デジタル時代にアナログな「読書脳」は不要か?
コロナ禍で教育のオンライン化が急速に進んだことで、虚実入り交じった大量な情報が飛び交うインターネット空間に対するリテラシー養成が、学校教育現場にも求められるようになった。それに伴い、PISAなどの国際学力調査の「読解力」もこのオンラインリテラシーを中心としたものになりつつある。では、長く「読解力」の基本であったアナログな読書力は、今のデジタル時代にはもはや無用の長物だろうか――?欧米諸国によるオンラインリテラシー教育の先進的事例および教育・認知心理学の知見を通し、有機的で深い思考を促す読書の現代的意義とオフラインリテラシーの新たな側面を浮かび上がらせる!
タイトル | オンラインリテラシー時代の新しい学び |
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サブタイトル | 長文読書があるほど読解力は高い |
刊行日 | 2023年4月 |
著者 | 福田誠治 |
定価 | 税込1980円(本体1800円+税) |
ISBN | 978-4-7989-1825-9 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 168 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
第1章 学びは環境と共に変化する
第2章 読解力の定義変更
第3章 新しい学びの可能性を作り出す
第4章 コンピュータに使われる人間よりも使う人間になろう
第5章 読書脳はじっくり考える
第6章 デジタル環境への対策
参考文献/あとがき/事項索引/人名索引
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