タイトル 危機のアメリカ「選挙デモクラシー」
サブタイトル 社会経済変化からトランプ現象へ
刊行日 2020年04月30日
著者 吉野孝・前嶋和弘編著
定価 2700円+税
ISBN 978-4-7989-1634-7
Cコード 3031
ページ数 272
判型 A5
製本 並製

薄氷の上に立つアメリカ・デモクラシーの現在地。
20世紀半ば以降、マイノリティや女性などの利益表出の進出といった社会変化により、従来の白人たちによる協調的・妥協的な合意形成に基づく「民主政治」が困難となった。そして、その結果生じた選挙デモクラシーの機能不全が、昨今のアメリカにおける政治の分極化やトランプ現象といったアメリカ・デモクラシーの危機にまで通底している――。
本書は、政党、選挙民、司法―政治関係、メディアといったアメリカ政治を特徴づける各アクターに焦点を当て、選挙デモクラシーが機能不全に陥った経緯を明らかにするとともに、そこからの再起方法を模索した挑戦的研究である。2020年アメリカ大統領選挙を見る上での前提知識としても、研究者・報道関係者・学生必読の一冊!

プロローグ(吉野 孝)
第Ⅰ部 選挙デモクラシーの定式化
第1章 選挙デモクラシーの仕組みとアメリカ政治(吉野 孝)
第Ⅱ部 経済社会変化に伴う入力変化
第2章 1950 年代以降の利益の多様化と政治の分極化(前嶋和弘)
第3章 合衆国最高裁と選挙デモクラシー(川岸令和)
第Ⅲ部 主要アクターと制度の対応
第4章 政治とメディアの関係の変化と選挙デモクラシー(前嶋和弘)
第5章 選挙制度と政党の対応(今村 浩)
第6章 新しい選挙運動様式としてのアウトリーチ(渡辺将人)
第7章 連邦議会における手続的分極化の進展と選挙デモクラシー(松本俊太)
第Ⅳ部 トランプ政権の誕生
第8章 なぜトランプは支持されたのか(飯田 健)
第9章 トランプ外交のルーツ(中山俊宏)
第Ⅴ部 結 論
第10章 選挙デモクラシーの再起動に向けて(吉野 孝)
エピローグ(吉野 孝)

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