タイトル 北極海のガバナンス
刊行日 2013年03月01日
著者 奥脇直也・城山英明編著
定価 3600+税)
ISBN 978-4-7989-0167-1
Cコード 3031
ページ数 224
判型 A5
製本 上製

紛争の海と化すか、協調の海へと導くか資源、交通、物流、環境──地球温暖化の兆しをきっかけに、いま北極海では様々な焦点的課題が噴出しつつある。各国の利害が錯綜する中、明日繰り広げられるのは紛争の激化か協調の進展か?歴史、国際法、地政学、航行・開発に伴う技術課題等、北極海の過去・現在・未来を多角的に展望し、日本の北極政策とともに、多様な国際機関の活動はじめ北極海ガバナンス強化の動態を詳細に考察した本書は、まさに時宜を得た貴重な研究。

はしがき 奥脇直也
第1部 北極海ガバナンスの視点
 第1章 変革の時代における北極海のガバナンス オラン R. ヤング(佐藤俊輔訳)
 第2章 北極海をめぐる国際法上の諸問題 西元宏治
第2部 北極海の現状
 第3章 変わりゆく北極:紛争の地域か、協力の地域か ロブ・ヒューバート(田中佐代子訳)
 第4章 北極海航路:商業利用のための技術課題・技術開発 末岡英利
 第5章 北極海航路:商業性の観点から 合田浩之
 第6章 日本の北極問題への取り組みの現状と展望 加藤喜久子7
 第7章 北極地域における機会と責任:欧州連合の視点 ジョー・ボージ(西本健太郎訳)
 第8章 北極海における大陸棚の延伸 谷 伸
 第9章 スヴァールバル諸島周辺海域の国際法上の地位  西本健太郎 
(補論)スヴァールバル諸島(スピッツベルゲン)をめぐる領有紛争の歴史的経緯 奥脇直也第3部 北極海ガバナンスの未来
 第10 章 これからの北極海ガバナンス 城山英明

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