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education
2010年
教育文化人間論――知の逍遥/論の越境

小西正雄 著

2010.12刊 244頁 A5判
上製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0032-2 C3037

教育文化人間論
  ――知の逍遥/論の越境

一元的入力社会から多元出力型社会へ。
すでに情報独占権力を喪失した今日の学校には、教育観の抜本的改革が不可欠だ。 それは社会的には、たとえば人権・環境・アイデンティティ・平和問題など、多様な矛盾の発出を忌避し、 無害かつ無効な常套句のみ広く入力されている現況の打破を意味する。相互に規定しあう教育・文化・人間の円環的関係を見据えた新教育論。

序――教育文化人間論というたくらみ
第吃堯ゞ軌虔顕熟
 第一章 学校神話の崩壊の中で――「授業」の語りなおしへ
 第二章 総合性と教科性――「まなび」の語りなおしへ
第局堯(顕戎祐嶇
 第三章 抑圧と憧憬のはざまで――アルフォンス・ドーデ『最後の授業』異聞
 第四章 戦略的本質主義――人間学的考察
 第五章 ノスタルジー再論
第敬堯/祐峩軌蚣
 第六章 不完全性の相互承認――国際理解から人間探求へ
 第七章 いとおしさの地平――「戦後民主主義」をこえて
追録
 1 地球断想
 2 社会について学ぶということ

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大学戦略経営論――中長期計画の実質化によるマネジメント改革

篠田道夫 著

2010.12刊 348頁 A5判
上製 3,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0016-2 C3037

大学戦略経営論
  ――中長期計画の実質化によるマネジメント改革

「戦略経営」の原理・手法・実践の確立のために
中長期計画が単に存在するだけでは、それは絵に画いた餅だ。今日の大学改革通有の欠陥――計画の完全実質化頓挫の原因は何か。今こそ停滞打破に向け、新の「戦略経営」推進の時だ。私学高等教育研究所が行った大学経営実態調査の分析に基づき、そこに共通する戦略経営の原理・手法を析出すると共に、多くの実践事例を通じ、現場の目線で戦略実践の方途を追求した本書は、類書にない実践性を漲らせた、改革に取り組む教職員必読の書である。

はじめに――今なぜ戦略経営が求められるか
第1章 戦略経営構築の基本手法.基本指標
 第1節 戦略経営構築の基本手法
 第2節 戦略経営の基本指標
第2章 戦略的マネジメントの実践事例―22大学の経営改革の実際
第3章 戦略経営の確立に向けて
 第1節 各大学の経営改革に共通する原理
 第2節 教学経営の確立
 第3節 管理者像.リーダーシップの発揮
 第4節 理事会実態アンケート調査を読む
 第5節 日本福祉大学のマネジメント
 第6節 国立大学法人のマネジメント
 第7節 評価を改革に生かす
 第8節 財政、人事・人件費政策の確立
第4章 戦略経営を担う職員
 第1節  新たな大学職員像を求めて
 第2節 職員の開発力量をいかに養成するか
 第3節 職員の経営.管理運営参画
 第4節 大学職員の固有の役割(労働)とは何か
終章 戦略経営の確立こそが大学の未来を切り開く
あとがき
参考文献
初出一覧

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近代日本海外留学の目的変容――文部省留学生の派遣実態について

辻直人 著

2010.12刊 414頁 A5判
上製 4,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0024-7 C3037

近代日本海外留学の目的変容
  ――文部省留学生の派遣実態について

「直流型」から「交流型」へ――留学政策変容の実態
明治初年以降戦前65年間一貫して続けられ、わが国留学生の中核を占めた「文部省留学生」の渡航目的は、大正末年頃を境に大きく変化した。本書はこの「最新海外情報摂取」から「相互文化交流」への目的変容の実態及び原因を、この間3180人に及ぶ文部省留学生につき著者が初めて行った精細な調査(巻末に一覧表掲示)に基づき実証的に明らかにすると共に、今後の国際交流の在り方についても新鮮な示唆をもたらす、時宜を得た労作である。

序章 課題と方法
第一部 高等教育拡充問題と文部省留学生派遣
 第一章 データベース分析による文部省留学生派遣の全体動向
 第二章 帝国大学からの文部省留学生選抜
 第三章 直轄学校からの文部省留学生選抜
第二部 外交関係の変化と留学
 第四章 日米教育関係の質的転換
 第五章 文部省留学生のアメリカ留学評価
 第六章 直流型から教育・学術交流型への様々な変化
終章 結論と今後の課題
主要参考文献
文部省留学生一覧表

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大学史研究24号

「大学史研究」編集委員会 編

2010.12刊 172頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0027-8 C3037

大学史研究24号
  特集:世界の大学改革―伝統と革新―

充実した研究を積み重ね本号より初めて市販

「世界の大学改革―伝統と革新―」をめぐって(児玉善仁)
ヨーロッパの高等教育改革とドイツの大学(木戸裕)
実業界は大学に何を求めたのか(福石賢一)
初期植民地カレッジとランド・グラント・カレッジ(立川明)
国立大学における「個性化」と「標準化」の相剋(大川一毅)
19世紀オックスフォード大学における試験、教養教育、チュートリアル制度(マーク・カートイス、中村勝美訳)
研究ノート
皇学館大学の国立移管論について(大平和典)
書評
池端次郎『近代フランス大学人の誕生――大学人史断章』(大嶋誠)
潮木守一『フンボルト理念の終焉?――現代大学の新次元』(赤羽良一)
老川慶喜、前田一男編著『ミッション・スクールと戦争――立教学院のジレンマ』(辻直人)

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拡大する社会格差に挑む教育(シリーズ[日本の教育を問いなおす 蓮

西村和雄、大森不二雄、倉元直樹、木村拓也 編

2010.10刊 195頁 A5判
上製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0010-0 C3037

拡大する社会格差に挑む教育
  (シリーズ[日本の教育を問いなおす 蓮

再チャレンジ可能な仕組みを目指して
万人に平等な機会を提供することは、近代教育の重要な目的の一つだった。しかし、「ゆとり教育」で公教育の質が低下する一方、受験競争は低年齢化し、子ども一人ひとりにかかる教育費負担の増大から、家庭の経済状況による教育の格差は拡大しつつある。教育格差がさらに社会格差を再生産する状況を打破するため、教育と社会のつながりを見すえた改革が必要である。本書は格差の再生産を生み出す教育制度の問題点を指摘するとともに、それに代わる再チャレンジ可能な仕組みを追求する。

まえがき(西村和雄、大森不二雄、倉元直樹、木村拓也)
1章 高齢化・所得格差・教育問題(大竹文雄)
2章 選別主義と格差(太田肇)
3章 ゆとり教育政策による格差拡大効果と企業による雇用可能性(浦坂純子、西村和雄、平田純一、八木匡)
4章 豊田自動織機の技術者教育(野崎晃平)
5章 学校における職業教育の経済効果(玄田有史、佐藤香、永井暁子)
6章 学歴社会の再構築と人材の流動化(大森不二雄)
7章 格差を拡げる入試制度はどのように始まったのか? (木村拓也)
8章 大学入学者選抜における公平性・公正性の再考(西郡大)
9章 大学における初年次教育の展開(山田礼子)

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混迷する評価の時代――教育評価を根底から問う(シリーズ[日本の教育を問いなおす◆蓮

西村和雄、大森不二雄、倉元直樹、木村拓也 編

2010.10刊 186頁 A5判
上製 2,400円(本体)
ISBN978-4-7989-0011-7 C3037

混迷する評価の時代
  ――教育評価を根底から問う
  (シリーズ[日本の教育を問いなおす◆蓮

教育評価の迷走を打破する
「何のために、何を評価するのか」。学習成果を測る教育評価の混迷は、子どもや保護者と教師を迷走させる。公立学校の成績評価が観点別評価(絶対評価)となったため、教師の主観で点数化された内申書が高校入試の合否や子どもの将来を左右する。評価の公平さへの信頼は揺らぎ、子どもの学習意欲は歪められている。観点別評価の根本には、知識・技能よりも関心・意欲・態度を重視する「新学力観」がある。本書は、教育評価の抱える問題を追求し、新学力観の見直しが不可欠であることを主張する。

まえがき(西村和雄、大森不二雄、倉元直樹、木村拓也)
1章 新学力観と観点別評価(西村和雄)
2章 発達心理学から見た望ましいカリキュラムと教育評価(子安増生)
3章 教員評価制度によって「現場は混乱している」のか?(諸田裕子)
4章 新しい学力観に基づく無試験の大学入学選考制度の興廃(橋本昭彦)
5章 大学入学者選抜は高大連携活動をどこまで評価すべきか?(木村拓也)
6章 外国語としての日本語能力測定を支えるテスト理論(野口裕之、倉元直樹)
7章 項目反応理論による英語能力推移に関する研究の比較(熊谷龍一)
8章 高等教育の質保証の方法論としての教授システム学(大森不二雄)

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[新版]理工系学生のための日本語表現法――学士力の基礎をつくる初年次教育

森下稔、久保田英助、鴨川明子 編

2010.10刊 126頁 A5判
並製 1,300円(本体)
ISBN978-4-7989-0015-5 C3037

[新版]理工系学生のための日本語表現法
  ――学士力の基礎をつくる初年次教育

理工系学生の論文執筆、口頭発表に必要な日本語表現の技術を、15回程度の授業で学習できるよう構成したテキストブック、新版刊行。

はじめに――本書の構成
新版の序 高木 直之
第1章 わかりやすい文を書こう――非文・悪文・話し言葉をなくす(本柳とみ子)
第2章 要約文を書こう(高木直之、森下稔)
第3章 手順の説明文を書こう(吉田重和)
第4章 データの説明文を書こう(鴨川明子、古阪肇)
第5章 主張文を書こう(森下稔)
第6章 プレゼンテーションをしよう(久保田英助)
補章 引用のルールを知ろう――注と文献リストの作り方(鴨川明子)
おわりに(森下稔、久保田英助、鴨川明子)
編著者紹介
ワークシート提出課題

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現代アメリカ教育ハンドブック

アメリカ教育学会 編

2010.10刊 201頁 AB判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0017-9 C3037

現代アメリカ教育ハンドブック

現代アメリカ教育を読み解くキーワードを解説。アメリカ教育研究の入門として、また現代アメリカの文化を理解する上でも最適の書。全117項目。

まえがき
落ちこぼしのない教育法(NCLB法、No Child Left Behind Act)
オバマ・バイデン教育計画(Obama Biden Education Plan)
オルタナティブ・スクール(Alternative School)
学校選択制(School Choice)
学校評価(School Accreditation)
カリキュラム改革(Reforming Curriculum)
環境教育(Environmental Education)
危機に立つ国家:ポスト・スプートニック教育改革(A Nation At Risk)
教育アカウンタビリティ(Accountability)
教育改革(各州の動向)(Education Reform)
教育行政(連邦・州)(Educational Administration)
教員評価(Teacher Evaluation)
高等教育改革(Higher Education Reforms)
コミュニティカレッジ(Community College)
サービス・ラーニング(Service-Learning)
才能教育(Talented Education)
宗教教育(Religion in Public School)
障害児教育政策(The Educational Policy for Children with Disabilities)
初年次教育(First-Year Experience)
ジョン・デューイ(John Dewey、1859-1952)
進歩主義教育(Progressive Education)
成人教育(Adult Education)
全米学力調査(The National Assessment of Educational Progress)
大学管理運営(University Administration and Management)
多文化教育(Multicultural Education)
バイリンガル教育(Bilingual Education)
他、全117項目
資料
執筆者一覧

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21世紀の教育改革と教育交流

望田研吾 編

2010.7刊 294頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0007-0 C3037

21世紀の教育改革と教育交流

新たな比較教育学の時代を反映した好著
グローバル化の進展とともに、比較教育学はいま新たな時代を迎えつつある。情報の多様化・精密化に基づく他国教育研究の一層の発展にとどまらず、異文化理解、国際教育交流等、教育の国際化の場においてもその必要性は高まるばかりだ。英米およびアジア諸国における初中等教育を中心とした教育改革の現状に関する正確な知見・分析に加え、留学生問題等教育交流研究等を全17章にわたり展開した本書は、まさにそうした比較教育学の現在を反映した好著である。

序 21世紀におけるグローバリゼーションと教育 望田研吾
1 イギリス労働党ブレア政権の教育改革 望田研吾
2 現代におけるイギリスと日本の学校評価の比較 坂本真由美
3 現在のイギリスの労働党政権における資格制度改革の動向 飯田直弘
4 イギリスの教育における公と私のパートナーシップ 木村ゆり子
5 アメリカにおける民主主義理念と教育改革 川野哲也
6 アメリカのスタンダード教育改革の新党と模索する歴史教育 川上具美
7 統計から見る韓国の幼児教育の軌跡 松尾智則
8 中国における改革開放以降の教師教育改革について 王暁燕
9 フィリピンにおける価値の明確化理論の可能性 長濱博文
10 戦後フィリピンの教育改革と国民の受容の特徴について 中里彰
11 タイにおけるシティズンシップ教育 平田利文
12 タイにおける1999年国家教育法による教育改革 森下稔
13 バングラデシュ学校教育制度の量的拡大とその諸相 日下部達哉
14 多民族社会における教育の国際化への展望 竹熊尚夫
15 中国と日本の留学交流の将来に関する考察 白土悟
16 教育の国際化と学生の国際感覚について 竹熊真波

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比較教育学研究41号

日本比較教育学会 編

2010.7刊 205頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-7989-0004-9 C3037

比較教育学研究41号
  特集:義務教育制度の弾力化と質保証

特集の趣旨 杉本均
フランスの義務教育改革をめぐる論点 藤井穂高
義務教育の弾力化と学力保証 坂野慎二
カナダ・アルバータ州における義務教育制度の多様性と質保証システムに関する一考察 平田淳
中国における義務教育制度の弾力化と質保証 楠山研
義務教育制度の弾力化と質保証 浜野隆
ニュージーランドの教育制度における多様性と質保証 中村浩子
論文
タイの人権に関する教育における「人権の普遍性」の解釈 馬場智子
カザフスタンの多言語教育政策に関する一考察 タスタンベコワ・クアニシ
マラウイにおける教員養成課程の変遷に関する研究 川口純
近代教育と生活誌 木下江美

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大学自らの総合力――理念とFDそしてSD

寺崎昌男 著

2010.6刊 170頁 四六判
上製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0001-8 C3037

大学自らの総合力
  ――理念とFDそしてSD

いま大学を救う幅広い総合力とは
FDは教員の授業能力向上だけを、SDは職員の事務能力改善だけを意味しない。行政や社会の政策的要請に追われた対症療法的改革を超え、歴史が培った理念と建学の精神に立ち、大学の刷新に繋がるもの――それは全てFD・SDだ。それら創意と研究が生み出し、導き出した、大学自らの幅広い総合力こそが大学を救う。著者積年の思考を凝集した渾身の時論集。

はじめに
第1章 大学の理念――それをどう考えていくか
第2章 大学の量的拡大・水準維持・未来
第3章 「学部」――それは何か
第4章 大学教員はいかなる意味で教育者か:大学教育学会大会基調講演――初・中等学校教員との対比において考える
第5章 FD・SDを「わがこと」とするために――大学政策の変転とサバイバルのもとで考える
第6章 職員のための「大学リテラシー」試論
第7章 自校教育はなぜ重要か
第8章 大学改革と大学アーカイヴズの役割――今求められているもの
索引

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大学教育 改革と研究の30年――大学教育学会の視点から

大学教育学会30周年記念誌編集委員会 編

2010.6刊 256頁 四六判
上製 2,000円(本体)
ISBN978-4-7989-0000-1 C3037

大学教育 改革と研究の30年
  ――大学教育学会の視点から

大学の自律は構成員の総合力が鍵!
大学教育学会は、総じて外部からの政策的要請が現場の自律性を圧倒しがちな現況の下、外部と個々の大学を繋ぐ全国的学術組織として、理論と実践の研究往還に努めてきた。その30年の歴史を踏まえ、直面する重要課題群に肉迫した、充実の記念誌。

刊行にあたって(小笠原正明)
はしがき(寺昌男)
第一部 学会における課題研究の取組み
 はじめに――学会としての研究課題の設定とその経緯(松岡信之)
 第一章 課題研究ヌロアン大学における教養教育の評価/認証の基礎に関する研究(後藤邦夫)
 第二章 初年次教育の現状と展望(山田礼子)
 第三章 学士課程における理系基礎教育をどのように立て直すか?(小笠原正明)
 第四章 一般教育学会におけるFD研究の展開(絹川正吉)
 第五章 課題研究―SDの新たな地平―の取組み(今田晶子)
第二部 支部活動報告
 大学教育学会北海道支部(坂井昭宏)
 関東地区大学教育研究会ヌロ矍大学教育学会関東支部(秀島武敏)
第三部 学会の記録―― 一九七九年以降の資料編
 機‖膕顱Σ歛蠍Φ羹顕餔賤
 供〔魄一覧
 掘[鯊絏馗后ι会長・事務局長・事務局一覧
 検’ 表
 后ヽ慍饐励賞等受賞者・対象論文一覧
編集後記(本郷優紀子)
索引

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初年次教育でなぜ学生が成長するのか――全国大学調査から見えてきたこと

河合塾 編

2010.6刊 330頁 A5判
並製 2,800円(本体)
ISBN978-4-7989-0003-2 C3037

初年次教育でなぜ学生が成長するのか
  ――全国大学調査から見えてきたこと

巻末に全国1096学部の調査結果一覧を収録!
全ての大学教育関係者、高校の進路担当者必読の書!
いま、大学で初年次教育の在り方が大きな問題となっている。高校までの受動的な暗記型教育から、大学で求められる能動的な学習への転換の難しさが、学習意欲・目的意識のない学生を生み出しているからである。本書は、河合塾が総力を挙げ実施した「全国大学初年次教育調査」の結果分析に基づき、進んだ大学の取り組みを詳細に紹介。各方面の研究者による、今後の課題を提示する示唆に富んだ問題提起も収録。

はじめに
第1部 河合塾からの初年次教育調査報告
 〈評価の視点A〜C〉別にみたグッドプラクティスの事例集
第2部 大学からの先進的初年次教育の事例報告と質疑応答
 複数の初年次ゼミを有機的に結合:高知大学 (農学部)
 ポートフォリオシステムでも成果:金沢工業大学(全学)
 全教員出動で初年次教育を推進:信州大学(繊維学部 化学・材料系)
 初年次教育をテコに大学改革を推進:嘉悦大学(経営経済学部)
 3人の特任講師中心で全学の初年次教育をカバー:三重大学(全学)
 学生に将来設計を考えさせる初年次教育:名古屋商科大学(全学)
第3部 初年次教育のこれからを考える問題提起
 新しい評価のパラダイム(松下佳代)
 知の活用のためのコラボレーション(三宅なほみ)
 日本における初年次教育10年を踏まえ、次の展望は(山田礼子)
巻末資料――1096学部の調査結果一覧

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バイリンガル・テキスト 現代日本の教育――制度と内容

村田翼夫、山口満 編著

2010.6刊 709頁 A5判
並製 3,800円(本体)
ISBN978-4-88713-979-4 C3037

バイリンガル・テキスト 現代日本の教育
  ――制度と内容

英語で日本の教育を学び得るバイリンガル・テキスト
来日外国人留学生・研修生・研究者、および日本人国際協力留学生・教員・研究者のための
○見開き頁に日英両語を対照させて表示。
○日本教育の現状と課題のポイントを、図表を交え理解し易く記述。
○小・中・高校それぞれの学校生活、カリキュラム等の内容・教育方法特色等も統計や時間表も入れ、わかり易く説明。08、09年改訂の学習指導要領の内容も考慮。
○学校教育を中心に、簡潔の中現代日本の教育の原則・枠組みを示し得るよう編集。

第犠蓮‘本の教育の背景・展望と基本原則
. The Background / Perspective and Basic Principles in Japanese Education
第蕎蓮ゞ軌蕕粒詰
. The Outline of Educational System
第珪蓮ゞ軌藕垪眄・経営の現状と課題
. The Conditions and Issues of Educational Administration, Finance and Management
第絃蓮ゞ軌制度の現状と課題
. The Conditions and Issues of Teachers
第江蓮々餾欟軌蕕療験
. Development of International Education
第詐蓮ゞ軌蘰睛・方法の概要
. Outline of Curriculum and Teaching Method
第讃蓮ゞ飢紛軌蘚の特色
. The Characteristics of Courses
第湿蓮ゞ軌蘰睛・方法の課題
. The Issues of Educational Contents and Methods
索引
Index

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クリティーク 多文化、異文化――文化の捉え方を超克する

馬渕仁 著

2010.6刊 246頁 四六判
上製 2,400円(本体)
ISBN978-4-88713-995-4 C3037

クリティーク 多文化、異文化
  ――文化の捉え方を超克する

架橋を阻む文化本質主義を超えて
他国の文化・規範に接しそれを内面化しうる「国際理解能力」と、自国の伝統的規範を尊重しそれに立脚した「日本人性の確立」――この二つの目標の間に当然生じうる葛藤・衝突を無視した現在の一般的風潮の下では、多文化共生も異文化理解も、実効を欠いた理念的・規範的言説にとどまるだろう。諸文化間に侵し難い本質的差異を想定し、結局日本人性固守に帰着する「文化本質主義」を超えて、新たな異文化間架橋の途を具体的に追求した力作。

第1部 多文化主義の葛藤
 第1章 多文化主義とその課題
 第2章 多文化主義へのまなざし――オーストラリア多文化主義とその歩み
 第3章 多文化主義のリアリティ――多文化教育の行方
 第1部のまとめ――多文化共生の課題
第2部 異文化理解の陥穽
 第4章 英語教育にみられる文化の捉え方
 第5章 日本人論の問題
 第6章 異文化理解と文化本質主義
第3部 本質主義からの解放
 第7章 「文化本質主義」脱却への模索――職場での試み
 第8章 「異文化間教育」の捉え直し――学会における試み
 第9章 文化の捉え方をめぐって――活路はあるのか?
参考文献
索引

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日本の留学生政策の評価――人材養成、友好促進、経済効果の視点から

佐藤由利子 著

2010.5刊 238頁 A5判
上製 3,400円(本体)
ISBN978-4-88713-985-5 C3037

日本の留学生政策の評価
  ――人材養成、友好促進、経済効果の視点から

初めて実証的に明示された「留学生効果」
今や留学生問題の重要性はますます強く全世界に認識されるとともに、必然的にその便益や効果の実証的検証と評価が要請されつつある。1950年代以後半世紀の日本の留学生政策を分析し、さらに元日本留学生多数の追跡調査を通じ、日本および送出し国に対する「留学生効果」の具体的な検証を行った本書は、まさに今日の「評価の時代」にふさわしい先駆的業績と言えよう。人材育成、友好促進、経済効果それぞれの日米比較も極めて有益。

第1章 日本の留学生政策の評価研究の目的と枠組み
第2章 日本と米国の留学生政策と留学生がもたらす経済便益の比較
第3章 インドネシアにおける日本の留学生政策の成果の分析
第4章 タイにおける日本の留学生政策の成果の分析
第5章 国費留学生と私費留学生の比較
第6章 留学生10万人計画前後の比較
第7章 日本留学の成果の促進・阻害要因に関する分析
第8章 日本の留学生政策の成果に関する考察と今後の政策への示唆
参考文献
索引

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近代教育学の成立

森川直 著

2010.5刊 280頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-88713-973-2 C3037

近代教育学の成立

浮上する近代教育学生成のパトス
現代の教育制度や教育観の根底をなす18世紀以来の近代教育学は、今日教育が露呈している矛盾や欠陥に対し無力なばかりか、むしろそうした負の現実の根本原因なのではないか?――ポスト・モダン論議が浮上させたこれらの批判に対し、カント、ルソー、ペスタロッチーはじめ、完成された体系の提示ではなく、その啓蒙、自律、汎愛の教育学生成時の内実に分け入り、忘れられていた近代教育学のパトスと可能性を浮き彫りにした労作。

序章 近代教育学を問う
第1章 一八世紀近代の教育学的パラダイム(一八世紀啓蒙の地平;啓蒙の哲学と教育学―カントを中心に;近代教育学の範例――ルソー)
第2章 ドイツ啓蒙主義教育学の生成(汎愛派の教育改革運動の展開――『総点検』の成立とその背景;汎愛派のルソー受容;汎愛派の教育学構想――カンペを中心に;汎愛主義教育学の修正――シュトゥーフェェの教育学構想)
第3章 ペスタロッチー教育学の成立(近代化の文脈におけるペスタロッチー;近代の人間学的構想――その教育学的帰結;「メトーデ」の成立;ペスタロッチー教育学の近代的意義)
第4章 陶冶論的教育学への展開(啓蒙主義教育学批判と新人文主義への展開;陶冶理論の構築)
終章――まとめと展望

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西洋近代幼児教育思想史[第二版]――コメニウスからフレーベル

乙訓稔 著

2010.5刊 204頁 四六判
上製 2,300円(本体)
ISBN978-4-88713-987-9 C3037

西洋近代幼児教育思想史[第二版]
  ――コメニウスからフレーベル

初版に加え補論で近代教育思想の意義を総括した、改訂二版。

第二版まえがき
まえがき
第1章 ヨハン・アモス・コメニウス
第2章 ジョン・ロック
第3章 ジャン・ジャック・ルソー
第4章 ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ
第5章 ロバート・オウエン
第6章 フリードリヒ・ヴィルヘルム・フレーベル
補遺 近代教育とポストモダン
事項索引
人名索引

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学びを支える活動へ――存在論の深みから

田中智志 編著

2010.4刊 194頁 四六判
上製 2,000円(本体)
ISBN978-4-88713-977-0 C3037

学びを支える活動へ
  ――存在論の深みから

予測を超えた自己創出こそ学びだ
当人や教師が定めたプログラムに応答しながら、いつか既定の計画を超えた何ものかが生み出されている――学びとはそうした偶有性を孕んだ営みであり、さらにこの予期せざる偶有性が学びの楽しさを増大し、自己創出的な学びのシステムを重層的に喚起・促進する。山梨学院大附属小の「学びの共同体」志向授業担当教師自身による実践報告を中心とした本書が証す、相互の存在確認を伴う「協同活動」としての授業の予測を超えた活力溢れる成果。

序章 学びを支える活動へ(田中智志)
  ――存在論の深みから
第1章 景気のよいケーキ屋さん(瀬端淳一郎)
  ――アントレプレナー教育
第2章 かけ算の物語を創る(樫原伸介)
  ――子どもたちは予想外
第3章 言いにくいことを伝える(遠藤清香)
  ――コミュニケーション・スキルを学ぶ
第4章 「ずれ」の解消を求めて(小林祐一)
  ――ガリレオの「振り子の等時性」
第5章 レインボーカクテルを作る(市川寛)
  ――学び方を学ぶ活動
第6章 差異の看過から豊かな思考へ(石田恭一)
  ――「きつねの窓」の読みあい
第7章 日本列島の立体地図作り(鈴木崇)
  ――実感をともなう学び
第8章 科学実験ショーに没頭する(田中智志)
  ――子どもが夢中になるとき
終章 「学びの楽しさ」の舞台作り(山内紀幸)
  ――出会い/当事/対話/思考/達成

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作文の教育――〈教養教育〉批判(シリーズ『大学の授業実践』1)

宇佐美寛 著

2010.4刊 148頁 A5判
並製 2,000円(本体)
ISBN978-4-88713-966-4 C3337

作文の教育
  ――〈教養教育〉批判
  (シリーズ『大学の授業実践』1)

最も具体的な大学授業実践報告
○読み書きの学力を育てない教養教育は「丸い三角」のような矛盾概念であり、有害無益である。
○読み書きの学力はコミュニケーションの目的・相手の有る〈作文〉の教育でこそ育つ。「専門教育」はそのための最適な場である。
○読み書きの学力を同時に育てつつ行われる専門教育こそが、そのまま教養教育である。
○そのためには専門教育の内容・方法を変革せねばならない。〈講義〉という旧い間違った教育方法をやめよう。

はじめに
序論
第1章 講義をやめよう
第2章 作文はコミュニケーションである
第3章 形式主義の作文――コミュニケーション離れ
第4章 〈教養教育〉批判
シリーズ『大学の授業実践』監修の志
著者紹介
索引

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韓国大学改革のダイナミズム――ワールドクラス(WCU)への挑戦

馬越徹 著

2010.4刊 282頁 四六判
上製 2,700円(本体)
ISBN978-4-88713-986-2 C3037

韓国大学改革のダイナミズム
  ――ワールドクラス(WCU)への挑戦

かつての留学時代(1970年代初頭)から30年の時をへだて、著者が目にした最近10年の韓国大学のダイナミックな変貌――日本にも優る活力を孕むこの躍進をもたらしたものは何か? 政府の政策の明確さとスピード、すべての国公私大が加盟し大学改革を主導する大学連合体の存在、〈世界水準〉をめざす大学院中心大学育成事業と地域特性涵養を目的とする大学改革事業の両立、そしてすべての改革に組み込まれた徹底した「評価」――著者が挙げるこれら韓国大学改革の先進性は、そのまま日本の今後への大いなる示唆となろう。

はしがき
序章 内側からみたSNU
第1章 新世紀の大学改革――金大中政権(国民の政府)時代
第2章 ユニバーサル・アクセス時代の大学構造改革――盧武鉉政権(参与の政府)時代
第3章 大学改革と高等教育財政――脆弱な財政構造下の「選択と集中」
第4章 「世界水準」の大学育成戦略――BK21・HK・WCUが目指すもの
第5章 地方大学の活性化戦略――NURI事業を中心に
第6章 国立大学の構造調整――法人化と大学間統合
第7章 私立大学のガバナンス改革――私立学校法改正をめぐって
第8章 専門大学の挑戦――新しい専門職業人の養成を目指して
第9章 大学全入時代の入試改革――平準化政策の見直しと「修能試験」の行方
第10章 大学院改革の現状と課題――多様化・専門職化・高度化に向けて
第11章 岐路に立つ大学評価体制――「適格認定制」から競争的評価へ
あとがき
索引

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航行をはじめた専門職大学院

吉田文、橋本鉱市 著

2010.4刊 181頁 A5判
上製 2,600円(本体)
ISBN978-4-88713-960-2 C3037

航行をはじめた専門職大学院

大状況と具体的事例分析――時宜を得た包括的研究
大学院修士学位、専門職としての公的資格、その社会的認知と労働市場への定着――法科、教職、医療系、ビジネス系等どの分野においてもこの具備すべき三位一体要件を欠いたままスタートしたわが国の専門職大学院は、急激な拡大の反面、不可避の脆弱性を孕んでいる。こうした大状況のマクロ的分析と併せ、固有の条件の中、現況超克をめざす11に及ぶ事例のミクロ的分析を伴った本書は、専門職大学院に関する、まさに時宜を得たほとんど唯一の包括的研究である。

第1章 本書の目的と分析の視点
第2章 進水までの工程――政策と制度
第3章 甲板上の乗組員――学生と教員
第4章 それぞれの舵取り
第5章 次の港に到着するまで――課題と展望
あとがき
索引

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転換期日本の大学改革――アメリカとの比較

江原武一 著

2010.4刊 306頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-88713-968-8 C3037

転換期日本の大学改革
  ――アメリカとの比較

今後の日本型大学改革を読みとる
加速するグローバル化、右肩上がりの規模拡大を阻む社会的経済的状況等、新たな激動の中、いま日本の大学は何をなすべきか――この課題に応え、1990年代以降の改革の歩みを総括するとともに、アメリカとの比較の下、学部・大学院教育の改革、管理運営改革、大学評価のあり方等詳論し、さらに個々の改革と日本社会の将来構想とのより高次的結合を力説した本書は、まさに今後の大学改革を考える関係者必読の書である。

1章 転換期の大学改革
2章 大学教員のみた日米の大学(1)
3章 大学教員のみた日米の大学(2)
4章 大学教育の改革――アメリカ・モデルと日本
5章 学部教育の改革
6章 大学院教育の改革
7章 管理運営の改革
8章 大学評価の効用
終章 日本型大学改革のゆくえ
参考文献
索引

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日本とドイツの教師教育改革――未来のための教師をどう育てるか

渡邉満、カール・ノイマン 編著

2010.4刊 333頁 A5判
上製 3,800円(本体)
ISBN978-4-88713-978-7 C3037

日本とドイツの教師教育改革
  ――未来のための教師をどう育てるか

米国スタンダード教育の光と影を総括
具体的に語られた日独新教師教育システムの現在
学力向上と教育の質保証、個性化と考える力、さらに学校格差、不登校、学級崩壊等、学校教育が孕む問題群の複雑化、高度化に対する鍵として、教員養成改革は今や世界的課題だ。この課題に関する初の日独共同研究であり、両国改革の状況を、養成カリキュラム、実習教育、現職継続教育等全システムの再編・構造化はじめ、試補教員研修所、二段階教職大学院第に至るまで詳説・考察した本書の特徴は、一般・抽象論に流れぬ個々の具体性にあり、その点の有用性は極めて高い。

はしがき
第1部 ドイツと日本の教員養成制度の歴史的展開と今日的課題
 第1章 ドイツにおける教員養成制度の展開(坂越正樹、森川直)
 第2章 日本における教員養成制度の展開(森川直、渡邉満)
第2部 ドイツにおける教師教育改革
 第3章 ドイツの学士―修士制度における教員養成(ケムニッツ,H.、辻野けんま訳)
   ――ブラウンシュヴァイク工科大学を例に
 第4章 ドイツの教員養成における学校実践的学修(クラウゼ=ホトップ,D.、渡邊隆信訳)
 第5章 ドイツにおける教員養成の第二段階の改革(プシヒホルツ,W.、木内陽一訳)
 第6章 ドイツにおける教員の継続教育(ケムニッツ,H. 大関達也訳)
第3部 日本における教師教育改革
 第7章 日本の学部での教員養成の新しい動向――兵庫教育大学を事例に(大関達也)
 第8章 日本の学部での教員養成の新しい動向――上越教育大学を事例に(釜田聡)
 第9章 日本の学部での教員養成の新しい動向――鳴門教育大学を事例に(木内陽一)
 第10章 日本における教育実習の現状と課題(早田恵美)
 第11章 日本の教職大学院の現状と課題(渡邉満)
第4部 教師教育におけるスタンダード――国際的な展開と日独調査の結果
 第12章 「良い」教師−「コンピテンスのある」教師(ノイマン,K.、渡邊隆信)
   ――教職の専門性に関するドイツならびに国際的な議論について
 第13章 教員養成スタンダード導入の国際的動向(別惣淳二)
 第14章 日本の大学教員と附属小学校教員の教員養成スタンダードに対する意識(別惣淳二)
 第15章 教員養成スタンダードに対するドイツの大学教員と実習指導教員の意識(渡邊隆信、ケムニッツ,H.、クラウゼ=ホトップ,D.、ノイマン,K.)
資料編
あとがき
ドイツ語:目次・はしがき・あとがき

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アメリカの現代教育改革――スタンダードとアカウンタビリティの光と影

松尾知明 著

2010.3刊 235頁 A5判
上製 2,700円(本体)
ISBN978-4-88713-954-1 C3037

アメリカの現代教育改革
  ――スタンダードとアカウンタビリティの光と影

米国スタンダード教育の光と影を総括
教育界を震撼した連邦報告書『危機に立つ国家』の出現からすでに4半世紀、日本を他山の石とし、教育のナショナル・スタンダード化をひたすら追求してきた米国は、今オバマ大統領の登場とともに新たな変化の時代を迎えようとしている。この時にあたり、米国スタンダード教育改革の企てを、それが必然的にもたらす問題点とともに総括し、今後の在るべき変化を展望する。

はじめに
オバマ大統領の誕生とアメリカ教育改革のゆくえ
 第1章 オバマ大統領の誕生と教育の転換期
 第2章 スタンダードに基づく教育改革とは
新しい教育システムをめざしたスタンダード教育改革
 第3章 国家戦略としての教育改革
 第4章 州レベルのスタンダード教育改革
 第5章 バーモント州のスタンダード教育改革
 第6章 オレゴン州のスタンダード教育改革
 第7章 2000年の全米教育目標は達成されたのか
スタンダード教育改革の新たな展開と広がり
 第8章 落ちこぼれをつくらないための初等中等教育法の成立
 第9章 スタンダード教育改革の新たな展開(1)
 第10章 スタンダード教育改革の新たな展開(2)
 第11章 スタンダード教育改革の新たな展開(3)
 第12章 スタンダード教育改革の新たな展開(4)
 第13章 『危機に立つ国家』から25年
 第14章 スタンダード教育改革と2つの教育パラダイム
 第15章 スタンダードに基づくこれからの教育のあり方
 第16章 スタンダード教育改革から学ぶ
おわりにかえて─アメリカ教育はどこへ向かうのか
資料
事項索引
人名索引

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アメリカ公民教育におけるサービス・ラーニング

唐木清志 著

2010.3刊 360頁 A5判
上製 4,600円(本体)
ISBN978-4-88713-967-1 C3037

アメリカ公民教育におけるサービス・ラーニング

教室と社会を結ぶサービス・ラーニング
アメリカの根幹を支えてきた、社会に貢献する市民を育む「公民教育」の危機が叫ばれるなか、俄然注目を集めるサービス・ラーニングとは――。社会貢献活動を単なる体験にとどめず、その後の自己評価・省察を通して、学習経験をより豊かなものとし、市民としての成長を促す教育方法「サービス・ラーニング」を詳細に紹介・考察し、わが国への本格的導入法を追求した労作。

はじめに
図表一覧
序章 本研究の目的と方法
第1章 アメリカ公民教育におけるサービス・ラーニングの位置付け
第2章 サービス・ラーニング前史としての公民教育改革論議
第3章 サービス・ラーニングの確立と性格
第4章 サービス・ラーニングを成立させる3つの必要条件
第5章 サービス・ラーニングの実践分析
第6章 サービス・ラーニングの今日的意義
終章 本研究のまとめと今後の課題
参考文献一覧
おわりに
事項索引
人名索引

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教育制度の構造と機能

井上正志 著

2010.3刊 371頁 A5判
上製 4,200円(本体)
ISBN978-4-88713-965-7 C3037

教育制度の構造と機能

教育の機能と構造のパラダイム転換のために
教育問題は学校教育の枠内では決して解決できない。さらに家庭教育、社会教育等を個々に加算しても問題の核心には達しない。問題解決には、社会と教育の関係を多重的に見据えた総合的なアプローチが不可欠だ――時代の深層に埋め込まれた社会装置としての教育の本質と実態を徹底的に明らかにする。そして、社会との協働連関のなか因果的に作用する問題の所在を突き止め、社会における教育の根源的な再構築を目指す著者長年の画期的成果。

はじめに――研究の意図
第1章 教育制度の基礎たる社会制度をどう理解するか
第2章 教育の基礎過程におけるイニシエーションの意味と機能
第3章 教育の基層――世代間の交換と世代継起
第4章 世代継起と第一次教育機制
第5章 知識の商品化と近代教育の価値形態の成立
第6章 教育における再生産の構造と機能
第7章 文化資本の社会的基礎と制度的位置
第8章 教育制度における自治とその条件
第9章 教育制度の支配的構造と文化的再生産
第10章 オートポイエーシスとしての教育システム
第11章 情報資本主義の教育環境のイデオロギー的検討
第12章 変わりゆく情報環境と教職メディアの構築
あとがきにかえて
索引

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現代中国初中等教育の多様化と制度改革

楠山研 著

2010.3刊 237頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-971-8 C3037

現代中国初中等教育の多様化と制度改革

平等と格差との矛盾超克を目指して
理念としての全児童・生徒の平等と、実態としての住民・民族間の差異・格差――このどの国も完全には免れ得ぬ矛盾を、極限にいたるまで内包しているのが中国だ。無限に多様な住民の生活と文化の中、国是である平等の実現を求め苦闘し続ける中国の学校制度改革の実際を概観・考察し、時に多少の規範との齟齬を恐れぬ現実的解決の精神を活写した本書は、今日特に求められる、様々な矛盾を孕みつつ前進する教育制度改革の論理と実践を具体的に描いた労作。

はしがき
序章 現代における学校制度改革の役割
第1章 世界の学校制度とその改革の論理
第2章 中国の学校制度
第3章 中国の学校教育における多様化と地方化
第4章 中国における義務教育制度の導入107
第5章 中国における6−3制と5−4制
第6章 中国における学校選択制と学区制
第7章 中国における小中一貫という発想
終章 中国における学校制度改革の論理
引用文献・参考文献
あとがき

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私立大学の経営と拡大・再編――1980年代後半以降の動態

両角亜希子 著

2010.3刊 424頁 A5判
上製 4,200円(本体)
ISBN978-4-88713-969-5 C3037

私立大学の経営と拡大・再編
  ――1980年代後半以降の動態

その多様な経営戦略はどこに収斂するのか
数多い私立大学の経営に関する本の中で、的確・具体的な財務データに基づく本格的研究は意外に少ない。それら有効性に乏しい本に対して、10年に及ぶ調査等で蓄積された個別大学のデータを活用し、固有な伝統・属性の中多様な経営戦略を試行しながら、次第に「優良」「高リスク」の二極に収斂しつつある日本の私大の実態を明らかにした本書は、私大の今後を考える上で、まさに有効・不可欠な研究と言えよう。特に個別大学のケーススタディは圧巻。

はしがき
序章 問題の所在と分析枠組み
第一部 日本の私立大学の経営構造の概観
第1章 日本の私立大学の制度的枠組み
第2章 戦後の私立大学の経営行動の変容
第3章 私立大学の財務構造−クロスセクション分析
第二部 1980年代後半以降の私立大学の経営行動とその背景
第4章 1980年代後半以降の私立大学の経営行動――規模の変化に注目して
第5章 私立大学の拡大・再編戦略とその背景:ケーススタディ
終章 結論と課題
引用文献・参考文献
あとがき
索引

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比較教育学研究40号

日本比較教育学会 編

2010.3刊 211頁 A5判
並製 1,700円(本体)
ISBN978-4-88713-974-9 C3037

比較教育学研究40号
  公開シンポジウム報告:学力調査の国際比較―学力観と政策をめぐって―

論文
 高等教育における「ジェネリックスキル評価」を巡る問題点と今後の課題(野田文香)
 What Kinds of Educational Inputs Foster the Completion of Primary Education?(Makiko NAKAMURO)
 マレーシアにおける伝統的イスラーム学習の変容(久志本裕子)
 イギリスの資格制度改革における「アカデミック−職業ディバイド」の実態(飯田直弘)
 フランス市民性育成に見る文化的中立性と多文化主義(高橋洋行)
大会報告
 公開シンポジウム 学力調査の国際比較―学力観と政策をめぐって―
 各国における学力調査の位置づけと比較検討(浅沼茂)
 ロシアにおける学力調査の役割と課題(岩正吾)
 アメリカにおける学力調査の位置づけと役割(末藤美津子)
 開発途上国における学力国際調査の意義と可能性(馬場卓也)
 ラテンアメリカ:学力国際比較調査へ関心と焦燥(斉藤泰雄)
課題研究I グローバリゼーションの中の「格差社会」と教育(近藤孝弘)
課題研究II 留学生政策の比較分析(大塚豊)
〈書評〉
〈文献紹介〉
〈編集後記〉

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戦間期オーストリアの学校改革――労作教育の理論と実践

伊藤実歩子 著

2010.2刊 178頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-962-6 C3037

戦間期オーストリアの学校改革
  ――労作教育の理論と実践

戦間期、苦境のオーストリアで萌芽した現代に通じる二つの新機軸。
学校制度においては、旧来の段階格差温存を打破する「統一学級」、教育内容においては、身体・精神両面での子どもの自立的活動を推進しつつ究極の人間陶冶をめざす「労作教育」――これまでわが国で知られることの少なかった、今日の教育の先駆をなす、1920年代オーストリアの営為を、詳細に紹介・考察した貴重な研究。

はしがき
序章
第1章 戦間期オーストリアのレーアプラン改革―オットー・グレッケルの改革理念に焦点をあてて―
第2章 戦間期オーストリアの教員養成改革
第3章 エドゥアルト・ブルガーの労作教育論―その目的論に焦点をあてて―
第4章 エドゥアルト・ブルガーの労作教育実践論
第5章 戦間期オーストリアの労作共同体の取り組み―労作教育の新たな展開―
第6章 戦間期オーストリアの評価改革―第2次世界大戦後に継承された記述式評価―
第7章 オーストリアにおける学校改革の「伝統」
終章
引用文献・参考文献一覧
あとがき
索引

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いま親にいちばん必要なこと――「わからせる」より「わかる」こと

春日耕夫 著

2010.2刊 401頁 四六判
上製 2,600円(本体)
ISBN978-4-88713-961-9 C3037

いま親にいちばん必要なこと
  ――「わからせる」より「わかる」こと

《否定=対決型》関係から《共感=対話型》関係へ

子育てや親子関係が非常に難しい現代において、親にいちばん必要なことは何なのだろうか。それは、子どもに「わからせよう」とするのではなく、子どものことを「わかろう」としてみること、《共感=対話型》関係の構築ではないか――。
子どもの幸せを願うばかりに関係そのものを不幸にする時代における、親子関係の再構築への意識改革の書。不安や戸惑いの渦中にある親のみならず、子どもや若者たちとふれあう現場の職員や子ども問題や若者問題に関心を持つ研究者・学生も必読の一冊。

はじめに
第一章 登校拒否と豊かさの病―いま親にできること・なすべきこと―
第二章 受容的親子関係の作り方―真の受容のための六原則―
第三章 父親はなぜ息子を殺したのか―受容的親子関係づくりの落とし穴―
第四章 いま親にいちばん必要なこと―「わからせる」より「わかる」こと―
第五章 子どもに愛は伝わっていますか―豊かな時代の親子関係を考える―
第六章 わかりあうために
初出一覧

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高等教育質保証の国際比較

羽田貴史、米澤彰純、杉本和弘 編著

2010.1刊 316頁 A5判
上製 3,600円(本体)
ISBN978-4-88713-948-0 C3037

高等教育質保証の国際比較

今や質保証は高等教育最大の課題だ。
アクレディテーションからアカウンタビリティへ、さらに評価の客観性と学位の共通性・互換性の確立へ――ユニバーサル化とグローバル化の趨勢の中ますます重要性を増すとともに、理論と実践の両面で様々な議論と試行が錯綜するこの問題につき、中国、米国、欧州各国等、それぞれ特色ある諸国の実態調査と国際比較に基づき、日本が抱える問題点と改革の具体的方途に迫る。

はじめに
序章 質保証に関する状況と課題(羽田貴史)
第1章 日本における高等教育の質保証の歴史と課題(羽田貴史)
第2章 日本における評価制度の現実
 1.日本の認証評価─その起源と機能(羽田貴史)
 2.法科大学院認証評価制度の影響(田中正弘)
 3.JABEE による教育プログラムの展開と課題(小貫有紀子)
第3章 中国における高等教育の質保証(黄福涛)
第4章 中国におけるトランスナショナル学位プログラムの質保証(叶林)
第5章 ヨーロッパにおける高等教育の質保証(米澤彰純)
第6章 ドイツにおける高等教育の質保証(坂野慎二)
第7章 フランスにおける高等教育の質保証(大場淳)
第8章 フィンランドにおける質保証システムのリージョン化(渡邊あや)
第9章 イギリスにおける高等教育の質保証システム(安原義仁)
第10章 米国におけるアクレディテーションのアウトカム評価(福留東土)
第11章 オーストラリアにおける質保証システムの構築と展開(杉本和弘)
終章 質保証の現状と課題―まとめに代えて(羽田貴史)
あとがき
執筆者紹介
索引

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中国高等教育独学試験制度の展開

南部広孝 著

2010.1刊 222頁 A5判
上製 3,200円(本体)
ISBN978-4-88713-957-2 C3037

中国高等教育独学試験制度の展開

それは高等教育に賭ける中国国民の熱意の象徴だ。
量的拡大を続ける中国高等教育の一翼を担い、今や年間受験者400万人にも達する「独学試験制度」―― 個人が自らの学習で得た知識や技能を、国が試験によって認定し、高等教育修了の資格を与えるという、この中国独自のシステムの全容を、普通高等教育制度、成人高等教育制度との関連の下、わが国で初めて具体的に紹介・考察した本書の行間から浮かび上がるのは、日本にも勝る、国民の高等教育に対する熱烈な希求だ。

はしがき
図表一覧
序章 研究の目的と課題
第1章 高等教育の多様化過程
第2章 高等教育システムの量的拡大
第3章 高等教育独学試験制度の導入と基本的な枠組み
第4章 試験参加者のプロフィールと意識
第5章 学習支援活動の展開
第6章 開設専攻と試験科目
第7章 多様化した高等教育システムにおける高等教育独学試験制度の位置づけ
引用文献
あとがき
索引

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転換期を読み解く――潮木守一時評・書評集

潮木守一 著

2010.1刊 418頁 四六判
上製 2,600円(本体)
ISBN978-4-88713-952-7 C3037

転換期を読み解く
  ――潮木守一時評・書評集

「潮木ワールド」の新たな展開。
かねてから、一般読者もその内容に十分親しむことのできる、高等教育界有数の書き手として知られる著者のエッセイおよび書評集。前半における、著者ならではの視角から繰り広げられる時事的諸問題に対する評言と先達者への追悼記は、後半の主として高等教育に関する古典および重要なテーマを含む50点にも及ぶ近年刊行書への書評と相まって、独自の「潮木ワールド」を形成している。

まえがき
第一部 時の流れを聞く――時評集
第二部 先人達の道程<古典は語る>
第三部 変わる時代を読む――書評集
あとがき

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