シティズンシップ教育を見直す新たな授業実践モデル
これまで蓄積されてきた社会的見識を覆す危機的事態が国内外で重積する今日、常にこれら事態の原因・状況に疑問を持ちつつ、自ら探究し判断・行動する自律的な人間育成のため、シティズンシップ教育の見直しが求められている。子どもたちが教室を出て、ファシリテーターとしての研究者とともに、地域の公共機関や団体との対話・交流を通じた「協働」により、様々な社会問題と取り組んだ最新の授業実践事例を紹介・分析した本書は、シティズンシップ教育の新たな展開を示す、まさに必読の好著である。




