タイトル マナーと作法の社会学
刊行日 2014年9月15日
著者 加野芳正編著
定価 2400+税)
ISBN 978-4-7989-1252-3
Cコード C3036
ページ数 280
判型 四六
製本 並製

「法律を守りましょう」という看板はめったにないが、「マナーを守りましょう」という看板は、日常生活のいたるところにある。しかし、マナーや作法は単なる社会秩序のための身体技法ではない。本書は、「あいさつ」「車内での化粧」「喫煙と飲酒」「マナー検定」「旅行」「江戸しぐさ」「フェアプレイ」などの事例に接しつつ、マナーの過去と現状を問い、新たなマナーの地平を展望した社会学書である。

第一章 〈マナーと作法〉の社会学に向けて  加野 芳正
第二章 現代社会におけるマナーの諸相    加野 芳正
第三章 「マナー不安」の時代        古賀 正義
第四章 スポーツの身体性とマナー      松田 惠示
第五章 マナーの中の子ども         村上 光朗
第六章 マナーを通して学校に公共空間を拓く 越智 康詩
第七章 キャンパスの中のマナー問題     西本 佳代

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