「GIGAスクール構想は、何に寄与し、どこがまだ不十分なのかについて、今求められる『公正で質の高い教育』を実現する観点から丁重に検討した、データ駆動型の教育政策研究の報告である。」
東北大学大学院情報科学研究科教授 堀田達也氏推薦!
ICT活用の全国調査等から見えてきた、児童生徒みんなを公正に引き上げる課題と方法!
2019年発表のGIGAスクール構想によって、高速大容量ネットワーク整備や1人1台の学習用端末配布が国レベルで進められ、ICTを用いた教育が全国的に普及した。しかし、ただ端末などを形式的に配置導入するだけでは「宝の持ち腐れ」になりかねず、現時点での導入状況や活用実態について様々な検証が必要だろう。ICTの導入状況や活用実態について質的・量的双方の全国調査等からアプローチした本書は、自治体や学校ごとの社会経済的要因による差異を浮かび上がらせるとともに、国・教育委員会・学校、そして教員、児童生徒に至るまで連なる体系的かつ俯瞰した観点からICT活用のわざを提言する。今日の教育現場を知り携わるすべての人々必読の一冊。




