タイトル 見知らぬ文化の衝撃
サブタイトル 文化人類学に生きて
刊行日 2020年3月15日
著者 吉田正紀
定価 ¥3740(本体¥3400+税)
ISBN 978-4-7989-1613-2
Cコード C3039
ページ数 295
判型 A5
製本 上製

地球上の多様な文化を見てみませんか。
地球上最後の未開地といわれるパプア・ニューギニアから始まり、その他の国や地域での祭り・ジェンダー・異文化結婚・複数医療システムなどの事象を見ていく中で、自己の身を置く文化とのあまりの違いに衝撃を覚える本書は、総合科学としての文化人類学という学問の醍醐味を体験できる久々の良書である。

はじめに
第一部 未知なる世界をどう理解するか。
第1章 ニューギニア高地の豚祭りの研究史と問題点
第2章 ニューギニア高地の豚祭りの地域的類型
第3章 パプア・ニューギニア南部高地ライ渓谷の豚祭り
第4章 近年のパプア・ニューギニア南部高地における儀礼的交換としての豚祭り
第5章 ニューギニア高地における男と女の役割
第6章 ニューギニア高地人の男の住まい・女の住まい
第7章 文化人類学に見る男性優位の普遍性
第二部 未知なる世界への旅と暮らし
第8章 インドネシア・スラウェシ島のタナ・トラジャを訪ねて
第9章 コーヒー民俗学:栽培から一杯のコーヒーができるまで
第10章 北スマトラでのフィールドワークと日常
第11章 パプア・ニューギニア―初めての出会いと再訪
第12章 南伊豆町伊浜地区の年齢階梯村落の再訪
第三部 文化の境界を越える試み
第13章 文化の境界を越える―異文化結婚と新しいライフスタイル
第14章 ジャカルタに生きる日本人女性の人生行路―出会いと老い
第15章 在日フィリピン家族の国際結婚―静岡県三島市の事例から
第16章 多民族社会北スマトラにおける民族と宗教・医療の交流
第17章 ハンセン病家族の生活誌—瀬戸内海の大島青松園とフィリピン・クリオン島
おわりに/初出一覧/索引/著者紹介

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