一生を通した「学び」が増えたが、ウェルビーイングには届かない!
医療技術の進歩などにより「人生100 年」の時代が目前に来ている。高齢者福祉や少子化、労働・生産人口減などの制度的問題がしばしば取り沙汰されるが、健康寿命が延びることは人生を豊かにする新たな価値と共に不安も生み出しもしている―。オンライン教育の普及など、社会人や定年退職者に向け多様化する「学び直し」教育についての意識調査や具体事例について検証し、転職が難しい実態を明らかにするとともに、抑制要因や社会格差といった負の制度的側面をも浮かび上がらせた長年にわたる研究成果。




