シリーズ 国際法・外交ブックレット
タイトル 世界貿易機関(WTO)の現状と展望
サブタイトル ルールに基づく多角的貿易体制は終焉したか
刊行日 2025年10月30日
著者 福永 有夏(ふくなが ゆか)
定価 1100(1000+税)
ISBN 9784798919829
Cコード 0332
ページ数 120
判型 A5
製本 並製

トランプ2.0が突きつける自由貿易の危機―

米トランプ第2期政権下での関税引き上げや多国間主義の後退など、自由貿易体制を揺るがす動きが続くいま、ルールに基づく国際秩序を築いてきたWTOの存在意義が改めて問われている。本書は、WTOの仕組みとルールを丁寧に解説しつつ、機能不全と見なされがちな同機構の現状と課題を多角的に検証。設立30年を迎えたWTOの本質的役割を再評価する、国際法・外交ブックレット第8弾!

1997 年 一橋大学法学部卒業
1999 年 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
2000 年 カリフォルニア大学バークレー校LL.M. 課程修了
2000 年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程退学
2000 年 静岡県立大学国際関係学部講師
2005 年 早稲田大学社会科学部専任講師
2006 年 早稲田大学社会科学部助教授(2007年に准教授に名称変更)
2011 年 早稲田大学社会科学部教授(現在に至る)
専攻:国際法・国際経済法 博士(法学)(東京大学)
主要著書:『貿易紛争とWTO-ルールに基づく紛争解決の事例研究』(法律文化社、2022 年) 、『WTO・FTA法入門[第2版]』(共著、法律文化社、2020年)、『国際経済協定の遵守確保と紛争処理- WTO 紛争処理制度及び投資仲裁制度の意義と限界』(有斐閣、2013年)

略語表
はじめに
Ⅰ.貿易に関する諸条約
Ⅱ.WTOの仕組み
Ⅲ.WTOのルール
おわりに
引用WTO紛争一覧/索引

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