

- 国連と地球市民社会の新しい地平
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21世紀における地球ガバナンスには、国家、国際機構、議会、市民社会、 NGO、草の根運動、民間セクター(ビジネス)、認識共同体といった多様なアクターの協働が必須であり、アクター間のシナジー、すなわち相乗効果を生む協働が有効かつ不可欠である。このような認識を共有する執筆者は学者、研究者、政治家、政策担当者、実務家、国連職員、ジャーナリスト、NGO活動家を含み、地球的課題の多様性に匹敵する多様な観点と展望とを提示している。
第1部 変動期の国連――挑戦と対応(国連のアイデンティティ・クライシス;構造転換する国連――フィールド・システムの形成と多様なアクターの連携 ほか)
第2部 多様化するアクター(市民社会と災害救援――Civil Societyとは;情報ネットワーク時代の国連・企業・市民社会 ほか)
第3部 企業とのパートナーシップ(国連とビジネスのパートナーシップ――企業の社会的責任(CSR)のより深い制度化を模索する;市民社会と企業の社会的責任 ほか)
第4部 地球環境への取り組み(今、なぜ地球憲章か;人間と地球環境の安全保障を考える ほか)
第5部 紛争解決へのイニシアティブ(国連と市民社会――議会、NGO、市民の連携による和解と紛争解決;国連改革と紛争予防――市民社会の挑戦 ほか)
- 海の国際秩序と海洋政策
(海洋政策研究叢書) -
21世紀、日本の危機は海から来るのではないか? ロシア、韓国、中国、そして北朝鮮――「海洋自由の原則」のみに固執し、緊張を孕む国際関係を放置しておくことはもはや許されない。高次の国際協調体制の追求が今こそ必要なのだ。国連海洋法条約発効以後の変容著しい海洋諸問題を、国際法の観点から包括的・体系的に分析・考祭し、わが国今後のとるべき方策に大きな示唆をもたらす労作。
内容:国際海洋秩序と日本の法的対応
第1部 「海洋政策のダイナミクス」(海洋秩序の憲法化と現代国際法の機能――「海を護る」("Securing the Ocean")の概念について;海洋政策が海洋空間の秩序形成に及ぼす作用)
第2部 「海の安全保障」(排他的経済水域における軍事活動;テロリズムの国際規制における海洋の役割と機能――9.11事件による対テロ政策の変化と海上規制)
第3部 「海洋環境保護に対するアプローチ」(海洋環境保護と「予防原則」;海洋保護区――場所本位の海洋管理)
第4部 「海洋資源と利用」(漁業の国際的規制とその課題;日中間の排他的経済水域と大陸棚の問題);海洋ガバナンスを展望する――政治学的かつ実践的視点から
- 「帝国」の国際政治学
――冷戦後の国際システムとアメリカ -
第8回(2007年度)
読売・吉野作造賞受賞!
「アメリカと世界」語る力作……冷戦後今日に至るまで単極構造の頂点に立ったアメリカの国際政治(学)の展開を史実と記録に基づいて体系的に考察し、アメリカを「帝国」としてみるとともに、そのアメリカが国際政治上の「地球的国際的システム」をいかに統御し、かつこれからも統御しようとしているかを分析している…… (同賞選評より、読売新聞2007年6月8日朝刊)
国際システムの本質を追究!
アメリカを「帝国」、世界全体を「帝国システム」とみなし、アメリカの世界統御の構造を体系的に実証する。わが国に紹介されていない多様で豊富なネオコン等の資料をもとに、アメリカの政治学者・政治家の主張を詳細に論じ、「アメリカ帝国」をめぐる国際関係の実態を明晰に分析した労作。国際政治理論と国際政治力学の理解、日本の今後の国際戦略を考察する上で甚大な示唆を与える。
目次
第1部 冷戦後アメリカの国際政治理論と思想の展開(冷戦後アメリカの国際政治理論の展開;ネオコンの思想と行動――国際政治の観点から ほか)
第2部 帝国システムの理論的基礎(影響力関係と国家間関係の類型――帝国システムの定義に向けて;帝国システム ほか)
第3部 アメリカの帝国システム――素描(アメリカのインフォーマルの帝国システム;冷戦後 ほか)
第4部 結語(帝国システムと国際システムの将来)
- 国際NGOが世界を変える
――地球市民社会の黎明 -
未来世界への展望を孕む初のNGO学テキスト
現代世界の主要アクター中最も新しく、かつ国家等他のアクターを超える弾力性をもって、平和・人権・貧困・環境等、今日の最先端課題と取り組むNGOは、その自発性と非営利性と相まって、現在の国家・企業型社会に代わる未来の地球市民社会展開への重要な予兆であることは疑いない。このNGOに関し研究者と活動家が一丸となり、理論、類型、他のアクターとの関係、実態等の全てにわたり包括的に論究した、地球の未来を考える万人必読のテキスト。
第1部 国際関係から見たNGO
(NGOと地球市民社会の黎明、NGOと市民社会の国際関係学)第2部 国際NGOと地球的問題群
(平和の風を日本から、人権分野におけるアムネスティの取り組み、もう一つの世界をともに、オックスファムによる世界の貧困問題への取り組み、保健・人口・ジェンダー分野におけるNGOと国連のパートナーシップ、子ども支援・社会開発分野におけるワールド・ビジョンの取り組み、地球規模の生物多様性保全)第3部 国際NGOとグローバル・ネットワーク
(変わる国際NGOの役割と貧困をなくすグローバルなキャンペーン、地球市民社会の形成と二つの市民社会論)
- 解説 赤十字の基本原則
――人道機関の理念と行動規範 -
原書 The Fundamental Principles of the Red Cross (Jean Pictet)
その基本原則に関する唯一・詳細な解説書
1965年にウィーンで開かれた第20回赤十字国際会議で採択された「赤十字の基本原則宣言」に関する解説書の邦訳です。現在の「赤十字の基本原則」に関するほとんど唯一の詳細な解説書。
- 判例国際法 第2版
各項を"事実""判決要旨""論点""参考文献"に簡潔にまとめ、標準的な教科書の構成に準じた章立て、詳細な索引と相まって大好評の前版の編集方針を踏襲しつつ、今日的視点からみて不可欠な重要性を持つ判例を選び、37件、136頁の大幅増補を行った最新版。研究者、学習者、実務家必読、特に法科大学院テキストに最適。
内容
国際法の法源、国際法と国内法の関係、国際法の主体、領土、海洋法、外国人の法的地位、個人の地位、国家機関、条約、国家責任、環境の保護、紛争の平和的解決、平和と安全の維持、武力紛争法
- ニューフロンティア国際関係
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戦争と平和、環境危機、開発と人権、情報社会等――「グローバル化」真っ只中の現代を総合的に捉えるため、現代国際社会の実態と直面する問題群を、11章にわたりヴィヴィッドに追求した新テキスト。
内容
第1章 国際関係学の構築へ
第2章 世界の資本主義体制の変化
第3章 「文化」の変化、変化の文化
第4章 自衛のための戦争、人道のための戦争
第5章 現代の平和
第6章 グローバル化時代の環境危機
第7章 開発途上国の開発と人権
第8章 情報化社会
第9章 ヨーロッパ統合
第10章 世界の中の日本経済
終章 国際社会の中の日本とアジア
- グローバル化する世界と法の課題
――医療関係者の役割と権利義務 否応なしに進展するグローバル化の中、国際法は新たな対応を迫られるとともに、その果たすべき役割は、ますます重要性を加えつつある。経済、個人の国際的保護、国家責任等を焦点に、現在、世界と国際法が直面している諸課題を多角的かつ精細に論究した、アップ・トゥ・デイトな論考集。
1 グローバル化する世界における国際法理論の再検討
(国際法における「形式的法源」と「実質的法源」――イギリス国際法学における法源論、ウィーン条約法条約とTRIPS協定の解釈 ほか)2 経済活動のグローバル化と法の対応
(知的所有権におけるTRIPs協定の成立過程と内容的特徴――WTO成立までを中心に、EU強制執行制度の特質と「執行文」付与の法的意義――EC条約に基づいて ほか)3 グローバル化する世界における個人の保護と責任
(自由権規約個人通報手続における相対主義と普遍主義の法的攻防、欧州における人権保護システムの調整――欧州連合・共同体と欧州人権条約加入 ほか)、特別寄稿(ヴェルサイユ条約の賠償・経済条項と混合仲裁裁判所)、資料(山手治之先生略歴・主要著作目録)
- 世界システムの新世紀
――グローバル化とマレーシア グローバル化がもたらす国際分業の変容の可能性、周辺社会の内部変動、周辺社会の一部が半周辺へ上昇することによる世界システム総体に現れる影響、3つの問題点を、聞き取り調査に基づき理論的・経験的に検討する。多国籍化を推進してきた日本企業と、その主要な進出先の1つであるマレーシアを事例とした考察。
内容
グローバル化はなにをもたらすのか、経済のグローバル化と国際分業の転換――NIDLからpost‐NIDLへ、多国籍企業の戦略動向――日本企業はなにをしているのか、周辺社会における情報化戦略と多国籍企業――MSC計画の現状と展望、半周辺化における国家――比較NIEs形成論の試み、エスニシティ関係と国家政策――「三者同盟」論再考、エスニシティとインフォーマル化――リンケージ形成における媒介、労使関係の変容と労働者の技能形成――連続性のなかの変化、半周辺化における移民労働者――その役割と意味、「ニュー・リッチ」形成からみる半周辺化――階級構成の動態と展望、post‐NIDLと世界システム――国際分業の変化はなにをもたらすの
















