教育に携わるすべての人々のための論集。
検索エンジンやSNSといった情報技術の加速度的発展によりすぐさま「知識」を享受できる時代となり、従来「知識」を与える重要な役割を担ってきた教育は、そのものを問い直さなければならない時代に到来した。すなわち、現代社会に必要な「教育」とは何かということを再考しなければならないのである。本書は、教育経営、教育哲学、生涯教育、学校教育、教師教育のカリキュラムといった多角的視野からこの問いに切り込み、今日にふさわしい「教育」のあり方を再構築する。
タイトル | 教育のあり方を問い直す |
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サブタイトル | 学校教育と社会教育 |
刊行日 | 2019年10月10日 |
著者 | 福島裕敏・松本大・森本洋介編著 |
定価 | ¥3080(本体¥2800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1583-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 248 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
第1章 教員養成における教育学(大坪正一)
第2章 ルドルフ・シュタイナーの教育刷新思想と自由ヴァルドルフ学校の創設(遠藤孝夫)
第3章 カナダにおける教育の「州自治」・地方自治と政治的中立(平田淳)
第4章 地域の社会教育生涯学習を推進する大学開放について(深作拓郎)
第5章 あるNPO 実践者の「生」と学び(松本大)
第6章 日本の学校教育におけるメディア・リテラシー教育の重要性(森本洋介)
第7章 現代教師教育改革と《教員養成学》(福島裕敏)
人名・事項索引/執筆者紹介
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