韓国における留学生受入はなぜ飛躍的に拡大したのかー量的拡大と質向上への軌跡を探る
韓国はいかにして留学生を積極的に誘致し、量的拡大と受入の質向上を試みているのか?世界各国が留学生の受入拡大を推進するなか、単なる量的増加ではなく、その「質」の維持と向上が問われている。18歳人口減少、地方活性化、高等教育の国際競争力強化——これらの課題に直面する日本にとっても、持続可能な留学生受入戦略の模索は喫緊の課題である。本書は、韓国がいかに政策を進化させてきたのか描きつつ、量と質の両立に取り組む大学の姿を精緻に分析する。政府関係者、大学教員、研究者、そして留学生受入に携わるすべての方へ。日韓国交正常化60周年の節目の年に、未来を見据えた教育政策を考える契機となる一冊。

タイトル | 韓国大学の外国人留学生受入戦略と実践 |
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サブタイトル | 量と質両立への転換 |
刊行日 | 2025年09月30日 |
著者 | 塚田亜弥子 |
定価 | ¥5720(本体¥5200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1990-4 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 376 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 章 本書の研究の枠組み
第1章 韓国の留学生受入政策の展開
第2章 韓国における留学生受入の拡大・縮小の実態
第3章 韓国における留学生受入の質の変化
第4章 韓国における留学生受入の量と質の変化
第5章 韓国大学の留学生受入
第6章 韓国大学の事例研究と分析
終 章 留学生受入の量・質両立の展望
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