不寛容の蔓延る世界の総合的改善〈パンオルトシア〉に向けたコメニウスの具体的改革案
コメニウスの遺稿『人間についての熟議』の第六部を成す「パンオルトシア」。
ここでは世界の総合的改善のための段階的手順が指南される。
個々が神の冒涜や非人間的要素を棄却することに始まり、総合的な哲学・政治・宗教・言語の確立を通し、
最終的には光の学術会議・神聖の枢機会議・平和の法院という3つの世界会議およびそれらを包括した世界総会の存在によって、キリスト教的伝統に立脚しつつも世界全体を包括した総合的改善を志向する。
――ゼノフォビアの気運が高まる現代への示唆。




