タイトル 21世紀の教育改革と教育交流
刊行日 2010年7月1日
著者 望田研吾編
定価 ¥4180(本体¥3800+税)
ISBN 978-4-7989-0007-0
Cコード 3037
ページ数 312
判型 A5
製本 上製

新たな比較教育学の時代を反映した好著グローバル化の進展とともに、比較教育学はいま新たな時代を迎えつつある。情報の多様化・精密化に基づく他国教育研究の一層の発展にとどまらず、異文化理解、国際教育交流等、教育の国際化の場においてもその必要性は高まるばかりだ。英米およびアジア諸国における初中等教育を中心とした教育改革の現状に関する正確な知見・分析に加え、留学生問題等教育交流研究等を全17章にわたり展開した本書は、まさにそうした比較教育学の現在を反映した好著である。

序 21世紀におけるグローバリゼーションと教育 望田研吾
1 イギリス労働党ブレア政権の教育改革 望田研吾
2 現代におけるイギリスと日本の学校評価の比較 坂本真由美
3 現在のイギリスの労働党政権における資格制度改革の動向 飯田直弘
4 イギリスの教育における公と私のパートナーシップ 木村ゆり子
5 アメリカにおける民主主義理念と教育改革 川野哲也
6 アメリカのスタンダード教育改革の新党と模索する歴史教育 川上具美
7 統計から見る韓国の幼児教育の軌跡 松尾智則
8 中国における改革開放以降の教師教育改革について 王暁燕
9 フィリピンにおける価値の明確化理論の可能性 長濱博文
10 戦後フィリピンの教育改革と国民の受容の特徴について 中里彰
11 タイにおけるシティズンシップ教育 平田利文
12 タイにおける1999年国家教育法による教育改革 森下稔
13 バングラデシュ学校教育制度の量的拡大とその諸相 日下部達哉
14 多民族社会における教育の国際化への展望 竹熊尚夫
15 中国と日本の留学交流の将来に関する考察 白土悟
16 教育の国際化と学生の国際感覚について 竹熊真波

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