タイトル 人道研究ジャーナル Vol.12(2023)
刊行日 2023年3月
著者 日本赤十字国際人道研究センター編
定価 ¥2530(本体¥2300+税)
ISBN 978-4-7989-1832-7
Cコード 3031
ページ数 360
判型 A5
製本 並製

【巻頭寄稿】
人的資本投資の時代に(清家篤)

【特集:国際人道法から見たロシア・ウクライナ戦争】
ウクライナ戦争が提起する国際人道法上の諸問題―本特集の導入としての総論的考察(井上忠男)
侵略戦争における国際人道法の平等適用―ロシア・ウクライナ戦争からの示唆(新井京)
ロシア=ウクライナ戦争に参加する者の国際人道法上の地位(石井由梨佳)
露ウクライナ戦争における原子力発電所攻撃の国際人道法上の評価(真山全)
害敵手段(兵器)の法規制―使える兵器と使えない兵器の区別はあるのか(岩本誠吾)
ロシア・ウクライナ戦争と文民の保護―人道回廊を設置するために必要なものは何か(河合利修)
侵略の法的帰結―国と指導者の責任をどう追及するのか(越智萌)
多元化する戦争犯罪の保護法益と国際法の存在理由―誰が、誰を、何のために裁くのか(黒崎将広)
ウクライナ紛争における第三国による軍事援助―中立法をめぐって(川岸伸)
《資料》ロシア・ウクライナ戦争の主な出来事
    ロシア・ウクライナ戦争観を探る―ICRC の世界調査が浮き彫りにする意識の実際

【解説】
国際人道法の守護者としてのICRC(眞壁仁美)
ウクライナ人道危機と国際赤十字―一世紀半の尺度で(齊藤彰彦)
ミレニアム世代の戦争・兵器・ジュネーヴ諸条約への意識に関する考察(角田敦彦)
赤十字の基本原則の歴史的発展(新沼剛)
人道や平和の意味に気づき、自分にできることを考え、実行する(森正尚)

【特集:ホロコーストの記憶】
ホロコーストを通じた平和と人道の学び(吉田明生)
アウシュヴィッツの「殉教の死」―聖コルベ記念館を訪ねて(編集部)

【歴史ドキュメント:関東大震災100 年】
世界はそれをいかに知り、救援に乗り出したか(編集部)

【寄稿論文】
一九四五年八月のICRC 代表ビルフィンガー博士(大川四郎)
ロシアによるウクライナ侵略が世界にもたらした新しい安全保障問題(松村五郎)
ウクライナ避難民対応にみる日本の人道主義(川口智恵)
ロシア侵攻における抵抗するウクライナ市民の地位とその保護(川上愛)

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