋、刑事、紛争、展望

松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表

2012.4刊 460頁 A5判
上製 6,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0118-3 C3032

現代国際法の思想と構造
  ――環境、海洋、刑事、紛争、展望
編集代表:松田竹男、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹

現代国際法のアクチュアリティ――その苦闘と希望
第一線研究者15名を結集した本書は、第鬼と共に、眼前の今日的事態と現代国際法の対決を中心に、充実した考察が展開される5部構成の論集であり、そのアクチュアリティは、ガブチコヴォ事件、ソマリア沖海賊、旧ユーゴ国際裁判所判決、グローバル化と国際法等、若干の論文テーマからも推察できるだろう。そこには現実と理念との葛藤下にある現代国際法の苦闘と希望が凝集されており、松井教授の古稀記念に適う力作論文集の誕生と言えよう。

第5部 環境の保護と持続可能な発展
 「大気の保護」に関する法典化(村瀬信也)
 現代国際法と持続可能な発展(西村智朗)
 気候変動分野における国境調整措置とそのWTO協定適合性(高村ゆかり)
 個別国家の利益の保護に果たす予防概念の役割とその限界(繁田泰宏)
 油による汚染損害に対する責任および補償に関する国際制度(富岡仁)
第6部 海洋法をめぐる新たな問題
 国家管轄権の限界を超える海域における生物多様性保全の課題(田中則夫)
 普遍的管轄権の陥穽(坂元茂樹)
第7部 国際刑事裁判所をめぐる動向
 刑事司法を通じた新植民地主義(稲角光恵)
 旧ユーゴ国際刑事裁判所判例上の「共同犯罪実体」概念(木原正樹)
第8部 紛争の解決と平和の維持
 国際司法裁判所特定事件裁判部再考(酒井啓亘)
 国際法における「武力紛争」の概念(浅田正彦)
 平和維持分野における国際連合とアフリカ連合のパートナーシップの模索(楢林建司)
 安保理強制措置の多様化(松田竹男)
第9部 国際法の発展と課題
 普遍的公権力と普遍的法秩序(最上敏樹)
 グローバル化時代における国際法(奥脇直也)
松井芳郎先生略歴・主な業績

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小田滋・回想の海洋法

小田滋 著、佐俣紀仁 編集協力

2012.4刊 488頁 A5判
上製 7,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0108-4 C3032

小田滋・回想の海洋法
著:小田滋、編集協力:佐俣紀仁

単行本未収録の海洋法関係論考を集大成
27年にわたり国際司法裁判所の裁判官を務めた著者は、また、国際法とりわけ海洋法に関する優れた研究者であった。本書は著者が主として国際司法裁判所赴任後に発表された論文11編から成る第一部に加え、海洋法生成についての裏話ともいうべき雑誌掲載の随想をまとめた第二部、さらに第三部として1960〜1970年代に新聞に寄稿された時事的論説を収録した、著者の海洋法における単行本未収録の論考を集大成した一冊である。

第一部 海洋法論考
 第一論文 激動する海洋開発の国際法―アメリカの新しい提案―
 第二論文 海洋法―法と政治―
 第三論文 新しい漁業の制度と紛争解決―第三次海洋法会議審議におけるひとつの盲点―
 第四論文 国連海洋法条約の裁判付託条項の考察
 第五論文 海洋法研究回想
 第六論文 国家実行に照らした国連海洋法条約の現実性に関する疑問
 第七論文 一九七〇年のアメリカおよび一九七一年の日本による一二海里領海に関する提案
 第八論文 日本の歩んだ新海洋法への道
 第九論文 国際海洋法秩序の五〇年
 第一〇論文 海の法秩序
 第一一論文 近年の海洋法の発展に関する若干の考察

第二部 海洋法あれこれ(随想)
  峙だけの海ではない」
 海洋法研究のはしり
 「人類の共同財産」としての深海海底―発想のはじまり―
 こね遼,罰ね粒悗里呂兇
 ゥ▲献◆Ε▲侫螢と国際法―アジア・アフリカ法律諮問委員会のことを中心として―
 Α崑舂γ」の拡大―第三次海洋法会議に先立つアメリカの対応―
 Сい砲ける三カイリ、十二カイリ、二百カイリの攻防
 第一次、第二次国連海洋法会議の頃―内外海洋法人物史の側面―
 「海洋法マフィア」―一九六〇年代の海洋法群像―
 海洋法に対する日本の対応
 海洋法と海洋法条約についての私の疑問

第三部 海洋法時評
 一 事前の補償が必要 水爆実験危険水域の設定
 二 海底開発の新時代 大陸ダナより広い視野で 国際管理が望ましい
 三 大陸棚立法を
 四 我が国も大陸棚法を
 五 書き換えられる国際海洋法 日本も議論をつくし決断を
 六 国連海底平和利用委員会の夏会期を終えて
 七 渦巻く海洋法の新潮流(対談)
 八 強まる沿岸国支配
 九 どう調和? 領海拡大と自由航行
 一〇 AA諸国と海洋法
 一一 決着の日迫る海洋法
 一二 国際司法裁判所と海洋法[講演]
 一三 海洋法審議の問題点

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教育における国家原理と市場原理――チリ現代教育政策史に関する研究

斉藤泰雄 著

2012.4刊 346頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0116-9 C3037

教育における国家原理と市場原理
  ――チリ現代教育政策史に関する研究
著:斉藤泰雄

欧米より先行したチリ新自由主義的改革の全貌。
南米チリは、軍事独裁政権の下で国家主義と経済の市場主義双方の原理的相克を孕みつつ80年代初頭より教育の市場化・民営化を世界で最初に実施し、その基本的骨格を継承して今日に至った。現代チリ教育の40年に及ぶダイナミズムを活写・分析した本書は、わが国初の本格的研究であると共に、日本の初等教育から大学政策まで、多くのヒントをもたらすものである。

序章 新自由主義的教育政策の先駆的事例としてのチリ
第一章 チリの国家形成と教育の歴史
第二章 チリ教育制度の近代化と民主化
第三章 軍事政権の出現と軍政前半期における教育政策
第四章 新自由主義的教育政策の導入
第五章 経済危機による混乱と政策の実施過程
第六章 軍政の終焉と教育改革の見直し
第七章 文民政権の教育政策――継続と変革
第八章 九〇年代後半の教育政策――教育の近代化を求めて
終章 教育政策の評価をめぐって

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臨床的人間形成論の構築(臨床的人間形成論〈第2部〉)

田中毎実 著

2012.4刊 274頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0091-9 C3037

臨床的人間形成論の構築
  (臨床的人間形成論〈第2部〉)
著:田中毎実

相互生成と「パトス」としての人間
前著第1部で見た大学教員・学生間だけに限らず、すべての養育教育場面で、これまで自明とされてきた関係の非対称性が力を失い、かわって技術的合 理性の支配が露わになってきた。この危機のさなかで、新たな循環的・相互生成的な関係の成立可能性を追究する本書は、臨床的人間形成論に至るまで の京都学派以来の学問的系譜を精細に提示するとともに、没人間的な技術的合理性を超える根源的能動性、すなわち「パトス」としての人間の復権をめざす、渾身の力作である。

序論 大学教育の臨床的研究から臨床的人間形成論の構築へ
第1章 臨床的人間形成論の系譜
第2章 人間形成論
第3章 臨床的人間形成論
第4章 臨床的人間形成論の展開
あとがき
文献
索引

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[新訂版]大学の授業

宇佐美寛 著

2012.4刊 230頁 A5判
並製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0119-0 C3037

[新訂版]大学の授業
著:宇佐美寛

具体的・最強の大学授業改革論・待望の新訂版刊行。

1.「大学生の言語能力」
2.「学生は読んでいない」
3.定刻と遅刻
4.おじぎ・着席・受講票
5.講義をやめよう
6.「貴族の義務」(noblesse oblige)
7.リポートを課す
8.リポートの評価と指導
9.「課題図書」
10.試験
11.学生の感想
12.〈授業〉に関わる大学運営

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[新版]大学事務職員のための高等教育システム論――より良い大学経営専門職となるために

山本眞一 著

2012.4刊 166頁 B6判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0120-6 C3037

[新版]大学事務職員のための高等教育システム論
  ――より良い大学経営専門職となるために
著:山本眞一

大学の「経営専門職」育成に最適の書
ますます複雑・高度化した今日の大学は、従来の教員主導の「管理運営」をはるかに超えた「大学経営」が不可欠であり、それを担い得る「経営専門 職」輩出の主要基盤は、大学事務職員に他ならない――多くのプロジェクトを通じ常に職員の能力開発に努めてきた著者が、今日の大学職員の必須の知 見を、高等教育の基礎知識とともに、平易に書き伝えた本書は、大学職員の研修の最適の教材であり、大学の「経営専門職」を志す方々の必読の文献である。

第一章 職場としての大学(本書の問題意識)
第二章 高等教育システムとは何か
第三章 大学の歴史として知っておくべきこと
第四章 変化する時代の中の大学経営
第五章 職員のプロフィール
第六章 すぐれた大学職員となるために
参考資料
索引

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韓国・居住貧困とのたたかい――居住福祉の実践を歩く(日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット22)

全泓奎 著

2012.4刊 79頁 B6判
並製 700円(本体)
ISBN978-4-7989-0121-3 C3336

韓国・居住貧困とのたたかい
  ――居住福祉の実践を歩く
  (日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット22)
著:全泓奎

日本の上を行く居住改善の実態を紹介・論考。

はじめに 序――居住福祉への目覚め
一、居住福祉実践の黎明期――低所得層居住地におけるコミュニティ組織化
二、居住福祉政策の最前線――民間ストック活用型複合的居住支援の展開
三、居住福祉の実践
あとがき

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オバマ政権と過渡期のアメリカ社会――選挙、政党、制度、メディア、対外援助

吉野孝、前嶋和弘 編著

2012.3刊 211頁 A5判
並装 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0095-7 C3031

オバマ政権と過渡期のアメリカ社会
  ――選挙、政党、制度、メディア、対外援助
編著:吉野孝、前嶋和弘

オバマ大統領が画期的成果と自賛した医療保健改革法の成立は、逆に、ティーパーティ運動の活発化はじめ反対勢力の結集を招き、中間選挙で大勝した共和党の勢いの前に、今やオバマの再選さえ危ぶまれている。この現状の下、中間選挙での選挙運動と投票行動、共和党指導者の活動、選挙制度の問題、対外援助政策等、2012年大統領選挙を焦点に、日本で報道不十分な実態も含め的確に分析した、オバマ政権と現代アメリカ政治考察第三弾。

プロローグ(吉野孝)
第1章 2010年中間選挙におけるティーパーティのインパクト:集計・個人レベルデータを用いた実証分析(飯田健)
第2章 連邦下院共和党指導部:組織化,戦略,活動(吉野孝)
第3章 グラスルーツ・ポリティックス:アイオワ州アウトリーチ戦略とティーパーティ運動(渡辺将人)
第4章 複合メディア時代の政治コミュニケーション:メディアの分極化とソーシャルメディアの台頭で変わる選挙戦術(前嶋和弘)
第5章 2010年の連邦下院議席配分と選挙区区割り見直し作業:2012年以降の選挙に与える影響(上田路子)
第6章 選挙制度と大統領選挙人制度:現状と問題点(今村浩)
第7章 オバマ外交の今後:「開発力」から見た対話・協調路線(小川裕子)
第8章 評価と展望:中間選挙後の政治動向と2012年の連邦公職選挙に向けて(吉野孝)
エピローグ(吉野孝)

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国連行政とアカウンタビリティーの概念――国連再生への道標

蓮生郁代 著

2012.3刊 246頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0094-0 C3032

国連行政とアカウンタビリティーの概念
  ――国連再生への道標
著:蓮生郁代

国連実務経験者による組織再生のための労作
国連も決して過誤皆無の組織ではなく、時にイラク石油食料交換計画でのような政治的腐敗さえ惹起する。こうした破綻根絶をめざす国連の改革を、国連機関で実務経験を持つ著者が、予算制度改革に基づく「管理型」と、直接的・対面的応答に立脚した「政治的」という、二つのアカウンタビリティーの概念と実際を通じて詳細に考察した本書は、加えて両者を結合し行政を統制する「監査」の重要性を力説した、まさに組織再生のための労作である。

第吃堯々駭△隆浜型アカウンタビリティーの概念分析
第1章 国連の管理型アカウンタビリティーの基本的構造
第2章 管理型アカウンタビリティーの概念の推移のモデル
第3章 国連の管理型アカウンタビリティーの概念の推移
第4章 国連に導入された新公共経営論の特徴
第局堯々駭△旅埓監査の制度的分析
第5章 行政監査機能の判断基準
第6章 イラク国連石油食糧交換計画にみる行政監査の制度的課題
第7章 参加の拡大とオーディエンス
結論 国連再生への道標

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英語の一貫教育へ向けて

立教学院英語教育研究会 編、鳥飼玖美子、寺zア昌男 監修

2012.3刊 319頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0114-5 C3037

英語の一貫教育へ向けて
編:立教学院英語教育研究会、監修:鳥飼玖美子、寺zア昌男

独立各校間の「一貫連携教育」構築のために
グローバル化の中、日本人の「英語下手」が重大な欠陥としてますます問題化しつつある。開始された小学校での英語教育の義務化は、事態転換の鍵となるか?ポイントは、小中高大間におけるカリキュラムの連続性と有効性だろう。立教学院が約10年間、小学校から大学院に至るまで、それぞれの学校の独自性を活かしつつ進めてきた英語の「一貫連携教育」を紹介・考察した本書は、そうしたカリキュラム構築のための得難い示唆となるだろう。

はしがき――現代社会の課題に応える英語教育の姿を求めて
はじめに――英語の一貫教育へ向けて
吃堯ヽ悗咾鮨爾瓩董宗集修会の講演から
 第1章 一貫と連携
  1.立教が目指す英語教育の一貫と連携
  2.英語教育における一貫と連携
 第2章 実践と理論
  1.発想転換の力
  2.中高一貫の指導と評価を見直す
  3.生涯英語のすすめ
  4.対論・『構造としての言語、実践としての言語』
 第3章 英語教育と学習意欲
  1.そもそも学習意欲とは何か
  2.学習意欲を引き出す
局堯 崟犬た英語」を求めて――共同研究の中から
  1.研究会議の現場から
  2.相互授業参観
  3.マイクロティーチング実践
  4.「動機づけ」に関する共同実践研究の諸相
  5.質的追跡調査
英語ワーキンググループ(英語教育研究会)の歩み
あとがき

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学校・教員と地域社会

大坪正一、平田淳、福島裕敏 編著

2012.3刊 191頁 A5判
上製 2,700円(本体)
ISBN978-4-7989-0104-6 C3037

学校・教員と地域社会
編著:大坪正一、平田淳、福島裕敏

新教育基本法下改革に関わる諸問題・諸矛盾
教育基本法の改定に基づく制度変革は、教員免許更新制の導入はじめ新たな義務を教員に課している。この新自由主義を底流とする行政による要求と、今日教育現場に見る教員のニーズの間に横たわる諸問題・諸矛盾を、教員養成問題と対地域社会問題の2部構成、7論稿により追究した本書は、かねてから「教員養成学研究開発センター」及び「生涯学習教育研究センター」を中心に独自の研究を行ってきた弘前大学の執筆陣による労作である。

第1部 教員と教員政策
 1 現代教員養成改革下の弘前大学教育学部における教員養成(福島裕敏)
 2 シュタイナーの教員養成論と《芸術による覚醒》(遠藤孝夫)
 3 カナダ・オンタリオ州における教員管理政策の変容(平田淳)
第2部 教育と地域社会
 4 教育実践研究と地域(大坪正一)
 5 平成10年代の学校教育の動向と社会教育行政の変質(佐藤三三)
 6 子どもたちは学校外で何を学ぶのか(深作拓郎)
 7 生涯学習を拓く大学での学び(藤田昇治)

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学士課程教育の質保証へむけて――学生調査と初年次教育からみえてきたもの

山田礼子 著

2012.3刊 273頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0112-1 C3037

学士課程教育の質保証へむけて
  ――学生調査と初年次教育からみえてきたもの
著:山田礼子

現代大学教育の焦点的課題群に肉迫する必読の研究
教育の質保証は今日の高等教育最大の課題だ。だが、現代社会が要求する保証されるべき教育の質とは何か、また教育の成果としての学生の質向上は具体的にどう測られるのか――これらの問題意識のもと展開・考察される三つの問題群、すなわちいま世界の高等教育が共通して追究する普遍的な技能、学生の成長の測定手法開発、初年次から学士課程を貫通する教育のあり方等、現代大学教育の焦点的課題に肉迫した本書は、まさに関係者必読の研究である。

序 大学教育の質保証にむけて
第一部 高等教育の質保証の動向と評価
 第1章 世界の高等教育政策と質保証
 第2章 学習成果測定方法の考察
 第3章 学生調査による大学教育の成果測定
 第4章 学生の情緒的側面の充実と教育成果
 第5章 大規模継続型学生調査の可能性
 第6章 教育の質保証とIR――学生調査の活用
第二部 学士課程教育の保証――日米比較
 第7章 『学士課程教育』が提起する課題とは
 第8章 大学における初年次教育の展開――米国と日本
 第9章 初年次教育のための組織体制づくり
 第10章 初年次教育の展開と課題
 第11章 大学から見た高校との接続
 第12章 米国の高等教育におけるアーティキュレーション

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アメリカにおける多文化的歴史カリキュラム

桐谷正信 著

2012.3刊 267頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0103-9 C3037

アメリカにおける多文化的歴史カリキュラム
著:桐谷正信

対立から理解へ――多文化教育への新たな示唆
すでに世界的に実態化しつつある文化的多様性と、その反面で激化する国家的統合の要請――ますます高まるこの対立を超え、多様性と統一性の適切なバランスの上に立脚し、多文化的社会転換のダイナミズムの認識・理解をめざす教育のあり方を、アメリカの中等教育テキスト「新しい社会史」と、それに基づく1980〜90年代の合衆国史カリキュラムの開発を手がかりに追究・考察した労作。本書がわが国今後の教育にもたらす示唆は極めて大きい。

序章 本研究の目的と方法
第1章 アメリカにおける「新しい社会史」の成立と特質
第2章 多文化的歴史カリキュラムとしてのPOSH の構成
第3章 POSH における多文化的歴史教育
第4章 「新しい社会史」と政治史の総合による多文化的歴史カリキュラム
第5章 多文化的歴史カリキュラムにおける「多様性」と「統一性」
第6章 「新しい社会史」に基づく多文化的歴史カリキュラムの内容構成原理
終章 本研究のまとめと今後の展開
参考文献一覧

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スタンフォード 21世紀を創る大学

ホーン川嶋瑤子 著

2012.3刊 330頁 A5判
並製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0101-5 C3037

スタンフォード 21世紀を創る大学
著:ホーン川嶋瑤子

21世紀をリードし続ける研究大学の全体像
スタンフォードはいかにして世界有数の研究大学に成長したのか? 同大学院出身の著者が、アメリカ高等教育史を背景に、学長、教授、日本人留学生等、多くのインタビューを交え、豊富な最新資料を駆使して描き尽くす、大学の21世紀ビジョン。ガヴァナンス、ファイナンス、変革力、「成功の文化」から、研究・教育の学際化、グローバル化、学産連携まで、日本に示唆するものは極めて大きい。最強の留学ガイドでもある。

ジョン・ヘネシー学長――21世紀の大学を創る(インタビュー)
第1章 スタンフォードの今日
第2章 スタンフォードの7つのスクール
第3章 スタンフォードのファカルティ
第4章 スタンフォードの教育
第5章 大学のグローバル化
第6章 スタンフォードと産業の連携
第7-犠蓮.好織鵐侫ード大学 120年の歴史
第7-蕎蓮.▲瓮螢の高等教育史
第8章 アメリカの高等教育を展望する

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未曾有の「国難」に教育は応えられるか――「じひょう」と教育研究60年

新堀通也 著

2012.3刊 424頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0107-7 C3037

未曾有の「国難」に教育は応えられるか
  ――「じひょう」と教育研究60年
著:新堀通也

まさに生涯現役の活力溢れる時評・研究史
卒寿を過ぎてなお第一級の研究・分析・批判力――そのみなぎる知の活力を如実に示す424頁。わが国教育社会学のパイオニアとして、多くのユニークな研究で戦後の教育界をリードした著者による、教育・社会・政治、さらに2011年の東日本大災害に至るまで30年に及ぶ定点観測的社会時評及び、共にわが国の嚆矢をなした夜間大学院、臨床教育学に関する記念碑的論考から成る本書は、教育関係者のみならず、広範な読者の共感必至の一冊である。

はじめに――なぜ本書を出版するのか
第1部 戦後から21世紀まで何を主張してきたか
 機〇代と教育
 供ゞ軌蕾革の再検討
 掘ヽ惺擦僚斌
 検ゞ技佞隼劼匹
 后ゞ軌薐丙垢搬膤
 此〔ち粛の「国難」
 察.瓮襯肇瀬Ε鵑垢覿軌
第2部 教育研究60年の自分史
 機ゞ軌藜匆餝悗隼筺
 供[彎俺軌薐悗硫歛蝓宗集Φ耄鬚鬚佞泙┐
 掘,錣研究の軌跡――ある教育研究者の「自分史」
 検ゞ軌藐Φ60年――分析図表の提唱
第3部 著書一覧

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中央アジアの教育とグローバリズム

嶺井明子、川野辺敏 編著

2012.3刊 247頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0102-2 C3037

中央アジアの教育とグローバリズム
編著:嶺井明子、川野辺敏

新国家建設と市場原理との格闘
1991年ソ連解体後独立した旧ソ連圏諸国の教育は、理念・制度等全てにわたり、社会主義時代との連続面、非連続面が絡み合い、グローバリズムとナショナリズムが交錯する現代世界の教育を考える上で見逃せぬ問題を孕んでいる。本書はそれら諸国の内、中央アジアに位置しムスリムという共通性を持つ四カ国の教育を、現地研究者を加えた執筆陣が実態調査をふまえ、その知られざる動態を総合的に紹介・考察した貴重な研究である。

はじめに――なぜ中央アジアか(嶺井明子)
序 独立前の中央アジア――自然・民族・歴史と教育(川野辺敏)
第吃堯|羆アジア各国の教育改革の軌跡
 第1章 ウズベキスタン共和国――「漸進的」改革モデル(嶺井明子)
 第2章 カザフスタン共和国――躍進する中央アジアの雄(岩zア正吾)
 第3章 キルギス共和国――模索が続く国づくりと人づくり(関啓子)
 第4章 タジキスタン共和国――内戦をのりこえて(遠藤忠)
第局堯ゞ軌蕕鬚瓩阿觸問題
 第1章 農村の子どもの教育保障――帰還カザフ人・障がい児を中心に(アフメトワ・グリザダ)
 第2章 教育にみられる民族的特性――ウズベキスタン(マフカモワ・サイーダ)
 第3章 数学の授業過程からみた学びの特徴――カザフスタン(大谷実)
 第4章 「憲法教育」と国民統合の課題――ウズベキスタン(木之下健一)
 第5章 「ロシア語化」「カザフ語化」政策 対 多言語主義――カザフスタン(スレイメノワ・エレオノラ)
 第6章 少数民族の母語教育保障のパラドックス――カザフスタン(タスタンベコワ・クアニシ)
 第7章 リテラシーと多言語併用をめぐる中央アジアのクロスロード――ヴィゴツキーL.S. とルリヤA.R. の「文化的=歴史的理論」(森岡修一)
 第8章 グローバル化時代の高等教育の発展――キルギス(イサーエフ・クセイン、ショクシェワ・グリナーラ)
 第9章 高等教育における公正性確保と質保証―不正行為対策に焦点を絞って―キルギス(松永裕二)
 第10章 高校生の9割が学ぶ職業カレッジ――ウズベキスタン(水谷邦子)
第敬堯ゞ軌蘋鑪とグローバル・ガバナンス
 第1章 世界の「多極化」と中央アジアの教育協力(澤野由紀子)
 第2章 教育戦略のグローバリズム(福田誠治)
おわりに(嶺井明子)

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発展途上国の保育と国際協力

浜野隆、三輪千明 著

2012.3刊 314頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0097-1 C3037

発展途上国の保育と国際協力
著:浜野隆、三輪千明

途上国保育支援の重要性と新たなあり方
世界では発展途上国を中心に1日22,000人以上の子どもが5歳前に命を失っている。死を免れた場合でも、劣悪な保育環境は乳幼児の知的・身体的発達に致命的影響を及ぼす。こうした事実を見据え、従来全般的な貧困削減や初等教育援助の陰に隠れて低い優先順しか与えられてこなかった、国際協力による保育分野への支援と、その効果的・具体的なあり方を、Early Childhood Development(ECD)の視点から論考した、本書の持つ意義は大きい。

第吃堯“展途上国の保育と開発
 第1章 途上国の乳幼児を取り巻く状況
 第2章 ECDという概念
 第3章 途上国の保育内容と保育方法
 第4章 ECDの効果と意義
第局堯(欅蕕慮従と課題
 第5章 EFAの現状と課題
 第6章 サブサハラアフリカ
 第7章 アジア
 第8章 ラテンアメリカ
第敬堯(欅虔野の国際協力
 第9章 国際協力の動向と事例
 第10章 実践アプローチと立案上の留意点
第孤堯(欅虔野の国際協力における課題
 第11章 国際教育協力の意義と歴史
 第12章 国際教育協力の潮流と保育・幼児教育
 第13章 日本のECD支援の課題

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移動の時代を生きる――人、権力、コミュニティ

大西仁、吉原直樹 監修、李善姫、中村文子、菱山宏輔 編

2012.3刊 256頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0109-1 C3036

移動の時代を生きる
  ――人、権力、コミュニティ
監修:大西仁、吉原直樹、編:李善姫、中村文子、菱山宏輔

「移動」の時代の光と影を多角的に分析・追究 グローバル化の時代は同時に「移動」の時代だ。ヒト・モノ・カネそして情報がボーダレスに行き交う現代は、光と影が密に交錯する新たな問題群を人間と社会に突きつけている。結婚移民・移民の子ども、留学生、国際移動する労働者、さらに難民、国境を越える人身売買等々、人の国際移動に関する諸問題を多角的に追究・考察した本書は、「移動」に伴う負の局面の克服を視野に分析を進めた、社会科学の分野融合的なユニークな研究である。

まえがき(大西仁)
第1章 グローバル化時代の仲介型結婚移民(李善姫)
第2章 移民の子どもの教育に関する一考察(永吉希久子、中室牧子)
第3章 日本留学は学生の「人間開発」に寄与するか(土田久美子、竹中歩)
第4章 高技能労働者の国際移動(中室牧子)
第5章 地域的な人権ガヴァナンスの一考察(中村文子)
第6章 難民政策の二重性(高松香奈)
第7章 ゲートを超えるバリ島のゲーテッド・コミュニティ(菱山宏輔)
あとがき(吉原直樹)

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スウェーデン北部の住民組織と地域再生

中道仁美、小内純子、大野晃 編著

2012.3刊 250頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0106-0 C3036

スウェーデン北部の住民組織と地域再生
編著:中道仁美、小内純子、大野晃

地域再生の鍵をなす住民の主体性
都市への人口流出、地方社会の空洞化は、わが国はもとより先進国共通の社会問題だ。地域再生に向けたスウェーデンの取組みを、EU及び同国政府の政策を背景に、長年の現地調査に基づき、新しい形態の協同組合や社会的企業等の活動を考察した本書は、とりわけこれら諸活動と連携して地域活性化の中核をなす「集落自治会」に着目し、その実態を詳しく紹介している。地域再生の鍵が住民の主体性にあることを改めて認識させる労作。

はじめに(中道仁美)
第1章 スウェーデン条件不利地域の政策とEU構造基金(中道仁美)
第2章 イェムトランド県における地域再生活動と支援システム(小内純子)
第3章 協同組合の展開と住民による地域再生運動(中道仁美)
第4章 人口希薄地域の住民生活と集落自治会(大野晃)
第5章 「社会的企業」による地域づくり活動と住民自治(小内純子)
第6章 スウェーデンの集落自治会(ビアラーグ)活動と住民自治(小内純子、吉澤四郎)
補論 家族と親族ネットワーク(中道仁美)
おわりに(大野晃)

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概念と個別性――スピノザ哲学研究

朝倉友海 著

2012.3刊 302頁 A5判
上製 4,640円(本体)
ISBN978-4-7989-0110-7 C3010

概念と個別性
  ――スピノザ哲学研究
著:朝倉友海

精細に読み解かれるスピノザ哲学の根幹
スピノザの主著『エチカ』は万人の普遍的理解を求め、数学的明晰をめざしたいわゆる幾何学的形式で書かれている。だがその一般的概念を堅牢に積み重ねた形式的叙述は、事象の具体的な個別性の展開を阻んではいないか?スピノザの究極の意図が、われわれにおける最高の幸福の獲得という、明確に「個」を志向したものである以上、この疑問は放置できない――叙述の中に隠れた個別性をめぐって精細に読み解かれる、スピノザ哲学の中核的課題。

序論 個別性の問題
第一章 観念と概念――スピノザによる形而上学批判の射程
 思念・観念・概念
 一 「観念」説の深化
 二 形而上学的思想の検討
 三 「概念」説へ向けて
 問題の暫定的整理――『エチカ』解読への準備
第二章 「身体の観念」とは何か──『エチカ』の存在論的結構
  「人間の理論」の構築
 一 人間精神の本性
 二 諸属性から実体へ
 三 実体の様態と個別性
 問題の新たな展開――人間の考察へ向けて
第三章 人間の幾何学――関係性の一般理論のなかで
 一 機械論と力動論
 二 諸事物の力動論
 三 理性的な情動
 問題の最終的整理――人間の理論から自己の省察へ
第四章 至上の喜びのありか――『エチカ』の到達点の解明
 スピノザが目指すもの
 一 直観知をめぐって
 二 身体と理性
 三 自己への気付き
 総括:スピノザの「哲学」
結論 概念と個別性

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バリ島に生きる古文書――ロンタール文書のすがた

吉原直樹、中村潔、長谷部弘 編訳

2012.3刊 136頁 AB判
並製 5,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0113-8 C3022

バリ島に生きる古文書
  ――ロンタール文書のすがた
編訳:吉原直樹、中村潔、長谷部弘

はじめに(吉原直樹)
「現在に生きる古文書」としてのバリ・ロンタール文書(長谷部弘)
バリにおけるロンタール(貝葉文書)とアウィグ=アウィグ(中村潔)
アウィグ=アウィグ オリジナル画像
日本語訳
インドネシア語訳
バリ語

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労働社会学研究13号

日本労働社会学会 編

2012.3刊 120頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0111-4 C3036

労働社会学研究13号
編:日本労働社会学会

『年報』とは別に若手研究者の投稿論文を主体とした日本労働社会学会の通称『ジャーナル』第13号。今号では2本の論文と1本の研究ノートを掲載。労働現場の現在を等身大視点から剔る。

【論文】
労働者医療機関における労働争議の展開――新たな労働運動戦略を展望する(杉村めぐる)
若者はなぜ海外長期滞在を実践するのか――オーストラリア・ワーキングホリデー制度利用者のライフヒストリー分析(藤岡伸明)
【研究ノート】
労働者のウェルビーイングに対する労働時間の影響――直接的・間接的効果の検討(山本圭三)
【研究例会報告】
日系企業で働く女子本工労働者に関する一考察――在中国日系企業の事例分析(濱田英次)
「大企業以外」の精神の現在――若年フリーエージェントを事例として(山口塁)
自動織機導入に対する日英米労使の対応の比較分析――トヨタ生産方式の自働化の起源についての一考察(大野威)
都市型中小零細企業の経営者像とその職業世界――東京都城東地域を事例として(勝俣達也)

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ベーシック条約集[2012年版]

田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹 編集代表

2012.2刊 1243頁 B6判
並製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0105-3 C3032

ベーシック条約集[2012年版]
編集代表:田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹

最新かつスタンダードな国際法テキスト
各分野一線・気鋭の研究者を結集し、スタンダードかつ最先端の内容を具えると共に、国際法がどのように日本とかかわっているかにも力点を置いた最新テキスト。豊富な具体的事例と脚注による敷衍的解説等、学習者の理解・関心に留意し、各種国家試験等の基本書としても使用できる、国際法学徒必携の一冊。

【新規収録文書】
「国際原子力機関憲章」(1章)
「強制失踪(そう)からのすべての者の保護に関する国際条約(強制失踪条約)(抄)」(3章)
「条約の留保に関する実行ガイド」(4章)
「国際連合安全保障理事会決議第一八七四号等を踏まえ我が国が実施する貨物検査等に関する特別措置法(北朝鮮貨物検査法)(抄)」(14章)
「第二次日韓協約」(16章)
「韓国併合条約(抜粋)」(16章)

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最高責任論――最高責任者の仕事の仕方

大内一寛、樋尾起年 著

2012.2刊 187頁 B6判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0098-8 C1034

最高責任論
  ――最高責任者の仕事の仕方
著:大内一寛、樋尾起年

わが国の重大欠陥克服のための具体的方法論
首相も東電社長も、被害者の生命と生活を守るべき適切な行動を何らとり得なかった――今回の東日本大震災と原発事故がまざまざと実感させたのは、自らの責任を全うし得る「最高責任者」の不在だった。思えば、すでに30年に及ぶ未曾有の国家財政赤字、迷走する外交・防衛、ポピュリズムに 蝕まれた政治、考える力を育てぬ教育等、我々はこの災害対応と同様に、真の最高責任者不在の欠陥を見せられ続けてきたのではなかったか。ではどうすべきか? 多くの事例の下、最高責任者の評価・審判・懲罰、さらにその責任遂行に関し、組織のトップとしての自覚、現状把握と未来予測を通じての責任の明示、実行に際しての仕事の段取り、工程表による具現化、進捗管理による組織統括と改善に至るまで、具体的かつ包括的に示した本書は、このわが国の重大欠陥克服のための、時宜に叶った羅針盤となるだろう。

序章 土下座する最高責任者
第1章 最高責任者狩りの時代
第2章 最高責任者の嘘と誤魔化し
第3章 逃避型最高責任者への審判
第4章 組織のトップとしての最高責任者…
第5章 最高責任の正体と責任遂行
第6章 最高責任者のタブー
第7章 責任の囲い込み:責任を明示する
第8章 最高責任者の真骨頂:責任を実行する
第9章 信頼の鍵:責任を区切る

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比較教育学研究44号

日本比較教育学会 編

2012.2刊 247頁 A5判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0100-8 C3037

比較教育学研究44号
  課題研究機米箪検法比較教育学は学士課程でどのように教えられているのか?
編:日本比較教育学会

トルコ移民のノンフォーマル教育による社会参加とエンパワメント(丸山英樹)
グアテマラにおけるコミュニティ運営学校の展開と終焉の制度的要因(田村徳子)
ニュージーランドの学校経営における格差と多様性(中村浩子)
スウェーデンにおけるグローバルな視野育成の教育(武寛子)
インフォーマルセクターにおける教育の収益率(中室牧子)
イギリスの公教育制度と宗教に関する研究(青木研作)
課題研究機米箪検法“羈啅軌薐悗漏愡硫歡でどのように教えられているのか?
学士課程段階における比較教育学授業(沖清豪)
グローバル時代の比較教育学教育の課題と展望(児玉奈々)
学士課程における比較教育学教育の実践と課題(竹熊尚夫)
私立大学における学生の実態に沿った「比較教育学」の授業実践と教科書作成へのインプリケーション(原清治)
リソースとしての海外教育研究交流と比較教育学教育の多様化(服部美奈)
比較教育学は学士課程でどのように教えられているか(山田礼子)
課題研究供^槎韻隼毀院紛疇9Ч亜
公開シンポジウム 大学院レベルでの教員養成・研修の国際比較

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「新しい公共における」労働とサービス(日本労働社会学会年報22号)

日本労働社会学会 編

2012.2刊 156頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0099-5 C3036

「新しい公共における」労働とサービス
  (日本労働社会学会年報22号)
編:日本労働社会学会

行政主体の多様化の中の公共労働問題を特集。

特集 「新しい公共」における労働とサービス
1 公務労働の特質と公務改革下の変質(松尾孝一)
2 NPO が担う「公共」とその「労働」(櫻井純理)
3 「公的」セクターと女性(萩原久美子)
投稿論文
1 年休取得の6類型(井草剛)
2 日系企業で働く女子本工労働者に関する一考察(濱田英次)

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大学教育の臨床的研究(臨床的人間形成論〈第1部〉)

田中毎実 著

2012.1刊 260頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0075-9 C3037

大学教育の臨床的研究
  (臨床的人間形成論〈第1部〉)
著:田中毎実

授業とは教員と学生との相互的自己生成だ
ユニバーサル段階の大学が抱える、かつてとは異質の大量の学生群を前に、新たな「臨床的」教育の必要が叫ばれている。この現状に応え、著者らが10年間にわたり発展的に実施した公開実験授業の詳細・論理的な分析に基づき、臨床的アプローチによる教育の理論と方法の発展をめざした本書は、授業者、受講生、参観者の三者協働がもたらす相互的自己生成の意義をはじめ、わが国大学教育の今後に大きな示唆を与える労作である。

序論
第1章 大学教育の臨床的研究へ
第2章 大学教育の臨床的研究(1)――公開実験授業と相互性のネットワーク
第3章 大学教育の臨床的研究(2)――情報メディア利用・遠隔教育、相互生成
第4章 大学教育の臨床的研究(3)――教える人たちの相互生成としてのFD
第5章 大学教育の現在と大学教育の臨床的研究
あとがき
文献
事項索引
人名索引

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アメリカ大学管理運営職の養成

高野篤子 著

2012.1刊 242頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0076-6 C3037

アメリカ大学管理運営職の養成
著:高野篤子

その実態と特徴を網羅する貴重な包括的研究
わが国大学における職員問題の焦点化と関連して、俄然注目を集めているアメリカの「大学職員」、とりわけその養成に関する数少ない本格的研究。アメリカの大学管理運営職の実態につき、組織構造、職務内容、専門職化の状況等、最新資料により包括的に明示すると共に、その養成教育の中核である大学院課程に設けられた多数の「高等教育プログラム」の分析等を通じ、アメリカ「大学職員」の実際と特徴を追究・考察した、まさに待望の一冊である。

序章 研究の目的と分析の枠組み
第1章 大学職員の専門職化――日本の大学職員とアメリカの大学管理運営職
第2章 大学管理運営職の専門性――職務分析
第3章 大学管理運営職の養成と高等教育プログラム
第4章 高等教育プログラムの歴史的展開
第5章 修士課程レベルの高等教育プログラム
第6章 博士課程レベルの高等教育プログラム
第7章 大学管理運営職の研修プログラム
第8章 教学/非教学の代表的な管理運営職の役割・配置とその育成プログラム
第9章 高等教育研究と研究者養成
終章 アメリカにおける大学の管理職養成プログラム――包括的考察
付表 アメリカ合衆国における高等教育プログラム一覧
索引

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社会的自我論の現代的展開

船津衛 著

2012.1刊 230頁 B6判
並製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0093-3 C3036

社会的自我論の現代的展開
著:船津衛

新たな役割形成から自我の再構成へ
ますます複雑化・多元化する世界に対応するため、自我の複数化・分断化を強いられている現代人――単一で恒常的な自我への夢を失った我々に、疎外と自己閉塞を打破する方途はあるのか?他者の期待に合わせ自己を装い続ける「印象操作」への埋没は、自己喪失への一本道だ。本書は、現代多重共生社会の中で、他者の期待の単なる受容ではなく、それを積極的に乗り越えつつ自己を創発してゆく、新たな「役割形成」論をダイナミックに展開する。

序章 現代人の自我のゆくえ
第1章 社会的自我の形成
第2章 社会的自我とコミュニケーション
第3章 社会的自我と社会的感情
第4章 社会的自我のナラティブ構成
第5章 社会的自我と創発的内省
終章 創発的内省による自我と社会の新たな形成に向けて

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NPO実践マネジメント入門[第2版]

パブリックリソースセンター 編

2012.1刊 260頁 A5判
並製 2,381円(本体)
ISBN978-4-7989-0096-4 C3036

NPO実践マネジメント入門[第2版]
編:パブリックリソースセンター

NPO法人会計基準に対応した改訂第2版刊行!!
各分野のエキスパートによるNPO・社会事業体のためのマネジメント体系書の決定版。実務者、コンサルタントの基本書であり、全13章、「学習課題」も付いてテキストに最適。

機\鑪編:岐路に立つNPO
 第1章 NPOで理想の社会を描く(語り手:播磨靖夫)
 第2章 社会変革とソーシャルビジネス(語り手:佐野章二)
 第3章 社会システムとしての市民セクター(語り手:久住剛)
供ー汰編:NPOマネジメント
 第1章 ミッション・ベースト・マネジメント(岸本幸子)
 第2章 ガバナンス(今田忠)
 第3章 中期計画(鵜尾雅隆)
 第4章 ファンドレイジング(鵜尾雅隆)
 第5章 人材開発(春野真徳)
 第6章 財務・会計(藤本毅郎)
 第7章 広報戦略(坂本文武)
 第8章 非営利組織の評価(雨森孝悦)
 第9章 企業の社会貢献とNPO(田口由紀絵)
掘ー駄格圈Я反タ巴任亮尊
 組織診断の実際(田島明日丘)
NPOマネジメント診断シート

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日本よ、浮上せよ!――21世紀を生き抜くための具体的戦略

村上誠一郎+21世紀戦略研究室 著

2011.12刊 241頁 四六判
上製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0086-5 C0031

日本よ、浮上せよ!
  ――21世紀を生き抜くための具体的戦略
著:村上誠一郎+21世紀戦略研究室

あなたは、日本と世界の進むべき“ゴール”が見えているか。混迷する政治に科学を!
諸問題の根源を理解し、対策を講じ、新たな時代へと日本を導く指針を提示する。第二次小泉内閣で国務大臣、内閣府特命担当大臣を歴任した著者が放つ渾身の科学的日本再生・浮上計画!日本の未来がここにある!!

はじめに
序 誰も本当のことを言わなくなった
 戦後最大の試練!――3・11東日本大震災に見る政府の限界
第一編 日本再興へ向けて
 ――日本を根本から立て直さなければ明日はない
 第一章 リーダー育成のための教育を創る
 ――その基盤の構築と英才教育の復興
 第二章 選挙制度の再改革
 第三章 財政再建
 第四章 日本外交の建て直し
 ――中国、ロシア、東アジア、米とどう向き合うか
 第五章 これからの国防をどうするのか
 ――日米安保はこのままで大丈夫か?
 第六章 変化してきた金融の概念
 第七章 成長神話から脱却する新時代の経済政策
 第八章 限界にきている社会保障の再構築
 第九章 未来を予感させる新しい地方自治の視点
 第一〇章 このままではいけない。迫られる農業改革
 第一一章 孤立させない! 地域活性化の試論
 第一二章 IT革命による三つの改革と社会保障番号の早期導
第二編 「成長の限界」と日本経済を崩壊に導く温暖化政策
 ――「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」が近づいている
 第一章 「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」とは何か
 第二章 「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」に対する日本の対応
 第三章 「二〇二〇年問題」「二〇五〇年問題」
 ――日本は世界の平和と安定にどのように貢献するのか
 補論 温暖化より寒冷化のほうが地球の危機を加速する
第三編 保守政治の目指すところ
 第一章 真の保守政治とは何か
 第二章 保守による日本再興の道

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視写の教育――〈からだ〉に読み書きさせる(シリーズ『大学の授業実践』3)

池田久美子 著

2011.11刊 226頁 A5判
並製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0092-6 C3337

視写の教育
  ――〈からだ〉に読み書きさせる
  (シリーズ『大学の授業実践』3)
著:池田久美子

〈からだ〉に読み書きさせる実験授業報告
○よい文章を正確に書き写す。それは、学問するための基礎体力を養う。
○読み書き教育は〈からだ〉を育てることなしにはあり得ない。その意味で、体育(※体育に圏点)なのである。
○学生は他人(ルビ:ひと)の文章をその通りに書き写し、一点一画、一字一字を意識する。学生に書き換える自由はない。
○この不自由が学生に語の異同を意識させる。学生は語の選択について闘い始める。文章の書き手との論争をするに到る。

序論 なぜ視写を課したのか
第一章 読み書き教育は体育である
第二章 〈筆触〉とマス目
第三章 写し間違いは思考を刺激する
第四章 「私ならこう書く」――学生の主張
第五章 異同の意識
第六章 〈からだ〉の鍛え方――早稲田大学「学術的文章の作成」授業と比較する 補遺 「『書く』っていいなあ」

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アメリカの介入政策と米州秩序――複雑システムとしての国際政治

草野大希 著

2011.12刊 502頁 A5判
上製 5,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0085-8 C3031

アメリカの介入政策と米州秩序
  ――複雑システムとしての国際政治
著:草野大希

複雑システムとしての国際政治を解き明かす
国際政治学の主要理論(ネオリアリズム、ネオリベラリズム、コンストラクティビズム)を複雑システムの考え方で総合し、介入を通して作られる国際秩序の複雑なダイナミクスを事例研究で解明――20世紀初めのアメリカの介入政策の内在動因が、国家利益、国際システムの利益、理念間の相互作用(複雑システムのダイナミクス)であり、それが1930年代の善隣政策(不介入政策)にまで繋がっていた過程を解明する本書は、国際政治学に新たな示唆をもたらす労作である。

序章 複雑システムによる国際政治の総合的理解
第吃堯仝渋綛餾歙治理論の関係づけと体系づけ――ネオリアリズム、ネオリベラリズム、コンストラクティビズムの総合化を目指して
第1章 分析枠組み――複雑システムの理論
第2章 ネオリアリズム――利害システムの論理
第3章 ネオリベラリズム――役割システムの論理
第4章 コンストラクティビズム――シンボル・システムの論理
第局堯.▲瓮螢の介入政策によって始まる20 世紀初頭の米州秩序の形成と展開――複雑システムによる仮説の設定と事例による検証
第5章 検証における仮説、モデル、事例
第6章 キューバへの介入
第7章 パナマ独立(コロンビア)への介入
第8章 ベネズエラへのヨーロッパ列強の軍事介入とアメリカの仲介
第9章 ドミニカ共和国への介入
第10章 ニカラグアへの介入――軍事介入と財政的介入
第11章 メキシコへの介入
第12章 善隣政策の形成と新しい米州システムの展開――1920〜30年代における介入主義から不介入主義への転換過程
結語
文献目録
英文要約
事項索引
人名索引

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地域社会研究と社会学者群像――社会学としての闘争論の伝統

橋本和孝 著

2011.12刊 404頁 A5判
上製 5,900円(本体)
ISBN978-4-7989-0089-6 C3036

地域社会研究と社会学者群像
  ――社会学としての闘争論の伝統
著:橋本和孝

高度成長期の列島大変動と闘争論の諸相
わが国社会の相貌を一変させた高度成長期における地域社会変容の諸相を、大都市郊外・周辺、中山間地、地方都市、また企業の進出に伴い英国に移住した日本人居住地等にわたり多角的に追究・考察した本書は、さらに、こうした大変動が孕む有形無形の社会的コンフリクトを焦点にその思考を展開した、いわゆる「闘争論」に立脚する内外7名の営為の紹介を通じ、理論と実証の両面から社会変動の実態を浮き彫りにした労作である。

第吃堯々眦拈長と地域社会研究
 序章 経済成長の変化と地域社会研究
 第1章 大都市郊外地区のコミュニティづくり
 第2章 大都市郊外地区の都市再開発とコミュニティ形成
 第3章 高度成長と大都市周辺地域の住民生活の変容
 第4章 山村住民の生活環境
 第5章 盛岡市の基本計画の展開
 第6章 北東イングランド生活者の住居とライフスタイル
第局堯.泪ロ社会学者たち――闘争論の伝統
 序章 闘争論に立つ社会学者群像
 第1章 ロバート・S・リンド
 第2章 賀川豊彦
 第3章 島崎稔
 第4章 安原茂の宗教社会学
 付論1 石川淳志
 付論2 富田富士雄
 付論3 藤田弘夫との交流

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ミシェル・フーコー――批判的実証主義と主体性の哲学

手塚博 著

2011.12刊 276頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0090-2 C3010

ミシェル・フーコー
  ――批判的実証主義と主体性の哲学
著:手塚博

その思考の変容の裡に潜む強固な一貫性
時期によりその相貌を大きく変えるフーコーの営為の中に、思考の断絶を見る一般の見方に対して、その全時期を貫く「重心を移動させながらの一貫性」を追求したスリリングな研究。フーコー自身の発言を手がかりとした全テキストの精細な検証を通じ、各時期の焦点をなす知・権力・主体化という三要素の探求は同時に、人間の実存を構成する諸要因を変容に導く「実践的批判」の行使であることを明示し、フーコー哲学の真髄に迫る。

はじめに
凡例
序論
第一章 人間学の問題圏
第二章 規律権力・人間諸科学・主体性
第三章 生物権力と主体性
参考文献
あとがき
事項索引
人名索引

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国際民事訴訟法・国際私法論集

高桑昭 著

2011.11刊 484頁 A5判
上製 6,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0079-7 C3032

国際民事訴訟法・国際私法論集
著:高桑昭

著者40年の蓄積で成った充実の論文集
複数の国や地域に関わる民事紛争は、人の交流、経済活動のグローバル化によって増加し、手続法上の問題も複雑になった。本書は渉外的民事訴訟における国際裁判管轄権、送達、証拠調、外国判決の承認、民事手続法の条約等、国際民事訴訟法の論文九篇と、国際物品売買条約の適用、仲裁手続における適用法規、ハーグ国際私法条約等、国際私法に関する論文六篇から成る。著者40年の営為を凝集した研究者、実務家必読の文献である。

まえがき
第一部 国際民事訴訟法
 第一章 国際民事訴訟法
 第二章 外国等に対するわが国の民事裁判権
 第三章 国際民事裁判管轄権
 第四章 外国人及び外国の社団・財団の当事者能力
 第五章 渉外的民事訴訟事件における送達と証拠調
 第六章 外国判決の承認
 第七章 民事裁判権の免除
 第八章 民事手続法に関する多数国間条約
 第九章 国際裁判管轄権に関する条約の立法論的考察
第二部 国際私法
 第一〇章 法例修正案に関する参考書と理由書
 第一一章 海事法律関係と法例の適用
 第一二章 新たな仲裁法と渉外的仲裁
 第一三章 国際物品売買契約に関する国際連合条約の適用
 第一四章 ハーグ国際私法会議条約と国際私法の統一
 第一五章 ハーグ国際私法会議条約における最終条項
初出一覧
条約名索引
裁判例索引
事項索引

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国立大学法人の形成

大崎仁 著

2011.9刊 230頁 四六判
上製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0082-7 C3037

国立大学法人の形成
著:大崎仁

市場原理と公共的責務の亀裂超克のために
2004年遂行された一律法人化は、わが国の国立大学に複雑な責務を課した。市場原理の高揚と行政改革の要請の下、運営費に反映する実績評価等、 経営体としての側面が重視される中、国立大学本来の目的である公共的学術知の発展は果たして可能か――諸外国の法人化通有の目的である大学の自主 性確立を超えて、多重の目的を孕むわが国の法人化形成過程を詳細に検証するとともに、今後の改善に向けた視点を的確に考察・提示した労作。

序章 国立大学法人とは何か
第1章 法人化前の管理体制と法人化論
第2章 独立行政法人制度の創設
第3章 国立大学独法化見送り
第4章 文部省の方向転
第5章 法人化制度設計の開始
第6章 「構造改革」の衝撃
第7章 新しい国立大学法人像
第8章 国立大学法人法制定
第9章 新制度の現実化
第10章 目標管理の具体化
終章 改善の視点

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ドラッカーの警鐘を超えて

坂本和一 著

2011.10刊 265頁 四六判
上製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0084-1 C3034

ドラッカーの警鐘を超えて
著:坂本和一

その生涯を賭けドラッカーが残したもの
1939年の『経済人の終わり』以来すでに70年以上にわたり、ドラッカーが常に読まれ語られ続けているのはなぜか?無数の類書をはるかに超えて、社会と産業の文明論的転換に向け視野を全開してきたドラッカーの真髄を、「すでに起こった未来」への認識と捉え、その思想と生涯が我々に残した「警鐘」が孕む意味を具体的に追究した本書は、経済の混迷はじめ今日世界を覆う暗雲を通して、そこに出現している未来を見顕すことの重要性を強く示唆する。

1.「すでに起こった未来」を認識せよ
  ――「社会生態学者」ドラッカーの二つの「発明」
2.「マネジメント」はいかにして「発明」されたか
  ――経営者権力の正統性と「マネジメントの発明」
3.「イノベーション」はいかに「発明」されたか
  ――「断絶の時代」の到来と「イノベーションの発明」
4.経営戦略は常に陳腐化のおそれがある
  ――ドラッカー『企業とは何か』はスローンの何を評価し、何を評価しなかったか
5.経営危機は「事業の定義」を疑え
  ――企業はいかにして永続性を保つか
6.公的サービス機関のイノベーションをいかに進めるか
  ――大学のイノベーションを求めて
7.結びに
  ――APU開設準備に見た「すでに起こった未来」

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ティーパーティー運動――現代米国政治分析(現在臨床政治学シリーズ7)

藤本一美、末次俊之 著

2011.10刊 224頁 B6判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0083-4 C3031

ティーパーティー運動
  ――現代米国政治分析
  (現在臨床政治学シリーズ7)
著:藤本一美、末次俊之

新たな保守的草の根運動は、アメリカをどう変えるか?
リベラルと保守が両輪となって時代を気づいてきたアメリカ合衆国が、いま新たな政治運動「ティーパーティー」によってまた異なった局面を迎えている。この草の根運動の起源・組織・理念をわかりやすく解説した現代アメリカ政治入門書。

はじめに――米国のリベラルと保守
序章――米国政治の新方向?
第2章 ティーパーティー運動の起源・組織・理念
第3章 「中間選挙」とティーパーティー運動
第4章 ティーパーティー運動の光と影
終章――大統領選挙とティーパーティー運動
資料 『ティーパーティー・ナショナリズム』(抄訳)

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フリードリヒ・フレーベル――その生涯と業績

ヨハネス・プリューファー 著
乙訓稔、廣嶋龍太郎 訳

2011.11刊 200頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0088-9 C3037

フリードリヒ・フレーベル
  ――その生涯と業績
著:ヨハネス・プリューファー、訳:乙訓稔、廣嶋龍太郎

フレーベルの生涯と思想を詳論した定評ある研究、初の訳刊。

はしがき
一.幼年時代と修行時代
二.イエナでの大学生
三.遍歴時代
四.フランクフルト・アン・マインでの教師
五.ペスタロッチのもとでの二年間
六.その後の大学での研究
七.球体体験
八.解放戦争への従軍 ――一八一三年から一八一五年――
九.結晶の世界への沈潜
一〇.カイルハウ学園の設立者
一一.一八二六年の著作『人間の教育』
一二.スイスでの活動
一三.「生命の革新」の理念
一四.自動教授施設
一五.「幼児期と青少年期のための作業衝動の育成施設」
一六.遊具と作業教材
一七.新しい方法の普及の第一歩
一八.ブランケンブルクでの「遊戯と作業の施設」
一九.「普遍的ドイツ幼稚園」
二〇.『母の歌と愛撫の歌』
二一.真の幼稚園の成立
二二.ルードルシュタットでの教師と教育者の集会
二三.リーベンシュタインとマリーエンタールでの「全面的な生命の合一のための施設」
二四.幼稚園禁止令
二五.死と葬儀
二六.最終考察 ――フレーベルの文化教育学の意義――
訳者あとがき
フルードリヒ・フレーベル略年譜
索引

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居住福祉研究12号

日本居住福祉学会 編

2011.10刊 106頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0087-2 C3036

居住福祉研究12号
編:日本居住福祉学会

大震災が喚起した居住福祉の重要性等を特集

巻頭言 平均寿命と住宅のいのち(高見澤たか子)
 2012年度日本居住福祉学会大会予告
 2011年度「日本居住福祉学会賞」の贈呈
 2011年度「居住福祉資源認定証」の贈呈
■第3回居住福祉サミット報告
 1.居住福祉サミットの主旨(斎藤正樹)
 2.組合員と協同のまちづくり(奥野雅史)
 3.更に変わりゆくあいりん地域(宮地泰子)
■特集機‥貽本大震災と居住福祉
 論文1 居住の権利は天災を人災に転化しないインフラである(熊野勝之)
 論文2 原発震災と居住問題――福島第一原発を起点にして(大本圭野)
 論文3 東日本大震災 大槌町の復興(山口幸夫)
■特集供―斬雹唆箸ら居住福祉産業へ
 新しい日本国土再生のため、居住福祉(住生活)産業へ(鈴木静雄)
 1.居住福祉産業の可能性(野老真理子)
 2.高齢者・障害者・被災者世帯向け住宅情報ネットワーク(中村勝次)
 3.安心・安全のためのコミュニティ形成(石井裕子)
 4.不動産業と教育産業の融合から生まれるシェア住居(水谷紀枝)
 5.マンションの管理人が担う居住福祉(佐々木道法)
 6.市民・行政・企業・大学協働のまちづくり(野田由美)
 7.マンション居住にコミュニティ思想を導入(川崎達之)
 8.コミュニティ醸成を実現したガレージングマンションプロジェクト(山本仁二)
 9.感性を養う住空間――つくり手の使命とは(加賀谷慎二)
 10.創業43年、地域密着型経営からの業界への提言(川野悠一)
■居住福祉評論 人権としての居住権(村山正晃)
コラム 「入浜権部会」設立に当たって({・ア裕士)
コラム 居住福祉型施設「えほんのもり」のもうひとつの役割(伊藤順子)

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国際法から世界を見る[第3版]――市民のための国際法入門

松井芳郎 著

2011.9刊 339頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0080-3 C3032

国際法から世界を見る[第3版]
  ――市民のための国際法入門
著:松井芳郎

世界秩序の要である国際法の強化のため、今求められているのは何か――初版以来10年例年増刷を重ね、市民の目線に立ち国際法の意義と役割を、わかりやすく解き明かしてきた本書の持つ意味は、その点でもきわめて大きい。地球空間秩序に関する章の新設等、グローバリゼーション、環境問題、人権の「主流化」はじめ、最近の展開を踏まえ適切な改訂・増刷を行った最新第3版。

第3版へのはしがき
第1回 国際法はどのように発展してきたのか?―伝統的国際法の性格―
第2回 現代国際法はどのような特徴を持っているか?
第3回 国際法はどのように創られ、どのように適用されるか?
第4回 主権国家はどうなるの?―現代国際法と国家の位置―
第5回 地球の空間はどのように配分されているか?
第6回 東と西?南と北?―人権の国際的保護の発展―
第7回 国際法で個人を裁く?―国際刑事裁判所設立の意義―
第8回 国際法を緑にする?―地球環境の国際的な保護―
第9回 国際社会の司法権?―国際紛争の平和的解決と国際裁判―
第10回 どのように戦争をなくすか?―安全保障の考え方―
第11回 戦闘中でもルールはあるの?―国際人道法の発展―
第12回 世界の中で日本はどうする?―国際法と日本の立場―
第13回 私たちに何ができるの?―国際法と市民の役割―
一般索引
条約・国連決議索引

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教育哲学

宇佐美寛 著

2011.9刊 282頁 四六判
上製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0081-0 C3037

教育哲学
著:宇佐美寛

教育における矛盾・不合理を分析・批判する方法
――それが教育哲学である。
この方法は、自力で考えよう。外国の思想家に寄生する卑屈な、偽りの「教育哲学」を排する。自分自身は、何を考えるのか。

はじめに
第1章 「教育哲学」の現在――その醜状・惨状――
第2章 教育思想とは何か
第3章 教育哲学とは何か
第4章 教育哲学の方法
第5章 ある大学院生を指導する――「基準例」(paradigm case)の方法――
第6章 講演記録「研究の論理」――大学院生のために――
結論 ――〈教育哲学〉の位置――
筆者紹介
索引

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あなたの未来を拓く通信制大学院――日本大学大学院・宮本ゼミの12年のドキュメント

宮本晃 著

2011.9刊 192頁 B6判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0077-3 C3037

あなたの未来を拓く通信制大学院
  ――日本大学大学院・宮本ゼミの12年のドキュメント
著:宮本晃

あらゆる分野で知的革新が進む今日、社会人としてのキャリアアップのみならず、真の自己実現のためにはあなたの教育リソースの更なる充実が必要だ。働きながら「いつでも」「どこでも」「誰でも」が学習と研究ができる通信制大学院こそ、今あなたに最適の新しい教育システムだ。まだ十分には知られていない通信制大学院のすべてを、その目的と意義、受験と教育方法、教員とゼミ仲間等、12年間の経験に基づき具体的に紹介・考察。

はじめに
第一章 大学院開設の経緯
第二章 十二年間の推移
第三章 ゼミの紹介
第四章 大学院受験の手引き
第五章 新しい通信教育
付録1 大学院のメリット
付録2 通信制大学院の一覧

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ケースで学ぶ国際開発

山口しのぶ、毛利勝彦、国際開発高等教育機構 編

2011.9刊 259頁 A5判
並製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0074-2 C3036

ケースで学ぶ国際開発
編:山口しのぶ、毛利勝彦、国際開発高等教育機構

開発協力が直面する難局突破のために
地域や分野ごとに固有の複雑な問題を抱えている国際開発では、時に予想外の事態が生じ、しばしば当事者を窮地に追い込む。本書は、こうした困難解決への事前研修として、広く有効性が認められているケース・メソッドの学習書であり、開発現場で頻出する多様な問題群を織り込んだ17のストーリーの中で、学習者は登場人物と共に難局に直面し、教師が導く討論を通じ自ら解決の方途を追求するよう編まれた、関係者必読のテキストである。

はじめに
巻頭言(国際開発高等教育機構)
 なぜケースで国際開発を学ぶのか(山口しのぶ)
 どのようにケースで国際開発を学ぶのか(毛利勝彦)
経済と開発
 1 それでも続けなければならない理由はあるのか――混迷する小企業向け金融プロジェクト(菅野悠紀雄)
 2 「もう援助はいらない!」――農業灌漑から老人協会に転換したプロセスとは?(阿古智子)
社会と開発
 3 中東における教育支援――イエメンの女子教育推進(桜井愛子、小川啓一)
 4 経済移行国における国際連携とは――モンゴルで(山口しのぶ)
 5 生活スタイルを変えることは可能か――スリランカで(樋口まち子)
 6 活動は誰のためのもの?――中南米のある国で(村山智子)
 7 撃たれる前に逃げよ?――ネパールの参加型村落開発プロジェクト(田中由美子)
 8 「少数民族による少数民族のためのプロジェクト」の理想と現実(矢野智子)
 9 何が間違いだったのか――フィリピンで(板垣啓子)
 10 崖っぷちのメコン委員会(中山幹康)
 11 零細漁民は沿岸開発にどう立ち向かえばよいのか――マレーシア国ペナン島漁民のエンパワメント(川辺みどり)
 12 東太平洋キハダマグロ漁とイルカの混獲(稲本守)
 13 「参加型」って「誰」のこと?――参加型森林管理からみた「参加」の検討(西野桂子、相馬真紀子)
 14 平和構築事業において安全管理をどう行うか?(清水康子)
 15 誰が何を必要としているのか――インド洋津波被災者支援の現場から(木山啓子、田仲愛)
 16 ジェンダーをめぐるタリバーンとの対話(勝間靖)
 17 紛争後の開発と資源管理――命がけの交渉術(村田俊一)
「ティーチング・ノート入手方法」
執筆者一覧

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グローバル企業法

井原宏 著

2011.9刊 347頁 A5判
上装 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0078-0 C3032

グローバル企業法
著:井原宏

多国籍企業の法的責任の視点からグローバル企業法の体系化を試みる「グローバル企業法」の解説書。加速する情報化・グローバル化に付随する最新動向・思考法を織り込み、グローバル企業の活動を分析・考察の対象とし、現代の諸課題を解明する。

第1章 企業の海外進出
第2章 国際事業提携の形成と構造
第3章 国際事業提携の運営と管理
第4章 グローバル企業グループの形成と構造
第5章 子会社の海外における事業活動と法的責任
第6章 親会社のコントロールと法的責任
第7章 グローバル企業に対する法的規制
第8章 グローバル企業のガバナンス(1)
第9章 グローバル企業のガバナンス(2)
第10章 グローバル企業のガバナンス(3)
法令等索引
判例索引
事項索引

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権威の社会現象学――人はなぜ、権威を求めるのか

藤田哲司 著

2011.9刊 456頁 A5判
上製 4,900円(本体)
ISBN978-4-7989-0066-7 C3036

権威の社会現象学
  ――人はなぜ、権威を求めるのか
著:藤田哲司

「権威」というメカニズム解明に必須の武器(ツール)
権威を求め、受容者を集団化し、その長期持続を願う人類共有の心情は、
ひいてはすでに虚妄と化した権威の固着化さえ生み出す。
今回の東日本大震災に際し、政府、企業、学者らが露呈した、
もはや幻想でしかないこの種の権威を我々は速やかに解体せねばならない。
権威という現象をめぐって蓄積された知見を精細に分析・整理し、
自発的受容と自立的判断放棄を迫る権威のメカニズムを的確に解明した
本書は、そのため必須の武器(ツール)となるだろう。

はしがき――「人はなぜ、権威を求めるのか」をめぐって
序:本書のテーマと構成――自発的遵守と私的判断の放棄としての権威
第1章 「権威」の発生(1)――“authority”語源三要素とその継受
第2章 「権威」の発生(2)――定訳の権威の源流と成立をさぐって
第3章 局面配列としての権威――権威過程的接近
第4章 敬意対象としての権威――高齢要素重視へ向けて
第5章 3つの権威観―縦糸型権威から横糸型権威ヘ
第6章 私的判断放棄と現代社会――権威継続をもたらす縦糸的問題
第7章 敬意が排除を生み出すとき――権威継続をもたらす横糸的問題
結び――権威の動態的把握と高齢要素の現代的意義
文献
索引

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関係性をめぐって(臨床教育人間学4)

臨床教育人間学会 編

2011.6刊 167頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0072-8 C3037

関係性をめぐって
  (臨床教育人間学4)
編:臨床教育人間学会

有用性本位の教育を超え生の本態を問う思考へ。充実の論考と実践報告。

巻頭言――関係性の忘却へと誘う社会の現状に抗して(越智康詞)
1 子どもが物語るということ――五歳児の手作り絵本を中心に(村中李以)
2 無頼的であることをめぐって――寺山修二にみる教育的意義の端緒(上坂保仁)
3 攻撃性痴漢訓練(ART)を考える(藤野京子)
4 「自己形成空間」としての少年鑑別所――〈教えない―学ぶ〉関係としての観護から(山内啓路)
5 教育的承認の多層性――愛の関係と法の関係のあいだ(藤井佳世)
6 述語論理とケア――「かけがえのなさ」の考察(川久保学)
実践報告 知的障碍をもつ子どもの「葛藤」を援助するということ(栗山宣夫)

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子ども・若者の自己形成空間――教育人間学の視線から

高橋勝 編著

2011.6刊 286頁 A5判
上製 2,700円(本体)
ISBN978-4-7989-0070-4 C3037

子ども・若者の自己形成空間
  ――教育人間学の視線から
編著:高橋勝

新たな「場」と「絆」の構築のために
めまぐるしく変動する社会システムの液状化のなか、従来自明であった「大人」の輪郭、そして「大人になることの道筋」が見なくなっている。そんな中、学校・社会から浴びせられる「個の自立」、「知力の獲得」の強制は、子ども・若者を一層傷つけ、孤立化させる。大人になることに苦しむ子ども・若者たちの自己形成のために、本書は様々な臨床的空間で、関係性の(絆)の築きを探求した労作。

序章 変容する子ども・若者の自己形成空間(高橋勝)
1章 子ども・若者の居場所(萩原建次郎)
2章 子どもとメディア空間(荒井聡史)
3章 グローバル社会と若者の傷つきやすさ(前川幸子)
4章 子どもの物語/学校の物語(藤井佳世)
5章 〈大人になること〉の難しさ(後藤さゆり)
6章 臨床空間としての学校(川久保学)

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教育による社会的正義の実現――アメリカの挑戦(1945-1980)

ダイアン・ラヴィッチ 著
末藤美津子 訳

2011.5刊 522頁 A5判
上製 5,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0048-3 C3037

教育による社会的正義の実現
  ――アメリカの挑戦(1945-1980)
著:ダイアン・ラヴィッチ、訳:末藤美津子

改革と葛藤の35年――得たものと失ったもの
第二次大戦後アメリカの教育は、社会的正義実現の先駆として、地域間、人種間、男女間等、あらゆる差別の撲滅をめざし突き進んだ。そこで生起した様々の対立と矛盾――連邦支援と地方の主体性喪失、人種差別撤廃と白人の郊外脱出、大量進学と教科の多様化及び学問的教科の衰退はじめ、次作『学校改革抗争の100年』でさらに強調される、理想追求と教育の実質、量的拡大と学力形成等、改革が孕む二律背反(※ルビ:トレードオフ)関係を浮彫りしつつ、The Toroubled Crusade「葛藤続きの教育十字軍」35年間の全貌を活写した代表作。

第1章 戦後の教育を主導した人々
第2章 進歩主義教育の勃興と衰退
第3章 忠誠心の調査
第4章 人種と教育――ブラウン判決
第5章 人種と教育――社会科学と法
第6章 バークレー校からケント州立大学まで
第7章 改革主義者、急進主義者、ロマン主義者
第8章 教育をめぐる新たなかけひき

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ポートフォリオが日本の大学を変える――ティーチング/ラーニング/アカデミックポートフォリオの活用

土持ゲーリー法一 著

2011.6刊 256頁 A5判
並製 2,500円(本体)
ISBN978-4-7989-0062-9 C3037

ポートフォリオが日本の大学を変える
  ――ティーチング/ラーニング/アカデミックポートフォリオの活用
著:土持ゲーリー法一

「ポートフォリオから大学教育の大転換へ
教授・学習の内容・意図を文章化・資料化せよ――今やポートフォリオの作成は、大学全入時代に臨む教員・学生にとって必須の実践となりつつある。既刊二著におけるティーチング及びラーニング・ポートフォリオを、活用面に重点を置き再論するとともに、その両者と研究・社会貢献等を統合した教員の総合的評価としてのアカデミック・ポートフォリオを紹介・考察し、三ポートフォリオの活用によるわが国大学抜本的刷新の明日を展望する。

序章
1章 学生による授業コンサルティング
2章 ティーチングのスカラーシップ
3章 ティーチング・ポートフォリオにおけるメンターリングの役割と作成方法
4章 ティーチング・フィロソフィー(授業哲学)のためのルーブリック
5章 ラーニング・ポートフォリオを活用した学生の学習向上と能動的学習の実践
6章 ティーチング/ラーニング・ポートフォリオを活用した授業評価と授業改善への取組み
7章 アカデミック・ポートフォリオ
8章 大学教員養成プログラムにおけるティーチング・ポートフォリオの役割
9章 エンプロイアビリティーと「社会人基礎力」
終章 まとめ

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アクティブラーニングでなぜ学生が成長するのか――経済系・工学系の全国大学調査からみえてきたこと

河合塾 編著

2011.6刊 320頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0068-1 C3037

アクティブラーニングでなぜ学生が成長するのか
  ――経済系・工学系の全国大学調査からみえてきたこと
編著:河合塾

「学習者中心の教育」の核心をなすアクティブラーニングが、 大学4年間の教育の中にどのように組み込まれているのか。 全国の経済・経営・商学系149学部と工学部機械系および電気・電子系112学科を対象に詳細な調査を実施。 その調査報告および先進大学の事例と問題提起を含むシンポジウムの全記録を掲載するとともに、 法学部、理学部も含めた大学別のアクティブラーニングに関するアンケート結果も収録。 今後の大学教育の在り方を提言する大学関係者および高校の進路担当者必読の書。

第1部 河合塾からの「大学のアクティブラーニング」調査報告
  河合塾からの「大学のアクティブラーニング」調査報告
第2部 大学事例報告と質疑応答
  室蘭工業大学(工学部情報電子工学系学科)
  秋田大学(工学資源学部機械工学科)
  質疑応答
  岡山大学(工学部機械工学科)
  金沢工業大学(工学部機械工学科)
  質疑応答
  産業能率大学(経営学部)
  立教大学(経営学部)
  質疑応答
  立命館大学(経営学部)
  武蔵大学(経済学部)
  質疑応答
第3部 アクティブラーニングの豊富化のための問題提起
  東京大学 教養学部附属教養教育高度化機構アクティブラーニング部門特任助教 林一雅
  京都大学 高等教育研究開発推進センター教育学研究科准教授 溝上慎一
  シンポジウムを終えて―まとめと提言―
巻末資料1 アンケート(質問紙)調査票
巻末資料2 質問紙調査による大学・学部・学科別データ
巻末資料

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日本型移民国家への道

坂中英徳 著

2011.5刊 86頁 B6判
並製 800円(本体)
ISBN978-4-7989-0063-6 C1031

日本型移民国家への道
著:坂中英徳

起死回生の積極的国家改革提言
50年間、1000万人受け入れの移民政策を!
未曾有の人口減、特に農水産業等の絶対的後継者難――この絶望的局面打破のため全世界から移民の大規模受入れを!単なる下位労働者獲得を排し、移民の経済的・社会的定着に不可欠な諸法規・諸組織の改革・整備を具体的に論考するとともに、将来わが国の多民族・多文化共同体化を視野に、「日本型移民国家」創成をめざす、移民問題を熟知した元東京入国管理局長による、積極的国家改革提言。

1 序文
2 移民国家の創建は究極の日本改革である
3 日本型移民政策
4 五万人の農業移民が耕作放棄地を耕地に変える
5 移民法・社会統合法・民族差別禁止法・移民庁・移民銀行
6 純種系民族から雑種系民族へ
7 三ヵ国語を話す国民
8 民族の心と寛容の心
9 日本の移民政策は革命的
10 移民国家日本の未来像
資料 日本型移民政策の形成過程

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モダニティと空間の物語――社会学のフロンティア(シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造 第4巻)

吉原直樹、斉藤日出治 編

2011.7刊 324頁 B6判
並製 2,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0053-7 C3336

モダニティと空間の物語
  ――社会学のフロンティア
  (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造 第4巻)
編:吉原直樹、斉藤日出治

啓蒙の知における均質・連続的な時空間を切断する、「拡がりのある時間」「生きられた空間」とは何か?単線的発展論への回収を阻むモダニティの「いま」を、「場」としての時空、現代居住区間、新たな都市空間論等、その両義的・重層的な動態を通じ多角的に論究する。現代のアクチュアリティを抉るシリーズ第7弾。

序章 モダニティの両義性と「時間―空間」の機制(吉原直樹)
第1章 生活時空間としての「場」――その歴史的変質(齋藤道子)
第2章 遠近法と調性の空間(和泉浩)
第3章 住まうことの場所論(足立崇)
第4章 空間から場所へ(大城直樹)
第5章 住まうことのメタファー(小野田泰明)
第6章 制度の失敗とローカル・ガヴァナンス――正当性欠損・有効性欠損・効率性欠損(植木豊)
第7章 (ジェントリフィケーション下の)都市への権利(酒井隆史)
終章 空間論の新しい方法基準――空間の政治(斉藤日出治)

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21世紀の国際法秩序――ポスト・ウェストファリアへの展望

リチャード・フォーク 原著者
川崎孝子 訳者

2011.4刊 309頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0008-7 C3032

21世紀の国際法秩序
  ――ポスト・ウェストファリアへの展望
原著者:リチャード・フォーク、訳者:川崎孝子

国家間の法から地球市民の法(地球法)へ
19世紀西欧のウェストファリア体制すなわち主権国家本位の世界統治形態は、今日のグローバル化の中、大量破壊兵器、環境問題、民族紛争等、変わらぬ国家エゴの下いたる所齟齬をきたしている。この現状刷新を求めて本書は、国連等諸国際機関とその活動を批判的に考察するとともに、特に国境を越えて正義の実現をめざす市民の活動に着目し、国家間の法としての「国際法」から新たな地球市民の法「地球法」への出発点(※ルビ:スタート)として分析・評価する。

序論
第吃堯/靴燭弊こΔ力帆箸
 第一章 グロチウスの時
 第二章 世界秩序
第局堯仝充造隆愎柑
 第三章 国連、法の支配、人道的介入
 第四章 人道的介入の複雑性
 第五章 グローバル化の時代における環境保護
 第六章 海洋の平和な未来とは?
 第七章 核兵器、国際法、そして世界法廷
 第八章 核兵器に関する勧告的意見と地球市民社会の新しい法体系
第敬堯/容擦謀った統治へ向かって
 第九章 来るべき地球文明
 第十章 グローバル化時代における人道的統治の探究

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国際関係入門――共生の観点から(国際共生研究所叢書2―大阪女学院大学―)

黒澤満 編著

2011.4刊 186頁 B6判
並製 1,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0069-8 C1031

国際関係入門
  ――共生の観点から
  (国際共生研究所叢書2―大阪女学院大学―)
編著:黒澤満

「共生」のため何を成し、持続すべきか
もはや国家ばかりが主体ではあり得なくなった「国際関係」を、「共生」の視点から分析する「国際共生」指南の書。『国際社会への日本教育の新次元』に続く、【国際共生研究所叢書】第2弾。

第1章 国際の平和と安全保障(黒澤満)
第2章 市民社会・NGOと平和(奥本京子)
第3章 人権保障のメカニズム(香川孝三)
第4章 主要な人権問題(元百合子)
第5章 地球環境問題へのアプローチ(西井正弘)
第6章 開発援助のアプローチ(前田美子)
第7章 国際経済のグローバル化(崔大龍)
第8章 文化の捉え方と国際共生(馬渕仁)

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対人サービスの民営化――行政―営利―非営利の境界線

須田木綿子 著

2011.5刊 126頁 A5判
上製 2,300円(本体)
ISBN978-4-7989-0056-8 C3036

対人サービスの民営化
  ――行政―営利―非営利の境界線
著:須田木綿子

新たな社会福祉システムの動態と問題点
介護保険制度の導入はわが国の高齢者福祉の理念とシステムを根本的に変えた。新たな対人サービス民営化の主役として登場した営利事業者。役割を大きく変えた行政、また社会福祉法人や医療法人等既存の非営利組織――新制度下におけるこの三者の活動実態と相互の関係性を、新たな実地調査等を通じ分析・考察するとともに、海外諸国との比較も交え、理論と実際の両面からわが国の現状・問題点・課題を追求・摘出した、時宜にかなった労作。

第1章 はじめに
第2章 行政役割の拡大と非営利サービスの供給組織の変容
第3章 民営化された対人サービス領域の分析枠組み
第4章 民営化された対人サービスとしての介護保険制度
第5章 対人サービスの民営化をめぐる我が国の課題
補論

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シックハウス病への挑戦――その予防・治療・撲滅のために(日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット21)

後藤三郎、迎田允武 著

2011.6刊 95頁 B6判
並製 700円(本体)
ISBN978-4-7989-0065-0 C3336

シックハウス病への挑戦
  ――その予防・治療・撲滅のために
  (日本居住福祉学会 居住福祉ブックレット21)
著:後藤三郎、迎田允武

今や見過ごしできないシックハウス病の根元を絶つためにどのような対策が有効なのか

はじめに
一、シックハウス病はなぜ発生したのか
二、身内から出たシックハウス病
三、シックハウス病の要因と取り組み
四、「シックハウス病への挑戦」の旅の始まり
五、クリーンルーム造りと開発アイテムの拡大
六、体感モデルハウスへの取り組み
七、視察旅行と健康住宅居住促進協会の結成
八、シックハウス病の適確な予防・改善・治療方法とは
おわりに

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幼稚園と小学校の教育――初等教育の原理

乙訓稔 編著

2011.4刊 204頁 A5判
並製 2,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0059-9 C3037

幼稚園と小学校の教育
  ――初等教育の原理
編著:乙訓稔

今日の日本の初等教育の指導に当たっている人たちや、またこれから携わる人たちのために、初等教育の基本及び原理原則を明確にする最良のテキスト。

はしがき
第1章 教育学と教育原理(乙訓稔)
第2章 保育と教育(大沢裕)
第3章 子どもの心身の発達(水野いずみ)
第4章 初等教育の歴史と制度(田中正浩)
第5章 初等教育の教育目的(江玉睦美)
第6章 初等教育の教育課程
 1.幼稚園の教育課程(佐藤康富)
 2.小学校の教育課程(中島朋紀)
第7章 初等教育の教育方法(今井康晴)
第8章 初等教育の教科教育とその教育法
 1.国語(長田真紀)
 2.社会(廣嶋龍太郎)
 3.算数(高垣マユミ)
 4.理科(高垣マユミ)
 5.生活(松田純子)
 6.音楽(阿部敏行)
 7.図画工作(宮野周)
 8.家庭(松田典子)
 9.体育(須賀由紀子)
第9章 道徳教育と特別活動(椋木香子)
第10章 生徒指導と教育相談(永瀬美帆)
第11章 教員の職務
 1.幼稚園教員の職務(八木浩雄)
 2.小学校教員の職務(笹川啓一)

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医師・看護師の有事行動マニュアル[第2版]――医療関係者の役割と権利義務

井上忠男 著

2011.6刊 138頁 B6判
並製 1,200円(本体)
ISBN978-4-7989-0058-2 C0031

医師・看護師の有事行動マニュアル[第2版]
  ――医療関係者の役割と権利義務
著:井上忠男

武力紛争時、傷病者の救命・治療にあたる医師・看護師のための手引き書[第2版]

第1章 武力紛争と医療関係者
第2章 武力攻撃時の法の適用関係
第3章 医療関係者の定義と役割
第4章 医療関係者の保護
第5章 医療関係者の権利と義務
第6章 医療関係者の業務
第7章 赤十字標章の使用と管理
第8章 国、自治体の責務
第9章 武力攻撃時の基礎知識
巻末資料
主な参考文献

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新・台所からみた政治――父義広・たつの、時代と生

船木たつの 著

2011.4刊 257頁 B6判
並製 1,600円(本体)
ISBN978-4-7989-0061-2 C0031

新・台所からみた政治
  ――父義広・たつの、時代と生
著:船木たつの

民主主義の原点、一主婦の政治家支援活動記
川崎市で理容店を営みながら、松沢成文氏(前神奈川県知事)、笠ひろふみ氏(衆議院議員)らの政治活動を支援してきた著者が、生活者の視点から描くみずみずしい政治家支援記。

第吃堯‖羹蠅らみた政治――松沢成文代議士とともに
●苦楽を共にして(松沢成文)
1 第一回神奈川県議会議員選挙
2 第二回神奈川県議会議員選挙
3 国政選挙
4 国会議員になって
5 国会見学
6 海外旅行
第局堯々餡餤聴から県知事へ
●『新・台所からみた政治』の出版に寄せて(松沢成文)
1 松沢しげふみ神奈川県知事選挙
2 松沢しげふみの魅力
3 小菅村の選挙
4 笠ひろふみ(衆議院議員):松沢さんの後継者
5 松沢さんの秘書・小林誠さん 市会議員へ
6 政権交代
第敬堯,錣父義広の生涯 1 結婚から出産 2 繭玉 3 かるめ

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比較教育学研究43号

日本比較教育学会 編

2011.7刊 202頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-7989-0071-1 C3037

比較教育学研究43号
  特集:国境を越える高等教育プログラム
編:日本比較教育学会

特集:国境を越える高等教育プログラム
トランスナショナル高等教育―新たな留学概念の登場―(杉本均)
連合王国における国境を越える教育―現状と課題―(秦由美子)
豪州大学によるトランスナショナル教育の展開と質保証(杉本和弘)
Diversification of International Student Mobility and Transnational Programs in Asian Higher Education(Miki SUGIMURA)
香港におけるトランスナショナル高等教育の展開(南部広孝)
アジアにおける高等教育の国際連携と日本―イニシアティブの多極化とその行方―(米澤彰純)
論文
The Impact of Parental Involvement on Girl's Academic Performance : A Case Study of Cambodian Secondary Schools(Sokcheng NGUON)
ペルーにおける子どもの働く権利を求める運動―その教育活動とラテンアメリカの思想・実践との関連―(工藤瞳)
留学生受入れによる地域活性化―自治体と大学の協働による取組みの横断的分析―(佐藤由利子、橋本博子)
シンガポールの前期中等教育段階における宗教学習の位置づけの変容(金井里弥)
〈書評〉
稲葉継雄著『朝鮮植民地教育政策史の再検討』(金泰勲)
今井航著『中国近代における六・三・三制の導入過程』(楠山研)
馬越徹著『韓国大学改革のダイナミズム――ワールドクラス(WCU)への挑戦』(韓龍震)
佐藤由利子著『日本の留学生政策の評価――人材養成、友好促進、経済効果の視点から』(堀江未来)
〈文献紹介〉
江原裕美編『国際移動と教育――東アジアと欧米諸国の国際移民をめぐる現状と課題』(江原裕美)
村田翼夫、山口満編著『バイリンガル・テキスト 現代日本の教育――制度と内容』(村田翼夫)
望田研吾編著『21世紀の教育改革と教育交流』(森下稔)
文部科学省生涯学習政策局調査企画課編『諸外国の教育改革の動向――6か国における21世紀の新たな潮流を読む』(上原秀一)

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居住福祉研究11号

日本居住福祉学会 編

2011.5刊 102頁 A5判
並製 1,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0064-3 C3036

居住福祉研究11号
  特集:東アジアの居住福祉政策
編:日本居住福祉学会

中国の居住保障――低所得者住宅政策の考察(李桓)
韓国の居住問題と居住福祉政策(全泓奎、南垣碩)
台湾の住宅政策と住宅問題――台北市を中心として(黄麗玲 著、岸野俊介 訳)
■第9回 日中韓 居住問題国際会議報告
 2010年・第9回日中韓居住問題国際会議
 日本の高度経済成長期における移住労働者への住宅供給(新家増美)
 日本の低所得層居住政策(全泓奎)
 日本の高齢社会における居住問題(大本圭野)
 前車の覆るは後車の戒?(神野武美)
 北京市の住宅事情を視察(高島一夫)
■居住福祉評論
 幼稚園づくりで まちづくり(永橋爲成)
 国際借家人連合(IUT)活動報告に見る世界の借家人の現況(高島一夫)
■学会動向
 神野武美氏に2010年度「日本居住福祉学会賞」贈呈
■居住福祉の本棚
 『日本の居住貧困――子育て/高齢障がい者/難病患者』

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福祉社会学研究8号

福祉社会学研究編集委員会 編

2011.6刊 214頁 A5判
並製 1,905円(本体)
ISBN978-4-7989-0067-4 C3036

福祉社会学研究8号
編:福祉社会学研究編集委員会

増加する小規模・高齢化集落の福祉を特集

特集 小規模・高齢化集落の生活・福祉課題と持続可能性
 特集解題:小規模・高齢化集落の生活・福祉課題と持続可能性(後藤澄江)
 過疎高齢社会における地域集団の現状と課題(高野和良)
 集落の維持・存続の分析枠組み ――「T型集落点検」から見えてくるもの(徳野貞雄)
 小規模・高齢化集落の高齢者と地域福祉――長野県泰阜村の高齢者生活調査から(小磯明)
 福祉社会学からみた小規模・高齢化集落研究の課題(永井彰)
自由論文
 精神障害者と仕事(阿部俊彦)
 地域福祉実践の規模論的理解――贈与類型との親和性に着目して(山本馨)
 介護職の「専門性」に対する認識と評価――介護老人福祉施設の場合(吉岡なみ子)
 会長講演:福祉社会学の想像力(武川正吾)
書評
 岡部耕典著『ポスト障害者自立支援法の福祉政策』(杉野昭博)
 神原文子著『子づれシングル』(下夷美幸)
 久保田裕之著『他人と暮らす若者たち』(木戸功)
 澁谷智子著『コーダの世界』(松木洋人)
 日米LTCI研究会編『在宅介護における高齢者と家族』(山口麻衣)
 副田義也編著『内務省の歴史社会学』(冨江直子)
 園田恭一著『社会的健康論』(郡司篤晃)
 三重野卓著『福祉政策の社会学』(白波瀬佐和子)
 山口佐和子著 『アメリカ発 DV再発防止・予防プログラム』({・エ睦子)
 山田昌弘著『ワーキングプア時代』(堅田香緒里)
 若林敬子著『日本の人口問題と社会的現実』(杉岡直人)
 渡邊裕子著『社会福祉における介護時間の研究』(須田木綿子)

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コミュニティ政策9号

コミュニティ政策学会 編

2011.7刊 162頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0073-5 C3036

コミュニティ政策9号
編:コミュニティ政策学会

地域社会をめぐる、あらゆる分野の人々が集い、地域自治とコミュニティ政策について、共に考え、情報交換し、提言する。

巻頭言 次の10年に向かってコミュニティ政策学の発展を(名和田是彦)
第9回大会基調講演
 経済活動と生活の営みの循環に立ったコミュニティを――地域経済学の視点から見たコミュニティ(高原一隆)
 鼎談 『地域主権改革』と地方自治、コミュニティ政策のゆくえ(鼎談者:佐藤克廣/名和田是彦/高野馨、コーディネーター:中川幾郎)
特集論文 コミュニティで公共交通を創出する
 (1) 交通基本法と交通権保障(森田優己)
 (2) 市民がつくる地域交通(清水弘子)
 (3) 買い物弱者対策としての移動販売について――高知県における(株)サンプラザ、行政等の取り組み(向囿英雄)
自由投稿論文
 コミュニティの担い手組織の対立過程を通じたガバナンスの形成――岸和田市葛城町を事例として(栄沢直子)
NUSA参加報告
 2010Neighborhood, USA in Little Rock, AR会議参加の報告――協同行動に向けて(大内田鶴子)
第9回大会報告
書評
 辻中豊ほか『現代日本の自治会・町内会』(中田實)
 前山総一郎『コミュニティ自治の理論と実践』(辻上浩司)
 今村晴彦、園田紫乃、金子郁容『コミュニティのちから』(井岡勉)

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