シリーズ ひとおもい
タイトル ひとおもい3
刊行日 2021年8月
著者 木田 直人・鈴木 泉・乗立 雄輝・松永 澄夫編
定価 税込2750円(本体2500円+税)
ISBN 978-4-7989-1727-6
Cコード 3010
ページ数 256
判型 A5
製本 並製

「私」の存在をたらしめる意味を哲学的に問う特集を始め、文学作品やアニメを哲学的に読み解く解説エッセイ等、哲学を身近に感じ、面白くなる論集3号。

特集 〈私〉とその周辺
創ること (木田直人)
向田邦子の「よそ見」(伊藤由希子)
〈私〉の唯一性(平岡 紘)
所有と権利の世界 (伊多波宗周)
意味の変化と観点の重層化 (朝倉友海)

コラム特集 哲学したくなる作品
コラム特集の趣旨 (越門勝彦)
『夕べの雲』庄野潤三 ― 日常への意志 ― (九里順子)
宮川淳『紙片と眼差とのあいだに』(佐藤公紀)
ポール・クローデル『マリアへのお告げ』(間瀬幸江)
ストラヴィンスキー《八重奏曲》(太田峰夫)
河口龍夫《関係―種子、土、水、空気》 (宮川友里)
復興ソングと感情の受け入れについて(本永 幹)
大谷資料館と法隆寺 (飯淵康一)
銀河鉄道の夜(伊藤 慧)
コーディリアの究極の言葉「愛せ、そして沈黙せよ」(植村恒一郎)

インタビュー
境界と想像力―前田圭介教授インタビュー(萬屋博喜)

エッセイ特集 コロナ禍に思う
隔たりを創る私たち(手塚優子)
渡辺家の一風景(渡辺 誠)
心の音 (木下通子)
あの時の判断(檜垣 歩)
コロナと大学と「教える」こと (松浦和也)
大学の場所、大学という場所 (乘立雄輝】

アニメ・エクスペリエンス
退屈という速度の経験(川口茂雄)

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