タイトル 地域子ども学をつくる
サブタイトル 災害・持続可能性・北欧の視点
刊行日 2022年11月
著者 天童睦子・足立智昭編著
定価 ¥1980(本体¥1800+税)
ISBN 978-4-7989-1805-1
Cコード 3037
ページ数 212
判型 A5
製本 並製

「子どもの育ちを尊ぶ」地域コミュニティ形成に向けて――。
東日本大震災を契機に、地域の子どもたちや家族の未来をつくるための学際的なプロジェクトがスタートした。
被災者支援、食育、そしてコロナ禍――地域社会とともに、子ども・若者のウェルビーイングに向けた様々な支援活動を取り上げる本書は、北欧の先進的取り組みを合わせ鏡として、市民の主体的参加を軸とした地域コミュニティの形成を目指す!

序 地域子ども学をつくる(天童睦子・足立智昭)
第1章 地域子ども学の課題天童睦子
第2章 東日本大震災の経験からデンマークの子ども・家族支援に学ぶ(足立智昭)
第3章 福島第一原子力発電所爆発事故避難者とひとり親家庭への支援活動(畑山みさ子)
第4章 食で笑顔に(丹野久美子・佐々木優花)
コラム1 災害食を通じて地域住民とともに学ぶ(学生の活動紹介)(宮城学院女子大学 Food and Smile!・丹野久美子
コラム2 クラウドファンディングを活用したコロナ禍の病児の遊びと学びの支援(宮城学院女子大学 学生ボランティア“さくらレオクラブ”)
第5章 子どもの居場所を科学する(本間義規)
特別対談~地域子ども学に寄せて~(山折哲雄・天童睦子)
第6章 「子どもの権利」を大切にする持続可能な社会を目指した就学前教育(西浦和樹)
第7章 グローバル市民になること(イングリッド・プラムリング・サミュエルソン)
コラム3 北欧の教育制度について―デンマークを中心として(難波克彰)
第8章 子ども、若者、家族のウェルビーイングを推進する北欧モデル:フィンランドの事例(マリッタ・トッロネン、ユハ・ハマライネン、リーッタ・ヴォルナネン)
コラム4 フィンランドの出産・育児支援(アンナ・レッポ)
第9章 フィンランドと日本の家族政策をめぐって(木脇奈智子)
おわりに(足立智昭・天童睦子)
索引/執筆者紹介

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