度重なる戦争の惨禍を前に、人道の原点を問う。国際人道法の父ピクテが、法と人間の尊厳、平和と正義を説く不朽の基本書。
ルールなき戦争の時代に読み返す「国際人道法の父」の渾身の書。
度重なる戦争の惨禍を経て築き上げた人類の叡智の結晶「国際人道法」。文明諸国の普遍的規範と見なされてきたこの「法」は今、各地の戦争で公然と踏みにじられ、無数の人々に言語に絶する苦痛を強いている。こうした無法による悲劇を国際人道法は抑止できるのか。第2次世界大戦後、一連のジュネーヴ諸条約改正の中枢を担い、国際人道法の命名者でもあるジャン・ピクテによる本書は、時代と状況を超えて人間の保護を訴える警世の書であり、国際人道法の基本的解説書といえる。




