タイトル 意識としての身体
サブタイトル 在宅療養現場のビデオ・エスノグラフィー
刊行日 2022年3月20日
著者 堀田裕子
定価 定価¥3960(本体¥3600+税)
ISBN 978-4-7989-1728-3
Cコード 3036
ページ数 296
判型 A5
製本 上製

身体の主体性と意識の連関を捉えた、社会学的身体論の画期的成果!
 本書は、「見られているが気づかれていない」人間の様々な所作の意味を浮かび上がらせるビデオ・エスノグラフィーという新たな手法に基づく実証的研究である。
重度障害を抱えた在宅療養者と介護者や専門家といった人びととの相互行為、そして、モノが意義をもつ相互行為を撮影したビデオデータを通して、当事者に気づかれていない関係性や問題点を捉える。
場面場面で多様な指向性を持つ当事者の「意識」と「身体」の関係を捉えた、人間の多様な領域にも応用できる身体論の画期的な新機軸。社会学や心理学を学ぶ人、福祉や医療に携わる人のための良書。

まえがき――いまなぜ身体論なのか
序 章 社会学的身体論の系譜――ミード、メルロ=ポンティ、クロスリー
第I 部 相互行為、身体論、ビデオ・エスノグラフィー
第1章 相互行為とビデオ・エスノグラフィーという手法
第2章 社交の空間――相互行為の身体空間
第3章 相互行為と残されるモノ
第4章 音楽療法という相互行為
第II 部 相互行為と他者への配慮――主体的身体をめぐって
第5章 場面に参与する身体
第6章 トラブルを修復する身体
第7章 カラオケ場面の相互行為秩序
第III 部 意識と主体の変容と修復――没意識的なまなざしの問題
第8章 ジェンダー化される身体
第9章 声のコミュニケーションと手のコミュニケーション
第10章 ディスコミュニケーション
終 章 本書から見えてきたこと――意識としての身体
あとがき/引用文献

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