タイトル 女性学長はどうすれば増えるか?
サブタイトル 国内外の現状分析と女性学長からのメッセージ
刊行日 2022年7月10日
著者 髙橋裕子・河野銀子編著
定価 ¥1980(本体¥1800+税)
ISBN 978-4-7989-1784-9
Cコード 3037
ページ数 168
判型 A5
製本 並製

日本の大学界に新たなジェンダー平等を!!

欧米先進諸国に比べ、日本の女性学長の割合は約13%と極めて低い。近年、ジェンダー平等やダイバーシティの取り組み普及などにより増加傾向にあるものの、その進捗は周回遅れにある。
本書第1 部では、女性の学長就任を阻む構造的要因や女性リーダーシップの特徴を明らかにし、第2部では、様々な経歴を持つ女性学長らが登壇した連続シンポジウムの講演録を纏める。
日本の大学界の根深いジェンダーギャップ問題に一石を投じた挑戦的プロジェクト!

第1部 研究報告
 第1章  女性学長をめぐる国際的な趨勢と日本の課題(米澤彰純)
 第2章  日本における女性学長の実態と政策課題(河野銀子)
 第3章  女性学長のキャリアパス:日本の構造的特徴(佐々木啓子)
 第4章 女性学長のリーダーシップと女性学長誕生の背景:インタビュー調査から(黄梅英)
第2部 シンポジウムから
 女性学長連続シンポジウムの概要(河野銀子)
 第5章  学長会議の風景を変える(髙橋裕子)
 第6章  多様性と熟議(田中優子)
 第7章  地方大学の女性学長というアイコン(富田敬子)
 第8章  学長に「看護の視座」で挑む(島袋香子)
 第9章  女性学長について考える―国立大学の場合(林佳世子)
 第10章 女性学長とそのメッセージ性  小林良江
 第11章 学長室の窓から  日比谷潤子
 第12章 国際シンポジウム―女性学長の育成とネットワーク(米澤彰純)
 連続シンポジウムを振り返って―女性学長はどうすれば増えるか(河野銀子)
あとがき―女性学長シンポジウム(国内・国際)を終えて(髙橋裕子)

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