理想の民主主義の実践!
ブラジルは、教員・職員・保護者・児童生徒による直接選挙によって初等中等教育の校長が選考されるというユニークな制度を有している。子ども一人ひとりが参加する直接選挙という点で人気投票になりかねないと感じるかもしれないが、選考される校長の教育行政の専門性などをいかにして担保しているのだろうか?ブラジルで校長直接選挙制度が制定されるに至る歴史的経緯を丁寧に紐解き、実際のケーススタディを通してその機能と意味を明らかにした挑戦的研究!
| タイトル | ブラジルの校長直接選挙 |
|---|---|
| サブタイトル | 教職員と保護者と児童生徒みんなで校長を選ぶことの意味 |
| 刊行日 | 2020年3月25日 |
| 著者 | 田村徳子 |
| 定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
| ISBN | 978-4-7989-1629-3 |
| Cコード | 3037 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | A5 |
| 製本 | 上製 |
序 章 研究の目的と課題
第1章 ブラジルにおける校長像
第2章 校長直接選挙制度の特殊性
第3章 ブラジルの校長直接選挙制度の誕生と展開
第4章 ブラジルの校長直接選挙制度の動向
第5章 パラナ州における校長直接選挙の実践
第6章 パラー州における校長直接選挙の実践
終 章 ブラジルで校長直接選挙が実践されることの意味
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