タイトル 現代国際法の思想と構造I
サブタイトル 歴史、国家、機構、条約、人権
刊行日 2012年3月1日
著者 編集代表 松田竹男・田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹
定価 6200+税
ISBN 978-4-7989-0117-6
Cコード 3032
ページ数 408
判型 A5
製本 上製

現実と規範――現代国際法の葛藤と動態国際法の「思想」も「構造」も常に動態の中にある。生起する新たな現実と、形成されてきた伝統的規範との葛藤の下、変動・発展を続ける国際法――眼前の今日的課題を見据えつつ、国際法の生成、自決権、国際機構、国際人権等、国際法の基底的諸問題を分析・考察した本書は、そうした変動する国際法の動態へ読者を導く。原則と現実双方への的確な目配りの下、優れた理論研究を切り抜いてきた松井教授の古稀記念にふさわしい力作論集である。

第1部 国際法の生成と領域 
 フランス革命の国際法原則(藤田久一) 
 幕末期・明治初期の「領域」概念に関する一考察(柳原正治)
 国際義務の履行基盤としての領域(兼原敦子)
第2部 自決権と国家の形成
 コソボ共和国における国家形成および国家承認の検討(松浦陽子)
 残された非自治地域と自決権:再論(五十嵐正博)
 未承認国への主権免除の付与について(水島朋則)
第3部 国際機構と条約をめぐる課題
 国際機関の利用に供された国家機関の行為の帰属問題と派遣国の責任(薬師寺公夫)
 国際機構の裁判権免除(比屋定泰治)
 条約解釈の補助的手段たる準備作業の意義(山形英郎)
第4部 国際人権法の地平
 欧州評議会閣僚委員会による判決執行監視手続き(德川信治)
 欧州人権条約における「民主主義」に関する一考察(西片聡哉)
 経済統合と人の自由移動(中坂恵美子)

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