タイトル 原発事故と原発避難は地域社会にどのような影響を与えたか
サブタイトル 双葉町と楢葉町の住民組織調査から
刊行日 2026年03月20日
著者 齊藤 綾美
定価 3900+税)
ISBN 978-4-7989-2016-0
Cコード 3036
ページ数 272
判型 A5
製本 上製

長野県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は地域社会学。
八戸大学専任講師などを経て、現在、東北文化学園大学現代社会学部教授。主な著作に『インドネシアの地域保健活動と「開発の時代」』2009 年(御茶の水書房)などがある。

はじめに

0.1 本書の目的
0.2 原発事故と原発避難
0.3 双葉町と楢葉町の概要

第Ⅰ部 避難局面における住民組織…
第1章 原発避難後の行政区活動の現状―双葉町行政区長に対するヒアリング(2017 ~ 2020 年)から―
1.1 はじめに
1.2 行政区活動の現状
1.3 おわりに―行政区活動の課題
資料:行政区の活動状況(行政区長へのヒアリングから)

第2章 津波被災者と原発避難者の交流―薄磯団地自治会といわきまごころ双葉会の交流(2015 ~ 2022 年)―
2.1 はじめに
2.2 薄磯団地自治会と「双葉会」の概要
2.3 津波被災者と原発避難者との交流
2.4 おわりに
第3章 広域自治会と避難先の地域社会―双葉町埼玉自治会の事例(2019 年)―
3.1 はじめに
3.2 双葉町埼玉自治会ときさいルネサンス藤
3.3 交流の経緯と2019 年の状況
3.4 おわりに
第4章 双葉町のシンボルを守ることの困難―JA 女性部ダルマ部会の活動―
4.1 はじめに
4.2 原発事故とダルマ製作
4.3 ダルマ製作の背景
4.4 おわりに
第5章 原発避難と民俗芸能の継承―双葉町におけるじゃんがら念仏踊りの事例―
5.1 はじめに
5.2 原発事故前の山田のじゃんがら念仏踊り
5.3 原発事故後のじゃんがら
5.4 おわりに
第6章 原発事故被災地における神社再建と「復興」―双葉町S 神社の事例―
6.1 はじめに
6.2 S 神社再建の経緯と背景
6.3 S 神社再建に対する宮司と「住民」の見解
6.4 考察―神社再建のもう一つの意義

第Ⅱ部 帰還局面における住民組織
第7章 避難指示解除後の地域福祉の課題―楢葉町の福祉事業者に対する2016 ~ 2018 年のヒアリングを中心に―
7.1 はじめに
7.2 楢葉町と福祉事業者の概要
7.3 福祉事業者と原発避難
7.4 おわりに
第8章 帰還後の楢葉町におけるボランタリー・アソシエーションの動向―2017 ~ 2019 年の調査から―
8.1 はじめに
8.2 原発事故前に組織化された団体
8.3 原発事故後に組織化された団体
8.4 おわりに
第9章 避難指示解除後の地域社会と農業の現在―楢葉町の一農業法人を事例にして―
9.1 はじめに
9.2 原発事故前後の楢葉町の農業
9.3 9A 氏の営農状況とC 地区における「生活の共同」の変化
9.4 C 地区の「生活の共同」
9.5 おわりに
第10章 双葉町における住民組織化の現在―帰還者・移住者・「住民」―
10.1 はじめに
10.2 「復興政策」と移住
10.3 帰還後の町内における住民組織化
10.4 移住者・帰還者・「住民」の多様性

補論 東日本大震災発生後の住民の避難行動と行政区―双葉町を中心に―
11.1 機能しなかった地域「コミュニティ」
11.2 原子力防災訓練における住民の避難行動マニュアル
11.3 震災時の町および行政区・関係者の動き
11.4 結論と課題―避難行動マニュアルとの違いとその要因

むすびにかえて
参考文献
あとがき
索 引

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