タイトル 社会政策研究8号
刊行日 2008年04月30日
著者 『社会政策研究』編集委員会 編
定価 2500+税)
ISBN 978-4-88713-837-7
Cコード 3036
ページ数 350
判型 A5
製本 並製

特集:格差論再考

【格差社会論の構築】  特集のねらい(山田昌弘)
 Ⅰ 格差論議の方法的省察――〈正義〉の観点と経済学的思考様式(後藤玲子)
 Ⅱ 「格差社会」と「機会の平等」(橋本健二)
 Ⅲ 「健康格差」の視点が格差論にもたらすもの(近藤克則)
 Ⅳ 格差社会論の社会的文脈(橋爪大三郎)
 Ⅴ ベーシックインカム――21世紀を彩る簡潔で力強い観念(Philippe Van Parijs、(訳:斉藤拓、後藤玲子))
 Ⅵ ベーシックインカム(BI)論者から見た日本の「格差社会」言説(齋藤拓)
【小特集 介護保険政策の評価研究】
 小特集のねらい(近藤克則)
 Ⅰ 介護保険の政策評価の動向(平岡公一)
 Ⅱ 介護保険の評価研究プロジェクトの概要と5つの視点(平野隆之、近藤克則)
 Ⅲ 介護保険給付実績分析ソフトの設計思想と到達点――保険者主体の評価ツール(平野隆之、笹川修)
 Ⅳ 認知症高齢者のサービス利用構造と地域ケアの推進課題(平野隆之、奥田佑子)
 Ⅴ 要介護認定データを用いた施設ケアのアウトカム評価の試み――要介護度維持・改善率の施設間比較(伊藤美智予、近藤克則)
 Ⅵ AGESプロジェクト――介護者・介護状況・一般高齢者調査の概要(加藤悦子、近藤克則)
【自由論文】
 Ⅰ イギリス国民健康保険における認可組合制度の再考(香川重遠)
 Ⅱ 戦時体制下の国民健康保険制度――岐阜県小鷹利村国民健康保険代行組合を事例として(高嶋裕子) 【書評】
 富江直子『救貧のなかの日本近代――生存の義務』(金子光一)
 杉野昭博『障害学:理論形成と射程』(小川喜道)
 秋元美世『福祉政策と権利保障:社会福祉学と法律学との接点』(武智秀之)
 I・ホリデイ他編著、埋橋他訳『東アジアの福祉資本主義――教育、保健医療、住宅、社会保障の動き』(金成垣)
 三井さよ、鈴木智之編著『ケアとサポートの社会学』(春日井典子)
 太郎丸博編著『フリーターとニーとの社会学』(杉野勇)
社会政策の動向(2006年4月~2007年3月) 資料作成 玉置祐介

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