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education
2009年
社会性概念の構築――アメリカ進歩主義教育の概念史

田中智志 著

2009.11刊 365頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-88713-937-4 C3037

社会性概念の構築
  ――アメリカ進歩主義教育の概念史

デューイ、カウンツらの教育思想が孕む倫理的社会性概念こそ今日の教育状況を転換する起爆剤である。
いま私たちがわが国の学校で目にするのは、迅速化、効率化、力の能力化など、個人の有用性伸長に傾斜した業績・成功指向の教育と、それに伴う不断の競争及び人間の序列化だ。デューイらアメリカ進歩主義教育の核心には、当時既に胚胎していたこうした状況の根本的転換を意図した思想的起爆剤が込められていた。通念的理解を超え、彼らの思想の中核として、協同性、互恵性、完全化への意志等、倫理感覚に貫かれた社会性概念を析出した画期的研究。

序章 社会性概念を構築するもの――進歩主義教育思想再訪
第1章 ハイスクールとメリトクラシー――有用性の個人主義
第2章 ブランボーの進歩主義教育改革――魂の完全化論
第3章 カウンツの社会的再構築――完全化への信念
第4章 デューイの社会性概念――完全化とデモクラシー
終章 社会性概念の存立条件――敢然への意志、一命への畏敬

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ICUリベラルアーツの心――回想のワース先生

回想のワース先生編集委員会 編著

2009.11刊 304頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-88713-946-6 C1037

ICUリベラルアーツの心
  ――回想のワース先生

浮彫りされるICUリベラルアーツの具体像
結局教育の真の姿は、研究や制度・法規にも増して、教える者と教えられる者との間で交差し展開される、言葉と心の動きの中に最も鮮明に現れる。ICUリベラルアーツの主導者の一人故ワース教授に寄せられた多くの追悼記と自伝から成る本書は、数々の論議を越えてその教育の独自の手触りを伝えてくれるだろう。さらにそれが理学科という場での実例が中心であるだけに、専門教育と教養教育との関係という難問にも示唆するところ大に違いない。

はじめに
第吃堯_鸛曚離錙璽浩萓
第局堯,錣生涯とICU
第敬堯[年譜・主要業績目録
あとがき

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現代アメリカの教育アセスメント行政の展開――マサチューセッツ州(MCASテスト)を中心に

北野秋男 編著、黒田友紀、石井英真、長嶺宏作、吉良直、遠藤貴広 著

2009.11刊 378頁 A5判
上製 4,800円(本体)
ISBN978-4-88713-947-3 C3037

現代アメリカの教育アセスメント行政の展開
  ――マサチューセッツ州(MCASテスト)を中心に

テストは教育改革の「万能薬」か?
今日アメリカで展開されているテスト政策において、州統一テストはじめその結果は、児童・生徒の学力測定・評価にとどまらず、高校卒業要件、教員評価、教育財政改革等、広範かつ管理主義的に利用されている。そうした実態をその理論的背景とともに、教育先進州としてマサチューセッツ州を中心に、交錯する賛否両論を含め詳細に紹介・考察した本書は、現在のアメリカ教育アセスメント行政の実際が意外に未紹介の中、今後のわが国教育行政を考える上必読の研究となるだろう。

序章 アメリカのテスト政策に関する先行研究(北野秋男)
第1部 連邦政府・州政府の学力向上政策
第1章 アメリカ連邦政府の教育改革(長嶺宏作)
第2章 アメリカにおけるスタンダード設定論の検討(石井英真)
第3章 「マサチューセッツ州教育改革法」の成立(北野秋男)
第4章 マサチューセッツ州の教育財政改革(長嶺宏作)
第5章 「州共通学習内容」の改定とジョン・シルバーの教育改革思想(北野秋男)
第2部 MCAS テストによる学力向上政策
第7章 テストとアカウンタビリティに基づく教師改革(黒田友紀)
第8章 学力向上政策とバイリンガル教育廃止運動(北野秋男)
第9章 ボストン学区における学力向上政策(北野秋男)
第10章 ケンブリッジ学区における学力向上政策(黒田友紀)
第3部 NCLB 法制定後の学力向上政策
第11章 NCLB 法の制定背景、特殊性、現状と課題(吉良直)
第12章 NCLB 法制定後のマサチューセッツ州における学力向上政策(北野秋男)
第13章 標準テスト批判の諸相(遠藤貴広)
第14章 ボストン学区におけるパイロット・スクール改革の検討(黒田友紀)
第15章 「スタンダードに基づく教育改革」の再定義に向けて(石井英真)
終章 マサチューセッツ州教育改革の評価(北野秋男)

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国際社会への日本教育の新次元――今、知らねばならないこと(国際共生研究所叢書1―大阪女学院大学―)

関根秀和 編

2009.10刊 181頁 B6判
並装 1,200円(本体)
ISBN978-4-88713-942-8 C1037

国際社会への日本教育の新次元
  ――今、知らねばならないこと
  (国際共生研究所叢書1―大阪女学院大学―)

日本教育の次元と組織の新しい転換に向けて
ますます進展するグローバル化の中、世界標準に耐え得る教育をめざし、あらゆる段階・場面における次元と組織の飛躍的刷新に向けた四つの時宜を得た論考。

はじめに:関根秀和
第1章 世界と日本の教育改革:鳥居泰彦
第2章 中央教育行政の視点と課題:合田隆史
ダイジェスト1
第3章 学校教育評価の動向と課題:木村孟
第4章 初等・中等教育が立つべき視点:田村哲夫
ダイジェスト2
おわりに:関根秀和

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道徳教育の新しい展開――基礎理論をふまえて豊かな道徳授業の創造へ

林忠幸、堺正之 編著

2009.10刊 249頁 A5判
並製 2,300円(本体)
ISBN978-4-88713-936-7 C3037

道徳教育の新しい展開
  ――基礎理論をふまえて豊かな道徳授業の創造へ

新学習指導要領の趣旨を生かす道徳教育の座標軸
戦後教育の大きな転換ともいえる「教育基本法」改正によって、道徳教育はどうなるのか――。その動向と課題を、歴史/心理/ 社会/価値論的な観点から切り込む「基礎理論」と、道徳授業の指導の問題を具体的に論ずる「実践理論」から剔出する、教職希望者必読の書。

はじめに(編著者〕
序章 道徳教育の動向と課題(堺正之)

第1部 道徳教育の基礎理論
 第1章 戦後の道徳教育の歩み(上畑良信)
 第2章 道徳性の発達理論と道徳教育(松原岳行)
 第3章 社会化論と道徳教育(小川哲哉/松原岳行)
 第4章 道徳的価値のとらえ方と道徳教育(上地完治)
第2部 学校における道徳教育の展開
 第5章 道徳教育の全体的構想(小林万里子)
 第6章 道徳教育の指導計画(品川利枝)
 第7章 道徳教育における教材研究の考え方(林忠幸)
 第8章 道徳の授業構成と指導技法(品川利枝)
 第9章 道徳学習指導案の作成(横山浩志)
 第10章 道徳授業の具体的展開
  1 自分のよさを実感させる小学校低学年の道徳授業(木下美紀)
  2 規範意識を高める小学校中学年の道徳授業(平野正明)
  3 判断・根拠のちがいを交流する小学校高学年の道徳授業(石硯昭雄)
  4 中学生の発達的特質を考慮した道徳授業(有門秀憲)
  5 ジレンマ資料を用いた道徳学習の展開(樋口陽一郎)
  6 体験活動と関連づけた道徳学習の展開(石井雄二)
  7 総合単元的な道徳学習の展開(青木晃司)
 第11章 道徳授業研究の方法(堺正之)
【関連資料】
 教育基本法/学校教育法(抄)
 学校教育法施行規則(抄)
 幼稚園教育要領(抄)
 小学校学習指導要領(抄)
 中学校学習指導要領(抄)

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人間形成の基礎理論[第三版]

山邊光宏 著

2009.9刊 218頁 A5判
並製 2,381円(本体)
ISBN978-4-88713-940-4 C3037

人間形成の基礎理論[第三版]

第三版の刊行に際して
まえがき
第一章 道徳と人間形成
第二章 人間形成と道徳性の発達理論
第三章 アメリカにおける人間形成思想の源流と特質
第四章 わが国における人間形成の史的展開
第五章 道徳教育の全体構造
第六章 人間形成としての生徒指導と道徳教育
第七章 道徳教育の計画
第八章 子どもをとりまく環境と人間形成
第九章 人間形成における子ども・保護者・教師
道徳教育参考資料抄
人名索引
事項索引

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オーストラリア学校経営改革の研究――自律的学校経営とアカウンタビリティ

佐藤博志 著

2009.7刊 307頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-88713-929-9 C3037

オーストラリア学校経営改革の研究
  ――自律的学校経営とアカウンタビリティ

教育アカウンタビリティの具体的在り方とは?

米英に始まる自律的学校経営の展開は、経営の結果責任すなわちアカウンタビリティの必要を俄然クローズアップした。本書は、自律化の進展著しいオーストラリア・ビクトリア州を焦点に、未だ必ずしも明確でないアカウンタビリティ・メカニズムの実際――責任の所在と範囲、目標設定と結果の評価、責任を問う主体と責任のとり方等を、事例研究を交え具体的に分析・考察した労作であり、自律的学校経営のスタートラインに立つわが国への大きな示唆となるだろう。

序章 研究の目的と方法
第1章 自律的学校経営論の生成・発展と政策への影響
第2章 学校審議会
第3章 教育課程政策・人事政策・財務政策
第4章 アカウンタビリティ政策
第5章 事例研究
終章 自律的学校経営におけるアカウンタビリティのメカニズム
文献一覧
資料:インタビュー記録
索引

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大学の財政と経営

丸山文裕 著

2009.7刊 230頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-88713-926-8 C3037

大学の財政と経営

立ちはだかる難問超克の方途は?

いま日本の大学の前には、困難だが超えねばならぬ目標が屹立している。財政支出停滞の中、一層の質と機能の強化――この難問突破に向けて、国家、大学関係者、国民の創意と努力をいかに傾注すべきか。公財政支出、授業料、奨学金はじめ、大学経営の基盤をなす財政問題を中心に、国立・私立大学双方にわたり、日本と諸外国の豊富な事例を交え、今日の大学のなすべき方途を具体的・的確に分析・考察した労作。

序章 高等教育における財政財務と経営管理の研究
第1部 大学の財政
第1章 高等教育への公財政支出
第2章 高等教育のファンディングと大学の授業料
第3章 国立大学の財政と財務
第4章 私立大学の財政
第2部 国立大学の法人化と授業料
第5章 国立大学法人化と私立大学
第6章 日本とスウェーデンの国立大学改革
第6章 附論1 フィンランドの高等教育
第6章 附論2 デンマークの高等教育の資金配分
第6章 附論3 ポルトガルの高等教育改革
第7章 国立大学法人化後の授業料
第7章 附論 東大の授業料をめぐる動き
第3部 大学の経営
第8章 私立大学の経営環境
第9章 学生募集のための授業料と奨学金
第10章 私学経営と授業料
第10章附論 学校法人の資金調達
第11章 学生支援サービス
第12章 アメリカの私立大学経営
第13章 アメリカの大学における基本財産管理
第13章附論 日本の私学の資産管理
第14章 アメリカにおける家計の大学教育資金の調達
参考文献
索引

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中国教育の文化的基盤

顧明遠 著
大塚豊 監訳

2009.6刊 328頁 A5判
並装 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-923-7 C3037

中国教育の文化的基盤

伝統と現代の融合をめざして

教育の現代化のためには、伝統に立脚しつつ伝統を超えねばならない――中国教育学会会長である著者が、古代中国文化の創造期から改革開放の現在に至るまで、教育の内容・制度の変遷を中心に精細な考察を行い、中国教育通史としても第一級の本書は、あくまで「温故知新」すなわち歴史を顧みつつ現在を追究する精神に貫かれている。随所に閃く卓見が、特に結論の章において、単に中国に関する提言を超えて万人必読の教育観に凝結した労作。

日本語版への序・原著者まえがき・監訳者まえがき
序論
第1章 教育と文化
第2章 中国文化とその基本的特徴
第3章 中国伝統文化の類型、性質と基本精神
第4章 中国の教育伝統とその基本的特質
第5章 中国伝統文化の中国教育に対する影響
第6章 西洋の学問の東漸と中国教育の現代化
第7章 西洋教育制度と教育思想の中国教育に対する影響
第8章 中国におけるマルクス主義の伝播とマルクス主義教育思想の誕生
第9章 中国の教育におけるソ連の教育の影響
第10章 改革開放と教育思想の多元化
第11章 結論:中国教育の現代化の道を探る
原著者あとがき
事項索引
人名索引

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比較教育学研究39号

日本比較教育学会 編

2009.6刊 210頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-88713-924-4 C3037

比較教育学研究39号
  特集:ポスト・ネオリベラルの教育設計

ポスト・ネオリベラルの教育の在り方を特集

〈特集の趣旨〉宮腰英一
The Legacy of Neo-liberal School Reform in England Geoff Whitty
新自由主義と北欧 福田誠治
オーストラリアにおけるニューパブリックマネジメント教育改革の特質 佐藤博志
台湾における原住民教育の可能性 小川佳万
ポスト・ネオリベラルな時代の教育の行方 永田佳之
開発途上国の教育政策に対する国際機関の影響 北村友人
What Can Community Participation Bring About? Tomoko Kobayashi
インドにおける貧困層対象の私立学校の台頭とその存続メカニズムに関する研究 小原優貴
タイにおける学校委員会の機能 星井直子
仏語圏西アフリカ諸国における二言語教育 谷口利律
〈書評〉
鴨川明子著『マレーシア青年期女性の進路形成』 竹熊真波
大森秀子著『多元的宗教教育の成立過程――アメリカ教育と成瀬仁蔵の「帰一」の教育』 北野秋男
〈文献紹介〉
佐藤慎司、ドーア根理子編著『文化、ことば、教育―日本語/日本の教育の「標準」を越えて―』 高藤三千代
斉藤泰雄編著『わが国の国際教育協力の在り方に関する調査研究』 斉藤泰雄

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大学教育を科学する――学生の教育評価の国際比較

山田礼子 編

2009.5刊 306頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-898-8 C3037

大学教育を科学する
  ――学生の教育評価の国際比較

日米学生調査の分析から大学教育の刷新へ

まず学生を知ること、すなわち家庭環境や大学文化等の学習背景、さらに学習習慣や自己評価等、情緒的要因も含み込んだ学生調査・評価、それこそが今求められる大学教育の再構築――教授法・教育プログラムの刷新やFDの総合的推進のため不可欠だ。米国はじめ国際的にすでに広範に行われている新たな学生調査(CSS〔2005年・30188名〕等)の紹介とともに、それらをモデルに実施された日本版学生調査(JCSS〔2005年・3961名〕)の結果を精細に分析・考察した、まさに大学人必読の研究。

序章(山田礼子)
第1部 理論編
第1章 アセスメントの理論と実践(山田礼子)
第2部 学生調査編:日本版学生調査
第1章 日本版学生調査による大学間比較(山田礼子)
第2章 入学後の経験と教育効果の学生間比較(杉谷祐美子)
第3章 大学教育のジェンダー効果(相原総一郎)
第4章 学生と就職・キャリア(沖清豪)
第5章 授業・授業外学習による学習タイプと能力や・知識の変化・大学教育満足度との関連性 (溝上慎一)
第3部 諸外国編
第1章 アメリカの高等教育機関におけるIR部門の役割と事例(山田礼子)
第2章 オーストラリア、アメリカから見る学生調査とIR(森利枝)
第3章 アメリカの高等教育における学生調査とIRの拡大する役割(江原昭博訳)
第4章 日本のFDの歴史的展開(絹川正吉)
第5章 日本の大学におけるFDの現状と課題(圓月勝博)
第6章 大学生の学習成果の測定をめぐるアメリカの動向(吉田文)
第7章 カナダとオーストラリアにみる教育改革と日本への示唆(井上智義)
資料
あとがき
索引
執筆者紹介

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NPOの公共性と生涯学習のガバナンス

高橋満 著

2009.4刊 192頁 A5判
上製 2,800円(本体)
ISBN978-4-88713-901-5 C3037

NPOの公共性と生涯学習のガバナンス

今NPOは教育において何をなすべきか

従来の行政機関や営利団体とは異なる新たな活動組織として、今NPOが教育の分野でなすべきことは何か、国家的公共性や教育の市場化を越え、固有の市民的原理に立つ学習を展開するには、いかなる機能と方法が必要か――これまで社会学や経営学領域に傾きがちだったNPOの研究に関し、今日の教育において果たすべき役割を、生涯学習・社会教育の分野を中心に、その公共性、学習、ガバナンスに力点を置き詳論した、まさに時宜を得た労作。

序 社会教育・生涯学習研究の現代的課題
第一部 NPOの公共性論
機NPOの公共性と新しい専門性
供NPOと市民的公共性
第二部 協同的実践の学習論
掘ヽ悗咾両譴箸靴討了毀嘘萋
検NPOの学びの公共性
后ヽ惱の状況論的アプローチ
此(業と創発的協同の関係
第三部 グローバリゼーションと生涯学習のガバナンス
察.哀蹇璽丱螢次璽轡腑鵑隼毀韻粒悗
次仝共性の揺らぎと社会教育のガバナンス
宗ゞ軌蕾革と社会教育の新しいガバナンス
勝\験恭惱ガバナンスの実証研究に向けて

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西洋現代幼児教育思想史――デューイからコルチャック

乙訓稔 著

2009.4刊 218頁 四六判
上製 2,300円(本体)
ISBN978-4-88713-914-5 C3037

西洋現代幼児教育思想史
  ――デューイからコルチャック

第一章 ジョン・デューイ
第二章 エレン・ケイ
第三章 マリア・モンテッソーリ
第四章 ナジェジュダ・クルプスカヤ
第五章 バートランド・ラッセル
補遺 子どもの権利論の系譜と展開―エレン・ケイとヤヌシュ・コルチャックを焦点として―
事項索引
人名索引

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津軽学――歴史と文化

土持ゲーリー法一 編著

2009.4刊 169頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-88713-913-8 C3037

津軽学
  ――歴史と文化

俄然反響を呼んだユニークな授業

グローバル化が改めて呼び起こすアイデンティティ再確認の欲求――昨今の「地域学」の盛況もその一つの現れに他なるまい。その中にあって、弘前大学の新カリキュラム「津軽学」は、地域を代表する芸術家等を交えた多彩な講師陣と、実演・実習を数多く盛り込んだ参加型の授業内容で俄然注目を集めた。「初めて自分の郷土に誇りを感じた」という学生のラーニング・ポートフォリオ(学習実践記録)を含む、ユニークな授業の全容初公開。

津軽学 序――はじめに 土持ゲーリー法一
1 弘前ねぷた絵の歴史/実演 八嶋龍仙(津軽伝統ねぷた絵師)
2 津軽三味線の歴史と実演 大條和雄(津軽三味線歴史文化研究所)
3 津軽塗の文化と歴史/実習 佐藤武司(弘前大学名誉教授)
4 石坂洋次郎『青い山脈』 舘田勝弘(元弘前中央高等学校校長)
5 旧制弘前高等学校の太宰治 相馬明文(浪岡高等学校教諭)
6 津軽方言詩 山田尚(詩誌「亜土」主宰)
7 寺山修司の世界 櫻庭和浩(青森北高等学校教諭)
8 現在活躍中の文学者 齋藤三千政(元黒石高等学校校長、弘前ペンクラブ会長)
9 弘前藩の歴史と文化 長谷川成一(弘前大学人文学部教授)
10 近代津軽の西洋文化受容(1)
   明治初期の外国人教師たち 北原かな子(秋田看護福祉大学教授)
11 近代津軽の西洋文化受容(2)津軽地方
   津軽地方初の米国留学生たち 北原かな子(秋田看護福祉大学教授)
12 旧制弘前高校の歴史 前島郁雄(東京都立大学名誉教授)
受講を終えて
高木恭造没後20 年記念 全34 編朗読『まるめろ』in 津軽

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ラーニング・ポートフォリオ――学習改善の秘訣

土持ゲーリー法一 著

2009.4刊 256頁 A5判
並製 2,500円(本体)
ISBN978-4-88713-912-1 C3037

ラーニング・ポートフォリオ
  ――学習改善の秘訣

学習とは単なる記憶ではない。そこには学生が学習に向い能動的に取り組んでいく精神の働きがなければならない。この精神の軌跡を、教員への支援の下、学生自らが具体的に記録したものがラーニング・ポートフォリオである。

序章
1章 FD義務化
2章 FDの世界的動向――FDからエデュケーショナル・デベロップメント(ED)への移行
3章 ティーチング・ドシエー(ポートフォリオ)の役割――クイーンズ大学
4章 エデュケーショナル・デベロップメント国際コンソーシアム(ICED)
5章 日本におけるティーチング・ポートフォリオ
6章 リベラルアーツ・カレッジ――質問を促す授業形態
7章 授業を「創る」――能動的学習を促す授業設計
8章 ラーニング・ポートフォリオ――学習改善のための省察的実践
9章 効果的なワークショップ
資料:ラーニング・ポートフォリオ(学習実践記録)学生サンプル

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比較教育学研究38号

日本比較教育学会 編

2009.3刊 204頁 A5判
並装 1,700円(本体)
ISBN978-4-88713-900-8 C3037

比較教育学研究38号   公開シンポジウム報告:高等教育ラーニングアウトカムの質保証

米国No Child Left Behind法下の学力政策をめぐる学区の葛藤 杉浦慶子
ドイツにおける「教師の教育上の自由」論の現状 辻野けんま
ドイツ・ヘッセン州における移民児童生徒に対する二言語教育の展開と課題 立花有希
中国農村中学校の高退学率現象と生徒および農民の学校教育観 展偉静
韓国における私教育費問題と政府の対応に関する研究 田中光晴
公開シンポジウム 高等教育ラーニングアウトカムの質保証 高等教育ラーニングアウトカムの測定をめぐる国際動向 石井光夫
アウトカム重視の高等教育改革の国際的動向 川嶋太津夫
オーストラリア高等教育におけるラーニングアウトカム重視の質保証 杉本和弘
米国高等教育におけるラーニングアウトカムに関する動向 福留東土
ヨーロッパの高等教育改革とラーニングアウトカム 木戸裕

〈課題研究機喊啓由主義的教育潮流のなかの地域間格差とアイデンティティ 小川佳万
〈課題研究供啜遡涯軌蕕竜’重変容と回帰の世界動向 杉本均
〈書評〉畠博之著『ネパールの非抑圧者集団の教育問題』 牛尾直行
〈書評〉澤村信英著『アフリカの教育開発と国際協力』 山田肖子
〈書評〉丁妍著『現代中国の中等職業教育』 楠山研
〈文献紹介〉泉千勢、一見真理子、汐見稔幸編著『世界の幼児教育・保育改革と学力』 一見真理子
〈文献紹介〉岡田亜弥、山田肖子、吉田和浩編著『産業スキルディベロプメント』 岡田亜弥
〈文献紹介〉近藤孝弘編著『東アジアの歴史政策』 近藤孝弘
〈文献紹介〉恒吉僚子著『子どもたちの三つの「危機」』 恒吉僚子
〈文献紹介〉潮木守一編著『ベトナムにおける初等教育の普遍化政策』 浜野隆

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ヨーロッパ近代教育の葛藤――地球市民の求める教育システムへ

関啓子、太田美幸 編

2009.3刊 206頁 A5判
上装 3,200円(本体)
ISBN978-4-88713-906-0 C3037

ヨーロッパ近代教育の葛藤
  ――地球市民の求める教育システムへ

明日の地球社会に向けた近代教育刷新の可能性

グローバル化の波が世界を覆い、あらゆる近現代システムが変容を余儀なくされている今日、西洋的近代の重要な柱であった従来の国民教育制度もまた、大きな転換を迫られている。この転換を有効に展開する方向を見定めるため、近代教育の誕生から現在までを、うちに孕んだ葛藤とその解消の歴史として読み解き、西洋近代教育が含み持つ可能性に多角的に迫りつつ、その理念と機能を地球大に拓くことをめざす労作。

はしがき 関啓子/太田美幸

第1章 近代教育:葛藤の小史 関啓子
第2章 教育システムの機能 田中智志

第3章 公教育と宗教 見原礼子
第4章 成人教育のゆくえ 太田美幸
第5章 環境教育の挑戦 三谷高史
第6章 転換期の教師 木下江美
第7章 構築される「教育問題」 奥村育栄
第8章 グローバル化のもとでの国民教育制度の構築 関啓子

第9章 「知のヨーロッパ」という新しい神話 ユルゲン・シュリーヴァー
第10章 教育再生の道筋 鈴木慎一
あとがき 青木人志

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多元的宗教教育の成立過程――アメリカ教育と成瀬仁蔵の「帰一」の教育

大森秀子 著

2009.1刊 304頁 A5判
上装 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-855-1 C3037

多元的宗教教育の成立過程
  ――アメリカ教育と成瀬仁蔵の「帰一」の教育

多文化共生を必須とする現代において、公教育としての宗教教育に求められるのは、宗教的人格の陶冶とともに、あらゆる宗教の多様性を包括する統一的枠組みの構築と、宗教間対話の方法の深化であろう。歴史の進展を通じ次第に非宗派的性格を顕著にしてきたアメリカ宗教教育の史的研究と、多様性調和の原理である「帰一」思想を基盤とする成瀬の営為分析を柱に、この問題を追究・考察した本書は、今後の宗教教育の在り方に大きな示唆となる力作である。

序章 本研究の課題と意義
第一部 アメリカ国民形成の道徳的・宗教的伝統
第一章 コットン・マザーの敬虔の涵養と道徳的共同体
第二章 ベンジャミン・フランクリンの非宗派的宗教観による道徳的人間形成
第二部 コモン・スクールの宗教的基盤とプロテスタント的人間形成
第三章 アメリカ中西部におけるキリスト教教育
第四章 マサチューセッツの非宗派的宗教教育・道徳教育
第三部 アメリカのプロテスタント大学における人間形成
第五章 メソジスト派の高等教育
第六章 リベラル・プロテスタンティズムと高等教育
第四部 成瀬仁蔵の帰一思想と教育
第七章 成瀬の多元的宗教思想形成の背景
第八章 日本女子大学校における「帰一」の人間形成
終章 多元社会における宗教と教育

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「夢追い」型進路形成の功罪――高校改革の社会学

荒川葉 著

2009.2刊 200頁 A5判
上装 2,800円(本体)
ISBN978-4-88713-888-9 C3037

「夢追い」型進路形成の功罪
  ――高校改革の社会学

「夢追い」キャリア教育が孕む陥穽
従来の偏差値一辺倒の進路指導・形成を是正すべく、生徒の多様な「将来の夢」を重視した多元的・選択的キャリア教育が、今欠陥を露わにしつつある。依然大学入試本位に特化したままの偏差値上位校と、※ASUC職業に憧れる生徒の「夢追い」に任せ、基礎学力低下を顧みない偏差値下位校――本書のフィールドワークが示すこの学習・進路形成の分断化が、生徒の将来にもたらすものは明らかだ。新たな高校格差の実態分析を通じ、わが国の将来に警鐘を鳴らす一冊。※ASUC職業:本書「はしがき」駟濃仮函

序章 冷却・加熱モデルの変容
第吃堯々盥散軌蕾革と新たな冷却・加熱メカニズム
第1章 学習指導の分断化―X県・Y県の事例―
第2章 生徒の進路形成の分断化とクーリングアウトの制度化―X県・Y県の事例―
第3章 高校教育改革と学習指導・進路指導の分断化―Z県の事例―
第4章 生徒の夢とASUC職業―Z県の事例―
第局堯_革の最先端――総合選択制高校・総合学科の実像
第5章 大学入試に特化した進路指導・科目選択指導―A高校の事例―
第6章 大学入試に向けた進路指導・科目選択指導―B高校の事例―
第7章 「夢追い」を重視する進路指導・科目選択指導―C高校の事例―
第8章 3校の生徒の将来展望
終章

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「郷土」としての台湾――郷土教育の展開にみるアイデンティティの変容

林初梅 著

2009.2刊 368頁 A5判
上装 4,600円(本体)
ISBN978-4-88713-887-2 C3037

「郷土」としての台湾
  ――郷土教育の展開にみるアイデンティティの変容

「郷土」という政治
自らの住む地を「郷土」と認識することは、当然のようでいて案外複雑な過程を要する。本書は、台湾というアイデンティティの模索の歴史を、日本植民地期の1930年代から、「中華民国化」を経て「台湾化」が進む現在に至るまで、「郷土」がいかように教育されてきたのかという視点から論じた力作である。読者には、「我が国と郷土を愛する」(教育基本法)という文言のもつ政治性に敏感になられんことを(安田敏朗(一橋大学))。

序章 問題意識・研究の視角
第吃堯ゝ憶の中の郷土教育
 第一章 日本統治時代台湾の郷土教育の再考
 第二章 中(華民)国化教育時期における郷土教育の諸相
第局堯〆Fの郷土教育形成の場
 第三章 知識人による台湾本土化理論の模索(一九七〇年代―一九九〇代年初期)
 第四章 郷土教育教科設置への胎動(一九八九年―一九九四年)
第敬堯ゞ薪擴併代の展開(一九九四年―二○○○年)
 第五章 郷土教育の教科設置と教材編纂の興り
 第六章 郷土言語教育推進の困難性
第孤堯ゞ綰一貫課程による郷土教育の新しい展開(二〇〇一年以降)
 第七章 郷土言語教育の必修化と地域の実施例
 第八章 九年一貫新課程における社会科歴史教育の登場
終章 台湾郷土教育思潮の特徴とその意味すること

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戦後台湾教育とナショナル・アイデンティティ

山崎直也 著

2009.2刊 285頁 A5判
上装 4,000円(本体)
ISBN978-4-88713-890-2 C3037

戦後台湾教育とナショナル・アイデンティティ

教育に浸透する東アジアの政治的変遷
個人を国家共同体の成員として政治的・文化的に社会化することは、近代学校教育の主要な目的の一つである。戦後台湾の教育には、この個人の「国民化」が極めて端的に現れている。中華民国を中国全土の唯一正統な国家とする国是に基づく従来の「中国」化教育から、最近の台湾の主体性を顕著に示す「本土化」教育まで、歴史の変遷を反映した戦後台湾教育を、公民教育を中心に精細に分析・考察し、近代教育の一特性を明確に浮彫りにした労作。

はじめに
序章 本書の研究視角
第1章 本書の分析枠組み
第2章 九年国民教育政策と国定教科書制度の成立
第3章 権威主義体制下における公民教育の「中国」化
第4章 民主化・自由化時代の教育改革と公民教育
第5章 台湾における教育の「本土化」と「国家認同」
終章 台湾教育の課題と展望――変化と不変の政治社会学
参考資料
参考文献リスト
あとがき
索引

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