タイトル 国際人道法講義[第2版]
刊行日 2025年09月30日
著者 東澤靖
定価 ¥3080(本体¥2800+税)
ISBN 978-4-7989-1989-8
Cコード 3032
ページ数 288
判型 A5
製本 並製

未曾有の人道危機の時代に必読のテキストブック!
領土や主権をめぐる血みどろの戦争や二度の世界大戦を経て、人類は暴力から市民を守る国際的なルールを築いてきた。しかし今日もなお、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの武力衝突、スーダン内戦など深刻な人道危機は止むことがない。本書の第2版では、これら最新の事例に加え、サイバー攻撃やAI兵器といった新たな戦闘手段、アフリカ内戦の要因、国際刑事法の枠組みなどを大幅に追加。そして巻末にはICRC慣習国際法規則を収録することで、初学者でも体系的に理解できる最新概説書!

第2版のはしがき/はしがき
凡例(引用表記)/略称欧字の一覧/重要条約の概要/年表
第1編 国際人道法の全体像
第1章 国際人道法の対象
第2章 国際人道法の発展
第3章 日本における国際人道法とその学び
第2編 武力紛争法
第1章 武力紛争法の射程
第2章 害敵手段の規制
第4章 実施と履行の確保
第3編 拡張された国際人道法
第1章 重大な人権侵害の規制
第2章 開戦法規と侵略犯罪
第3章 個人の刑事責任と国際刑事法
第4章 国際人道法違反に対する被害者の権利
第5章 市民のための国際人道法
終章・付録
参考文献/ICRCの国際人道法慣習規則/事項・人名索引/書名索引

コラム①:『ソルフェリーノの思い出』
コラム②:旧ユーゴスラビア紛争
コラム③:シリア紛争
コラム④:タジッチ事件
コラム⑤:アフリカでの武力紛争
コラム⑥:核兵器の違法性(国際司法裁判所1996 年7 月8 日勧告的意見)
コラム⑦:パレスティナの壁事件(国際司法裁判所2004 年7 月9 日勧告的意見)
コラム⑧:ルワンダの虐殺
コラム⑨:ニュルンベルク裁判(IMT)と東京裁判(IMTFE)
コラム⑩:ウクライナ紛争・ガザ紛争と国際司法機関

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