タイトル 新版増補 とがびアートプロジェクト
サブタイトル 中学生が学校を美術館に変えた
刊行日 2021年9月29日
著者 茂木一司編集代表
定価 ¥2750(本体¥2500+税)
ISBN 978-4-7989-1730-6
Cコード 3037
ページ数 304
判型 A5変
製本 並製

アートがつくる子どもたちの主体的で
自由な学びの闘いの記録!

中学校美術教育に文字通り命をかけた男がいた。中平千尋享年48歳。後任の妻・紀子といっしょに長野県戸倉上山田中学校で10年間通称「とがび」という、学校を美術館にして、地域住民に開放するというアートプロジェクトを展開した。中学生がキッズ学芸員となり、アーティストと協働し、企画から展示まで主体的に運営し、最後はアーティストさえ不要になるほど、自主独立した活動を展開した。中学生という時代に本当に必要なのは、「自由に表現する」学びなのではないのか!中平が実践によって社会に問いかけた「自由なアートの学び」の大切さを想い、わたしたちに遺したものとは何かを再考する。(新版増補)

1章「とがび」のはじまりと展開
2章「とがび」の美術教育
3章「とがび」とは何だったのか?
4章「とがび」その後へ

増補追加論考
終章 未来を作るアート/教育
特別寄稿 その1 教育における「自由」の問題をめぐって
              (芸術文化観光専門職大学教授 熊倉敬聡)

特別寄稿 その2 子どもの芸術ーとがびアートプロジェクトから触発されたことー
                       (東京学芸大学 高尾隆)
座談会④ 「アートがつくる学びと自由」
          (熊倉敬聡×高尾隆×中平紀子×住中浩史×茂木一司)
資料編

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