難民ガバナンス-その形成・発展と新たなアプローチ
今日なお難民の発生は頻発し、恒久的解決の道もまた遠い。だが、人道上も国際安全保障上からも放置は許されぬこの問題については、既に様々の国際協調が試行されてきている。本書は、冷戦後現在に至るまでの、多様なアクターによる難民保護ガバナンスの歴史と、欧州、東南アジア、アフリカにおける難民の現状を詳説しつつ、対立する利害を調整する活発な地域機関の活動など問題解決の方途を考察した本格的研究である。
| タイトル | 難民問題のグローバル・ガバナンス | 
|---|---|
| 刊行日 | 2014年03月31日 | 
| 著者 | 中山裕美著 | 
| 定価 | 3200+税) | 
| ISBN | 978-4-7989-1225-7 | 
| Cコード | 3032 | 
| ページ数 | 240 | 
| 判型 | A5 | 
| 製本 | 上製 | 
序 章
第Ⅰ部 難民問題をめぐる国家間協調
 第1章 重層化する難民ガバナンス
 第2章 難民ガバナンスへの理論的アプローチ
第Ⅱ部 国際的な難民ガバナンスの形成と発展
 第3章 冷戦期の難民ガバナンス
 第4章 ポスト冷戦期の難民ガバナンス
第Ⅲ部 地域的ガバナンスの勃興
 第5章 ヨーロッパ
 第6章 東南アジア
 第7章 アフリカ
終 章 重層化する難民ガバナンスのゆくえ
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