タイトル 大学教育の質的研究法
刊行日 2025年3月25日
著者 スーザン R ジョーンズ・ヴァスティ トレス・ヤン アルミニオ著/山田嘉徳・河井亨・新見有紀子訳
定価 ¥5280(本体¥4800+税)
ISBN 978-4-7989-1959-1
Cコード 3037
ページ数 472
判型 A5
製本 並製

激動の時代、高等教育研究こそ道を切り拓く!
行政改革や社会構造の変化、市場主義経済への取り込みなど様々な情勢変動の中で、教育と社会のつながりを担う高等教育は常に流動的であり、定性的研究の重要性は言うまでもないだろう。本書は、高等教育界を取り巻く複雑性と特異性の実像に迫りつつ、質的調査研究の土台となる諸理論、データの収集・分析手法を網羅的かつ丁寧に解説する。初学者に最適のテキストであるとともに、教育研究者が担う倫理的・社会的責務も改めて投げかけられた、教育研究に携わるすべての者必読の一冊!

日本語版に寄せて
序章
第1章 研究の最初のステップ
第2章 質的研究を概念化するための理論と文献の活用
第3章 質的研究のデザイン
第4章 方法論的アプローチ
第5章 サンプリングの理解
第6章 データ収集の課題
第7章 データの解析と解釈
第8章 研究者の倫理的責任
第9章 質の高い研究を行うための研究者の義務
第10章 研究結果の執筆
終章 未来への考察
文献
訳者解説(1)大学教育の質的研究の可能性(山田嘉徳)/(2)大学生の成長理論と質的研究の関係について(河井亨)/(3)米国の高等教育専攻と本書の位置付け(新見有紀子)
あとがき

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