教師と生徒の関係性についての教育哲学的思索を結集!ー思想家・哲学者の知的営為を辿り、現代的再構成への挑戦。
パワーハラスメントや体罰問題が人々の耳目を集めている今日、教師―生徒の主従関係的な「教育的関係」のあり方は、もはや一昔前のものと認識されつつある。さらに、AIやICTを用いた教育方法も広がり、教師―生徒という関係性そのものが近い将来に瓦解するかもしれないー。新たな次元に達しつつある「教える者(教師)」と「学ぶ者(生徒)」との関係性、そして両者の教育的関係に深く関わる「教育内容」のあり方について様々な思想家・哲学者の知見を基に再構築する本書は、今日の教育活動に関わるすべての人に益する重要な哲学的思索の書である。




