異説と対比して通説判例の理解を深める体系的行政法テキスト・第2版!
本書は、法科大学院制度の目的とされる「通説判例を理解するだけでなく批判的に考察する思考力を修得する」ため、大胆に【異説】を提示することにより、行政法理論の全体像を俯瞰することを意図している。読者の興味を惹くユニークな序章を始めとして読み易さに配慮し、初学者・一般市民から司法試験・各種試験受験者、実務家まで、基礎知識を整理しながら行政法学の深みに触れることができる入門的基本書である。また、第2版では法改正に伴う修正のほか、議論の多い国家賠償法の違法性、取消訴訟の原告適格について全面最新情報に改訂をした。

タイトル | 異説・行政法〔第2版〕 |
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サブタイトル | 後衛の山から主峰を望む |
刊行日 | 2025年3月31日 |
著者 | 武田真一郎著 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1963-8 |
Cコード | 3032 |
ページ数 | 448 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
第2版へのはしがき
はしがき
序章 交通反則金不当利得返還請求訴訟
第1部 行政法総論
第1章 行政と行政法
第2章 行政の仕組み
第3章 法律による行政の原理
第4章 権力的な行為形式:行政行為
第5 章 非権力的な行為形式
第6章 行政上の強制措置
第7章 情報公開と個人情報の保護
第8章 行政手続
第2部 行政救済法
第9章 損失補償
第10章 国家賠償
第11章 行政上の不服申立
第12章 行政事件訴訟
事項索引
判例索引
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