教育学をなぜ学ぶか。
教育や学びは学校だけでなく、一生ついて回る素晴らしい人類の営為だからだ!
生きるためには、スキルをもって他者との協働が欠かせない。それは家庭生活をはじめとして、公的な学校・教室や広く社会の中で身に付けられるものだ。そして日々働いて給与をもらうことや会社を経営して利益を上げる生き方はその人の自由だ。個々に違いはあっても幸せという価値を目指すことは共通している。本書は社会を構成する人々が協働していくために、今ある教育制度の歴史をたどり、日々の学び中で様々な分野の知識やスキルを身に付けながら葛藤し、人々の思考や行動を包む大きな枠組み・型つまり文化を身体化し継承していくことが、社会と将来を支える力になることを明らかにしている。さあ、教育学に関わって来た人たちや教育の変遷(歴史)を辿ってみよう。




