戦後日本の道徳教育は「海」を通じて、自然と共生する心をいかに育んできたか─[道徳編]
島国であるわが国にとって「海」は、とりわけ重要な資源であり、また日本人の豊かな自然観も育んできた一方、その重要性がゆえに争いの場となることや、多発する自然災害などにより「畏れ」の対象ともなってきたー。
[道徳編]では、戦後道徳教育における海洋教育の教材と制度の歴史的変遷をたどり、「自然愛」「公共心」「生命尊重」などの視点から、海との関わりがどのように道徳的価値を育んできたかを明らかにする。見過ごされてきた「海を媒介とする自然共生の思想」が、いかに道徳教育に根づいてきたのかを掘り起こし、持続可能な社会の実現に向けた指針を提示する一冊。




