300 年にわたるアメリカ高等教育の激動の歴史
アメリカ高等教育は、英国植民地下にある17 世紀半ば頃にカレッジの創設から始まった。創設期以降、啓蒙思想の拡がり、宗教要素の再興、南北戦争、科学技術の発展、世界大戦期への突入という時代を経てカレッジ・大学は様々な変容を遂げてきた。今日までのアメリカ高等教育史として、日本では20 年ぶりとなる待望の訳書である。とりわけ本書では、訳者らによる定訳のある訳語を適切に訳し分けると共に著者ガイガーの「10 の世代」論で今日までの戦後も含む高等教育史研究を位置づけた解題も付す。




