ジェンダー平等社会の実現に向けて―。
2019年、世界経済フォーラムが毎年公表している「男女格差指数」において日本は153カ国中121位と、過去最低となる順位を記録した。世界的なフェミニズム運動の興隆から久しいが、他の先進諸国と比較しても、わが国における女性の政治的・社会的エンパワーメントを妨げる「再生産」の構造はきわめて強固だ――。この構造には、女性の「自由」拡大を謳う中で、女性の自発的従属・自己責任論・資源の不均衡配分を強いた昨今の新自由主義政策が背景にあることを喝破した一冊!
| シリーズ | 越境ブックレットシリーズ② | 
|---|---|
| タイトル | 女性のエンパワメントと教育の未来 | 
| サブタイトル | 知識をジェンダーで問い直す | 
| 刊行日 | 2020年6月5日 | 
| 著者 | 天童睦子 | 
| 定価 | 定価¥1100(本体¥1000+税) | 
| ISBN | 978-4-7989-1630-9 | 
| Cコード | 3037 | 
| ページ数 | 104 | 
| 判型 | A5 | 
| 製本 | 並製 | 
はじめに
1.ジェンダー平等と女性のエンパワメント
2.フェミニズムで読み解く知識理論
3.批判的教育学とフェミニズム
4.メディアが描く女性像
5.「女性学」を大学で教えるということ
6.災害女性学でひらく市民のエンパワメント
むすび
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